愛と青春の女子校ライフ

『ベルサイユのばら』で一世を風靡した少女漫画家・池田理代子。そんな彼女の描く華やかさと熾烈さを備えた女子校物語・『おにいさまへ』について紹介します。

あらすじ・ストーリー

奈々子が入学した名門女子校・青蘭学園には、「薫の君」「サン・ジュスト」などと呼ばれる華麗な生徒たちの女の園だった。新入生の誰もが入会を夢見る学園内の社交グループ「ソロリティ」の選考会がはじまる。ソロリティ・メンバーは、家柄や教養や容姿などを上級生に審査され、投票によって選ばれる。奈々子は自分には縁のない世界と考えていたが、何故か候補生に選ばれて…!?

出典: bookstore.yahoo.co.jp

登場人物・キャラクター

御苑生 奈々子(みそのお ななこ)
春から青蘭高校に通うことになった少女。ごく平凡な少女だが、なぜかソロリティに入会することになり周囲から嫉妬と羨望のまなざしを受けて苦悩する。
母の違う兄への手紙に、女子校での悩ましい想いをしたためている。

信夫 マリ子(しのぶ マリこ)
奈々子のクラスメイト。クレオパトラっぽい雰囲気の美少女。附属上がりだがクラスで孤立しており、人の良い奈々子にべったり気味。

折原 薫(おりはら かおる)
スポーツ万能で青年のような少女。生徒の人気が非常に高く、源氏物語になぞらえて『薫の君』と呼ばれている。奈々子より1つ年上だが、病気で休学していたため同学年。

朝霞 れい(あさか れい)
ミステリアスで多くの崇拝者を持つ麗人。美貌の革命家にちなみ『サン・ジュスト様』と呼ばれている。情緒不安定の気があり薬に依存している。薫の君とは親友。

一の宮 蕗子(いちのみや ふきこ)
生徒会長兼ソロリティ会長。気品と貫禄を備えた美女で、学園のマドンナ的存在。朝霞れいとの間に確執がある。

辺見 武彦(へんみ たけひこ)
奈々子の通っていた予備校の講師で、腹違いの兄。奈々子の高校入学に当たり手紙を交わしあうことを約束する。

アニメ

1991年~1992年、NHKにて放送されていました。本編とは少し違った展開を見ることができます。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents