心がヒリつく青春映画まとめ!『ウォールフラワー』など
ここでは爽やかさとはほど遠い痛さを前面に打ち出した青春映画をまとめた。それぞれに秘密や苦悩を抱えた3人の若者を描いた『ウォールフラワー』、男同士の友情ものと思いきや現実と妄想の区別がなくなっていく衝撃作『ベルフラワー』などを紹介している。
▼『ウォールフラワー』
映画『ウォールフラワー』公式サイト
wallflower.gaga.ne.jp
「ライ麦畑でつかまえて」の再来と絶賛、社会現象となった“青春小説の金字塔”が映画化!
出典: cinema.pia.co.jp
出典: www.letabou.jp
一見、ストレートでピュアな物語になるところが、様々な出来事や過去が、ストーリーに次第に不可思議な深さを生み出してくるあたりが実にうまい。さらに、レコードやカセットテープという、一昔前の時代設定故に、どこか素朴にさえ見える彼らの毎日がみずみずしいのである。
出典: d.hatena.ne.jp
青春綺麗事ではなく、ドラッグだったり、精神病だったり、同性愛だったりも絡ませてきている本作。しかし最後感じるのは爽快感。映画的爽快感と自らの記憶を呼び起こし少しほろ苦くなるこの絶妙な感覚。
憧れや希望などは世代や場所を簡単に超えてしまう。本作で語られる、トラウマ、葛藤、愛、喪失、仲間という要素は、いつだって青春物語が必要としていたもの。
「ウォールフラワー」。ハイスクールカースト底辺のフニャ男が青春リベンジする単純な話と思ってたらまるで違ってて、とてもよかった。こじらせなんて簡単な話でなく。定番のスミス推しなのはともかく(笑)、謎のボウイ推し…。3人がカモン・アイリーンではしゃぎまくるシーンがとても可愛かった!
— タカイチ★ヤング (@takaichiyoung) January 17, 2014
ウォールフラワー 鑑賞。おいおいなんだよ泣いちまったじゃねえか。所謂スクールカースト最底辺の少年が浮上するってノリかと思ったらとんでもねえよ。真面目系クズの成り上がりだろ?なんて考えててスマン。ヘビーなトラウマ抱えた少年が過去を乗り越えるまでの熱い青春ストーリーじゃん。やられた。
— ろろちゃみ🥺ྀི (@roro_tomashi) January 14, 2014
「NO MUSIC, NO LIFE.」。昔は誰もがカセットテープに自分な好きな曲を編集していた。ウォークマン用、ドライブ用、パーティー用のテープ等。モテるかどうかも音楽のセンスが関与してた。「ウォールフラワー」を観て思い出した。 pic.twitter.com/fvBztHXAmy
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) January 7, 2014
「昨日「ウォールフラワー」観た。自分のためにつくってくれたんじゃないか?と錯覚するほど、高校生の頃の自分に出会えた映画だった。」(ありま) pic.twitter.com/d9SBO7c7wd
— おとぎ話_OTOGIVANASHI (@otogivanashi) December 29, 2013
その影響をもろにうけ(笑)ただ、歌詞もこのイベントにぴったりなんですよ。 RT @morihey: ザ・スミスの「ask me」! 『ウォールフラワー』の感動が甦るわあ。
— 佐久間宣行 (@nobrock) January 2, 2014
#共感百景
▼『ベルフラワー』
出典: eiga.com
女に裏切られた悔しさを原動力に、監督、脚本、制作、編集、主演をすべてこなし、撮影用の改造カメラまで作り、人生のすべてを賭けて完成させた執念の映画が本作であるそうで、確かに映像には異様な迫力を感じました。