ギターウルフ(Guitar Wolf)の徹底解説まとめ
ギターウルフとは、ロックンロール、ガレージロック、パンクロックから強い影響を受けた音楽性で、国内外を問わず世界中のファンや有名ロッカーから支持を集める日本を代表するロックバンドである。1987年に結成してから革ジャン革パン、3コードを基本とした音楽スタイルを貫ぬき、狂気ともいえる圧巻のライブパフォーマンスで1993年以降は海外ツアーを行い世界中を飛び回っている。2017年以降は自身が主催するロックフェス「シマネジェットフェスヤマタノオロチライジング」を開催している。
チラノザウルス四畳半 T-REX FROM A TINY SPACE YOJOUHAN
出典: www.hmv.co.jp
2016年5月11日発売。
1. ジェットリーズン
2. チラノザウルス四畳半
3. アメーバーラブソング
4. アランドロンの逆襲
5. 恋のレイクタウン
6. 海とコーラ
7. ネッシームーン
8. 忍者のシーズン
9. バミューダの女王
10. ソ連のヒロシ
11. In Theギャラクシー
通算12枚目のアルバムはメジャー1st、2ndアルバムを手掛けている南石聡巳にエンジニアを依頼した。一曲目「ジェットリーズン」からもの凄い爆音が襲ってくるが、インタビューでセイジは、前作である『野獣バイブレーター』よりも今回はさらに振り切りたかったかな」と語っている。前作では戦国武将が登場した歌詞だが「チラノザウルス四畳半」のように、ついに白亜紀まで時代をさかのぼってしまった。「アメーバーラブソング」「ソ連のヒロシ」など今回もセイジの世界観が際立っているアルバムだ。オリコン最高129位を記録。
LOVE&JETT
2019年2月13日発売。
1. LOVE&JETT
2. SEXジャガー
3. SFのガキ
4. アウストラロピテクススパーク
5. バッテラ惑星
6. ギミサムラヴィン
7. パリのスケバン
8. ボーリングIN高田馬場
9. 火の玉レッドレジェンド
10. まゆみアンタッチャブル
UG脱退から、ヒカルを得て新ベーシストGOTZが加入。その後ヨーロッパツアーから帰国したギターウルフが制作したのが『LOVE&JETT』である。今作は自らのレーベルであるギターウルフレコードから発売されており、新たなベーシストGOTZがギターウルフに新しい風を吹き込んだアルバムになっている。「SEXジャガー」「ギミサムラヴィン」ではGOTZがメインボーカルを担当している。
ミニアルバム
ジェットサティスファクション
2009年12月23日発売。
1. ジェットサティスファクション
2. ビルディングZ
3. エジプトロック
4. ワイルドレストラン
5. デビルクチビル
『ジェットサティスファクション』はギターウルフ初の5曲収録ミニアルバムだ。一気に駆け抜けるストレートな曲「ジェットサティスファクション」、セイジにしか出せない世界観の「デビルクチビル」が聴ける。初回生産限定でライブ映像を収録したDVD付きが発売された。
VHS/DVD
ギターウルフVSサンフランシスコウルフ
1995年6月発売。
1. TEENAGE LOBOTOMY
2. SHE SAID YEAH
3. オールナイトでぶっとばせ!!
4. サマータイムブルース
5. BABY LET GO
6. マシンガンギター
7. KICK OUT THE JAMS
8. RUMBLE
『ギターウルフVSサンフランシスコウルフ』は日本でのライブの模様を収録したギターウルフ初の映像作品である。セイジが「ギターウルフの新メンバーサンフランシスコウルフ、ジョン」と紹介される男との共演が見れる。
狼ヒーロー
VHSは1999年4月1日発売。後にDVDが2004年12月22日発売された。
1. Invader Ace
2. All Through The Night Buttobase!
3. Kaminari One
4. Can nana Fever
5. Jet Generation
6. U.S.Live!
1997年のメジャーデビューからの1年半に及ぶ期間の中で撮られたPVが5曲と、アメリカツアーのライブの模様が収録されている。初期のギラギラした若いメンバーが見れる貴重な映像だ。
RED IDOL
2002年12月4日にDVDとVHSで発売。
1. ジェット・ジェネレーション
2. オールナイトでぶっとばせ!!
3. God・Speed・You
4. 冷蔵庫ゼロ
5. 星空ジェット
6. UFOロマンティクス
7. SUMMER TIME BLUES
7. ロックで殺せ!
8. アイ・ラブ・ユー、OK
9. UFOロマンティクス
10. イナズマのメロディ
11. 島根スリム
ギターウルフのMVとライブ映像をまとめたDVDでメンバーインタビューも収録されており、ファン必見の内容になっている。ブラジルでのライブ映像や数々の有名バンドがライブをしたことで有名な日比谷野外音楽堂での映像、ギターウルフと親交が深いアーティストのインタビューが見れる。
LIVE AT 世界→オオカミライジング
2005年7月27日にDVDとして発売。
1. ラブロック
2. ジェット13
3. ジェットジェネレーション
4. レッドロカビリー
5. サマータイムブルース
6. オールナイトでぶっとばせ!!
7. ワイルドゼロ
8. 環七フィーバー
9. 火星ツイスト
10. ミサイルミー
11. フジヤマアタック
12. インベーダーエース
13. ジェット・ビア
14. ジェットラブ
15. KICK OUT THE JAMS
16. RUMBLE
17. 涙のタイムマシン
18. 爆音ブラッド
19. アイ・ラヴ・ユー、OK
20. 新幹線ハイテンション(ボーナストラック)
『LIVE AT 世界→オオカミライジング』は2003年、2004年に行われた世界各地でのライブの模様やオフショット、「暴走レター」のMVが収録されている映像作品だ。ベース担当ビリー在籍時の最後の映像作品であり、第1期ギターウルフの姿が1時間24分の中に収められている。VHS、DVDの両方で発売された。
GuitarWolf 69 COMEBACK SPECIAL at 日比谷野外大音楽堂 2009.4.4
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目次 - Contents
- ギターウルフの概要
- ギターウルフの活動経歴
- 結成から2004年まで
- 2005年以降
- ギターウルフのメンバー
- 現メンバー
- セイジ
- トオル
- GOTZ
- 旧メンバー
- ビリー
- UG
- ヒカル
- ギターウルフのディスコグラフィー
- シングル
- SOMETHIN' ELSE
- THE WILD GUITER
- MISSIL ME
- CAN-NANA-FEVER
- BAD REPUTATION
- KAWASAKI ZII 750 ROCK'N'ROLL
- カミナリワン
- 環七フィーバー
- ロックで殺せ
- God Speed You!!
- アイ・ラブ・ユー、OK
- ウルトラクロスVol.1
- ウルトラクロスVol.2
- ウルトラクロスVol.3
- LOVE&JETT
- アルバム
- WOLF ROCK
- ランウルフラン
- ミサイルミー
- 狼惑星
- ジェットジェネレーション
- ロックンロールエチケット
- LIVE!!
- UFO ROMANTICS
- LOVEROCK
- Golden Black
- DEAD ROCK
- 火星ツイスト
- 宇宙戦艦ラブ
- ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプローションVSギターウルフ
- 野獣バイブレーター
- チラノザウルス四畳半 T-REX FROM A TINY SPACE YOJOUHAN
- LOVE&JETT
- ミニアルバム
- ジェットサティスファクション
- VHS/DVD
- ギターウルフVSサンフランシスコウルフ
- 狼ヒーロー
- RED IDOL
- LIVE AT 世界→オオカミライジング
- GuitarWolf 69 COMEBACK SPECIAL at 日比谷野外大音楽堂 2009.4.4
- ギターウルフの代表曲
- 環七フィーバー
- オールナイトでぶっとばせ!!
- ジェットジェネレーション
- インベーダーエース
- ギターウルフのミュージックビデオ(MV/PV)
- カミナリワン
- UFOロマンティクス
- 高校生アクション
- 野獣バイブレーター
- チラノザウルス四畳半 T-REX FROM A TINY SPACE YOJOUHAN
- LOVE&JETT
- ギターウルフの名言・発言
- セイジ「気合をテクでカバーしようとする瞬間からギタリストは墜落していきますほんとに、ギターは弾かずにお酒でも飲んでればいいんです」
- セイジ「まぁ、アメリカで演奏してると向こうは日本語わからないわけだから、ひっかかる音を使って行きたいとは思ってる、何言ってるのか、わかんなくても「ブッ飛ばせー!」って言えば、向こうもビクッと来るだろうし、日本語の歌詞でとうとうと歌っても向こうは面白くないだろうし」
- セイジ「ジョーン・ジェットっていう名前がかっこいいなと、ジェット機、ジェットって単語は魔法の単語で、ジェットを付けるとなんでもかっこいい、ジェットライター!ジェットマイク!マイクジェット!ジェットパンフレット!(笑)俺の曲も苦しいときのジェット頼みといって、苦しいときはジェットを付ける」
- セイジ「LOVE&JETTという曲は、人はLOVEを感じるとJETになるんだよ、それを味わってくれ!」
- ギターウルフの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ギターウルフのライブは、映画「仁義なき戦い」のテーマが流れ、ステージ上でビールを一気飲みするところから始まる
- テレビ番組『HEY! HEY! HEY! 』出演時にビリーが噛んでいたガムを吐き出してしまい、その後拾って食べた
- セイジは内装屋で10年以上働き、現場の責任者を任されていた
- アメリカのロックバンド「JOAN JETT & THE BLACK HEATS」のベストアルバムはセイジが選曲し、ジャケット写真のグッズはセイジの私物
- 日本公演で来日していたフー・ファイターズがギターウルフのライブを見に行った
- 初期メンバーは誰も楽器を弾けなかった
- 革ジャンは洗濯機で洗う
- ビリーのベースはセイジの娘が使用している