バンジョーとカズーイの大冒険(バンカズ1)のネタバレ解説・考察まとめ

『バンジョーとカズーイの大冒険(Banjo-Kazooie)』とは、レア社が開発した3Dアクションゲームである。NINTENDO64専用ソフトとして発売され、その後Xbox LIVE アーケードでもダウンロード配信された。
ある日、美しさを求めた悪い魔女グランチルダによって主人公バンジョーの妹が誘拐されてしまう。バンジョーは妹のチューティを取り戻すべく、口うるさい相棒のカズーイと共に強大な敵や難解な仕掛けが待ち構える「グランチルダのとりで」に挑む。

螺旋状の形をした山。この山の麓に、バンジョーとカズーイは住んでいる。周辺のモグラ塚に話しかければ、ボトルズがジャンプなどの基本操作を教えてくれる。

グランチルダのとりで

グランチルダが住んでいる場所。入り口はグランチルダの顔を模しており、クルクルやまの頂上からグランチルダの口まで吊り橋が続いている。内部の至る所にグランチルダの像や絵がある。また見た目以上に広く複雑な構造で、仕掛けを解かなければ先に進めない箇所も存在する。砦内ではBGMがエリアごとの雰囲気にあったものに編曲され、シームレスに切り替わる。

オンプドア

バンジョーたちの行く手を遮るように、「グランチルダのとりで」の各所に設置されているドア。ドアの表面にはオンプと数字が交互に表示される。各ステージで集めたオンプのベスト記録の合計が、ドアに表示される数字を超えているとドアが開く。

『バンジョーとカズーイの大冒険』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ボトルズが教えてくれるチートが存在する

出典: n64squid.com

「くるくるやまのふもと」にあるバンジョーの家にはボトルズの絵が飾ってある。カメラをバンジョー視点に切り替えてそのボトルズの絵を注視すると、どこからともなくボトルズの声が聞こえ、ジグソーを時間内に嵌め込むミニゲームが始まる。ミニゲームをクリアするとチートコードが手に入る。これはチイトから教わるものとは異なり、ゲームの攻略には役立たない完全なお遊び要素である。問題は全部で7問あり、1問クリアで1つのチートコードを教えてくれる。なおゲームをやめると入力したチートが解除され、再びチートを使用したい場合はミニゲームからやり直さなければならない。

バンジョーの家には幻のステージが描かれた絵がある

バンジョーの自宅には他にも絵が飾ってあり、その中の一つに見慣れない森の絵がある。これは「Fungus Forest」という没ステージで、この没ステージが本作の1年後に発売された『ドンキーコング64』のステージ「ひるよるウッド(Fungi Forest)」の原型になったと言われている。

引継ぎ用の隠しアイテムがある

ジグソーを100個集めると、マンボが写真を見せてくれる。その写真では、バンジョーたちが「おたからザクザクびーち」や「ゴビバレーさばく」で不思議なタマゴを、「フローズンズンやま」でアイスキーを手に入れる様子が写っている。通常プレイでこれらのアイテムを入手することはできないが、ゲーム内では明らかにされていないチートコードを「おたからザクザクびーち」の砂の城で打ち込むと、写真の3点を含めて6種のタマゴと1つの鍵を得られる。これらは次回作への引継ぎアイテムとして用意されていたものだが、技術的な問題で断念したと言われている。実際にXbox LIVE アーケード版では写真で紹介された3点を通常プレイで入手でき、『バンジョーとカズーイの大冒険2』や『バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦』で使用することができる。

バンジョーの名前の由来は山内博氏の家族に因んでいる

バンジョーとカズーイの名前は任天堂の元代表取締役社長の山内博氏の家族に因んで名づけられた。

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