どんぐりず(ミュージシャン)とは【徹底解説まとめ】

どんぐりずとは、群馬県桐生市を拠点に活動する、「森」と「チョモランマ」の二人組の音楽ユニット。二人は中学時代の同級生である。当時、お互いの共通の趣味であった音楽で二人は、アコースティックギターでの弾き語りを始める。そこが、どんぐりずの原点である。曲調としては、ヘビメタ、歌謡曲、ボサノバ、エレクトロなど、他多数ジャンルを網羅している。MVや作詞においても、コミカルであり、クールでもある、遊び心満載な中毒性必須の独特な世界観で、観る人を魅了する。

1stアルバム『世界平和』

2015年10月1日、ファーストアルバム『世界平和』をリリース。
こちらは、彼らが高校時代に製作したもの。当時彼らは、”CDを作ってみたい”という気持ちで制作したアルバムという。

トップバッターの「あごの皮が剥けて痛い」は、8割ほどタイトル通りの歌詞だが、なぜかかっこよさを感じる一曲である。
「くつ下かえせ」は、歌詞を真剣に聞かずにいると、美しいポップミュージックである。しかし、どうしてもシュールな歌詞がカットインしてくるので、思わず笑ってしまうであろう。
「I Love You Again」は、ロック調、レゲエ調、パンク調でそれぞれ3曲制作しており、3曲連続で収録されている。
「お前はブスだ」は、途中でエンドレスリピートしているのだろうかと思わせる一曲。

1. あごの皮が剥けて痛い
2. 振り返ればブス
3. くつ下かえせ
4. どんぐりころころ
5. お前と俺とママと。
6. I Love You Again (ロックver.)
7. I Love You Again (レゲエver.)
8. I Love You Again (パンクver.)
9. お前はブスだ
10. お正月
11. うんこがでそうででない

linkco.re

2ndアルバム『愛』

2018年元日、セカンドアルバム『愛』をリリース。
彼らは、”いろんなことができる=かっこいいという考えだったので、いろんな曲を作ってみた”といい、このアルバムには、ヘビメタ、ラップ、歌謡曲など幅広いジャンルの曲が収録されている。

「like a magic」は、どんぐりずらしからぬ、全体を通してしっとりとした静かめの曲である。MVからも彼らの悪ふざけを一切感じさせない。しかし、彼らはどんぐりずである。必ず字幕付きで見て頂きたい。歌は、基本英語なのだが、日本語訳だと”女の顔面はフォトショップで加工されています”といったおふざけ全開の歌詞だらけなのだから、最後の最後まで是非字幕付き推奨である。
「GAKUREKI」は、ヘビメタ調のどんぐりずが楽しめる曲。ヘビメタだが、相変わらず歌詞がふざけているのである。
元日リリースというのもあり、「謹賀新年」という曲も収録されている。
「ものすごい男」は、森が好きな曲だといい、「ものすごい男と何度も言っているにも関わらず、最後にものすごい男の息子だという落ちがあり、更にそのあとのツッコミも好き」とのこと。

1. like a magic
2. わっしょい!
3. GAKUREKI
4. Oh Gi Mama
5. 情緒
6. ヒップホップドリーム
7. カエルの歌
8. 正直ケンカしたことない
9. 木
10. おまえだれ Chillstep Ver.
11. 謹賀新年
12. ものすごい男
13. 狭間の葛藤
14. こっから

linkco.re

3rdアルバム『baobab』

2020年4月に3rdアルバム『baobab』をリリース。
『baobao』は今までのアルバムとは、テイストがすこし変わる。というのも、彼らは”今回は自分たちがカッコいいと思うものだけ作ってみよう”という理念のもと製作されたものであるからだ。

「powerful passion」は大自然のなかで、謎のダンスや奇妙な動き、更には、雑コラかと思うようなMVは、なぜか見入ってしまい、たちまちYouTubeで話題となった。「powerful passion」で、新規リスナーも増加、メディアにも注目され、彼らの人気を加熱させた一曲である。
必聴すべきは、「promenade」である。チョモランマの高オクターブが聞きごたえのある一曲。そして、また違う一面を見せた彼らの非常にクールな一曲。
また、同アルバムに収録されている楽曲「dambena」は、群馬の方言で「そうだね」という意。「dambena」のように彼ららしい遊び心のある曲名も見どころである。

1. intro
2. powerful passion
3. domingo
4. promenade
5. saboten
6. dambena
7. unpoppin poppy
8. nadja

linkco.re

どんぐりずの代表曲

ぶっ生き返す!!

どんぐりずは、マキシマムザホルモンの『ぶっ生き返す』のカバーをしたのだが、これがまた、本家に負けず劣らずのぶっ飛び具合なのである。
森のサイケな歌声、そしてチョモランマは、ギターさばきがお手の物で、その上歌唱力もあるのだ。後半には森が草をむしり、それを投げるといった奇想天外な行動も。ホームビデオのような手作り感も彼らの当時の初々しさを感じられるであろう。
若き日のどんぐりずの二人と、この時から既に醸成されていた世界観も見ていて損は無しである。

ちなみに、こちらがどんぐりずの初めてのYouTube投稿での活動である。

powerful passion

この画像をみると、クソコラかなと思わせるようなものであるが、このシュールさがどんぐりずなのである。
随所に見られる、いたずら心は思わず、笑いがこぼれる。
見ていて病みつきになるPVとメロディーが、一躍話題となり、再生回数が着々と伸びている。
この自然豊かなPVは、彼らの地元桐生市での撮影である。

どんぐりずのミュージックビデオ(MV/PV)

Oh Gi Mama

30秒弱の曲だが、その30秒間にも情報量が多すぎるというどんぐりずワールドが繰り広げられている。
歌詞は、Oh Gi Mamaとテレンスリーとしか言っていない。大自然とどんぐりずという謎の親和性が感じられる。ちなみに、Oh Gi Mamaは"尾木ママ"のことである。

vicky8
vicky8
@vicky8

目次 - Contents