ギターウルフ(Guitar Wolf)の徹底解説まとめ
ギターウルフとは、ロックンロール、ガレージロック、パンクロックから強い影響を受けた音楽性で、国内外を問わず世界中のファンや有名ロッカーから支持を集める日本を代表するロックバンドである。1987年に結成してから革ジャン革パン、3コードを基本とした音楽スタイルを貫ぬき、狂気ともいえる圧巻のライブパフォーマンスで1993年以降は海外ツアーを行い世界中を飛び回っている。2017年以降は自身が主催するロックフェス「シマネジェットフェスヤマタノオロチライジング」を開催している。
ベース担当。島根県松江市出身。2005年9月加入。2017年6月に脱退。加入時は楽器を全く触ったことがなかった。長髪と長身で、ステージを練り歩くようにベースをプレイするパフォーマンスが魅力。脱退理由ははっきりと公表されていない。妻は矢沢永吉の娘でロックバンド「PIGGY BANKS」のボーカルである矢沢洋子である。
ヒカル
ベース担当。2017年7月に加入。2018年2月に脱退。7ヶ月という短い期間だったが、アメリカツアーや国内のフェス、ライブで活躍した。
ギターウルフのディスコグラフィー
シングル
SOMETHIN' ELSE
1994年7月アメリカで発売
1. SOMETHIN' ELSE
2. RED ROCKABILLY
7インチレコードでアメリカで発売されたギターウルフの1stシングルである。「SOMETHIN' ELSE」はアメリカのロックミュージシャン「エディ・コクラン」のカバーでベースのベリーがボーカルを担当しておりパンチの聴いた歌が聴ける、非常に荒々しくかっこいいアレンジでギターウルフらしい仕上がりだ。「RED ROCKABILLY」は痛快なロックンロールソングで「赤い女とロカビリー」という歌詞が印象的だ。
THE WILD GUITER
1996年6月アメリカで発売された2ndシングル。
1. Satisfaction
2. Thunders Guitar
「Thunders Guitar」はシンプルな3コード、いわゆる典型的なロックンロールのコード進行の曲だが古臭さを感じない。ガレージロックバンドが持つパワーと荒削りな演奏で、突っ走るドラムと歪みまくったギターとベースが気持ち良く「シェイキン、ギターシェイキン」という歌詞が思わず口ずさんでしまう曲である。
MISSIL ME
1996年6月アメリカで発売された3rdシングル。
1. MISSILE ME
2. LET'S GET HURT
ギターウルフの曲の中でも人気の高い「MISSILE ME」はスピード感あふれるパンクっぽさを感じさせ、パンチの効いたボーカルが聴ける。「ファッキュー」と叫ぶところは一緒に叫ばずにはいられない。7インチレコードで発売された。
CAN-NANA-FEVER
1997年に発売された4thシングル。
1. CAN-NANA FEVER
2. MOTOR CYCLE LEATHER BOY
「CAN-NANA FEVER」はギターウルフの代表曲でありこれまでと変わらないシンプルな構成でセイジのバイク愛が感じられる曲だ。前作同様、7インチレコードで発売された。
BAD REPUTATION
1997年発売。
1. BAD REPUTATION
2. REBEL KIND
アメリカのガレージロックバンド「THE STATICS」とのスプリットシングルで、7インチレコードだが日本でも発売された。「BAD REPUTATION」はセイジが敬愛するアメリカのロックミュージシャン「JOAN JETT」のカバーで、爆音で録音されたガレージロックの荒々しいサウンドが聴ける。
KAWASAKI ZII 750 ROCK'N'ROLL
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目次 - Contents
- ギターウルフの概要
- ギターウルフの活動経歴
- 結成から2004年まで
- 2005年以降
- ギターウルフのメンバー
- 現メンバー
- セイジ
- トオル
- GOTZ
- 旧メンバー
- ビリー
- UG
- ヒカル
- ギターウルフのディスコグラフィー
- シングル
- SOMETHIN' ELSE
- THE WILD GUITER
- MISSIL ME
- CAN-NANA-FEVER
- BAD REPUTATION
- KAWASAKI ZII 750 ROCK'N'ROLL
- カミナリワン
- 環七フィーバー
- ロックで殺せ
- God Speed You!!
- アイ・ラブ・ユー、OK
- ウルトラクロスVol.1
- ウルトラクロスVol.2
- ウルトラクロスVol.3
- LOVE&JETT
- アルバム
- WOLF ROCK
- ランウルフラン
- ミサイルミー
- 狼惑星
- ジェットジェネレーション
- ロックンロールエチケット
- LIVE!!
- UFO ROMANTICS
- LOVEROCK
- Golden Black
- DEAD ROCK
- 火星ツイスト
- 宇宙戦艦ラブ
- ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプローションVSギターウルフ
- 野獣バイブレーター
- チラノザウルス四畳半 T-REX FROM A TINY SPACE YOJOUHAN
- LOVE&JETT
- ミニアルバム
- ジェットサティスファクション
- VHS/DVD
- ギターウルフVSサンフランシスコウルフ
- 狼ヒーロー
- RED IDOL
- LIVE AT 世界→オオカミライジング
- GuitarWolf 69 COMEBACK SPECIAL at 日比谷野外大音楽堂 2009.4.4
- ギターウルフの代表曲
- 環七フィーバー
- オールナイトでぶっとばせ!!
- ジェットジェネレーション
- インベーダーエース
- ギターウルフのミュージックビデオ(MV/PV)
- カミナリワン
- UFOロマンティクス
- 高校生アクション
- 野獣バイブレーター
- チラノザウルス四畳半 T-REX FROM A TINY SPACE YOJOUHAN
- LOVE&JETT
- ギターウルフの名言・発言
- セイジ「気合をテクでカバーしようとする瞬間からギタリストは墜落していきますほんとに、ギターは弾かずにお酒でも飲んでればいいんです」
- セイジ「まぁ、アメリカで演奏してると向こうは日本語わからないわけだから、ひっかかる音を使って行きたいとは思ってる、何言ってるのか、わかんなくても「ブッ飛ばせー!」って言えば、向こうもビクッと来るだろうし、日本語の歌詞でとうとうと歌っても向こうは面白くないだろうし」
- セイジ「ジョーン・ジェットっていう名前がかっこいいなと、ジェット機、ジェットって単語は魔法の単語で、ジェットを付けるとなんでもかっこいい、ジェットライター!ジェットマイク!マイクジェット!ジェットパンフレット!(笑)俺の曲も苦しいときのジェット頼みといって、苦しいときはジェットを付ける」
- セイジ「LOVE&JETTという曲は、人はLOVEを感じるとJETになるんだよ、それを味わってくれ!」
- ギターウルフの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ギターウルフのライブは、映画「仁義なき戦い」のテーマが流れ、ステージ上でビールを一気飲みするところから始まる
- テレビ番組『HEY! HEY! HEY! 』出演時にビリーが噛んでいたガムを吐き出してしまい、その後拾って食べた
- セイジは内装屋で10年以上働き、現場の責任者を任されていた
- アメリカのロックバンド「JOAN JETT & THE BLACK HEATS」のベストアルバムはセイジが選曲し、ジャケット写真のグッズはセイジの私物
- 日本公演で来日していたフー・ファイターズがギターウルフのライブを見に行った
- 初期メンバーは誰も楽器を弾けなかった
- 革ジャンは洗濯機で洗う
- ビリーのベースはセイジの娘が使用している