心がヒリつく青春映画まとめ!『ウォールフラワー』など

ここでは爽やかさとはほど遠い痛さを前面に打ち出した青春映画をまとめた。それぞれに秘密や苦悩を抱えた3人の若者を描いた『ウォールフラワー』、男同士の友情ものと思いきや現実と妄想の区別がなくなっていく衝撃作『ベルフラワー』などを紹介している。

『ドニー・ダーコ』予告編

青春の暗いとも苦いとも言える感情を表現した映画が「ドニー・ダーコ」で、多くの方にとって青春とはこういうものだ、という感覚を覚える映画ではないでしょうか。

出典: www.donnie.jp

時間論SFと「独我論的懐疑」問題が絶妙に融合した“鮮烈な青春ストーリー”であり、あるいは“恋人を、家族を、世界を救済する孤独なヒーロー物語”でもあったのだ。

出典: unzip.jp

主人公の悩みや犯行だけでなく、どうでもよさそうな会話の中にもラストに向けての伏線が隠れていたりするのです。2度、3度見直すたびに発見がある、通好みの映画と言えます。

出典: kagehinata64.blog71.fc2.com

▼『ゴーストワールド』

出典: www.allcinema.net

”一般ピープルとは違うのよ。だからこそ何だかイタイ青春の日々が切ない!”

ダニエル・クロウズの原作コミックを、彼自身と監督のテリー・ツワイゴフが共同脚本、ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンソン主演で映画化した2000年の作品。個性的なファッションとサブカルチャーと絵描きに夢中で、あまりにもフツーな学校の同級生達に毒づく毎日の、幼馴染みの女子高校生、イーニドとレベッカの2人組。退屈な高校生活は卒業したが、結局はやりたいことが見つからず、進路も決めなずにフラフラする毎日。ある日、イーニドがブルースレコードのコレクターの中年男と知り合い、最初はバカにしていたが、何か自分と同じ雰囲気を感じ取って接近していく。そして、ふたりの友情関係に距離感が出始める...。

幼馴染みのイーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンスン)は、一般ピープルとは明らかに違う自分達に酔っている、ある意味中二病と言われるヒネクレた女の子。でも、イキがってはいるけれど、ぼんやりとした日々を虚ろに過ごしていた...。

出典: chopstix.exblog.jp

スティーヴ・ブシェミ演じる中年男のシーモア。ブルースのレコード・コレクターで、ところ構わずマニアックな音楽話をはじめてしまう。ギークな音楽ファンには正に”あるある”なイタくも魅力的なキャラで、彼のファンも多い。最初はバカにしていたイーニドだが、徐々に距離を縮めていく...。

ゴーストワールド - YouTube

「ゴーストワールド」はものすごいイタい。 でもこういうイタさって青春時代に1回は経験しておきたいもの。だから共感できる人はすごくラッキーと思わなきゃね。 周りがどう思おうと「You are my hero」って人もいたし。でへへへ。

出典: aqua.pure.cc

コマーシャルフィルムみたいな青春なんて、みんなみんなフィクションなんだ!真の青春とは…「ダメに生きる」(日本公開時のキャッチコピー)コレに尽きるのである。

出典: plaza.rakuten.co.jp

当時の自分と重ね合わせて観てしまうダークサイドの青春映画です。誰もがハッピーな思春期を過ごすと思ったら大間違いだ!

出典: moviestar1.blog.fc2.com

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