憂国のモリアーティ(憂モリ)のネタバレ解説・考察まとめ

『憂国のモリアーティ』とはコナン・ドイル作の小説『シャーロックホームズシリーズ』を原案とし、構成を竹内良輔、作画を三好輝が担当するミステリー漫画である。2016年に月間漫画雑誌『ジャンプSQ.』で連載開始され、アニメ・小説・ミュージカル・舞台と多様なメディアミックスを行っている。
原案の小説では敵役として登場するジェームズ・モリアーティを主人公に据え、彼とその仲間たちによる腐敗した国を相手取った壮大な計画と名探偵ホームズとの緻密な頭脳戦が描かれていく。

TVアニメ声優:榊原優希

ベーカー街で暮らすストリートチルドレンの一人。
ベーカー街不正規隊(ベーカーストリートイレギュラーズ)の隊長として、シャーロックに頼まれた探し物や使いっ走りなど正当な報酬を約束すれば何でもこなす。

その他の登場人物

マイクロフト・ホームズ

TVアニメ声優:安元洋貴 / ミュージカルキャスト:根本正勝 / 舞台キャスト:早乙女じょうじ

イギリス陸軍の情報部長官でアルバートの直属の上司にあたる人物であり、シャーロックの兄。
国家の中枢に関わる立ち位置でシャーロックからは「政府そのもの」と言われている。

ヴィクトリア女王

TVアニメ声優:園埼未恵

大英帝国の女王陛下。英国の危機となる事件が起こると、マイクロフト・ホームズを介してMI6に命令を下す。
自由・平等・博愛の理念達成を願っている。犯罪卿が最後の事件を開始してからはスコットランドヤードだけでは解決できないと判断し、シャーロックに直接事件解決を依頼した。

チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン

TVアニメ声優:野島健児 / ミュージカルキャスト:藤田玲

新聞社や広告会社などの大手メディアを幾つも経営している「英国一のメディア王」と言われる実業家。
裏では人の弱みを握って脅し、相手の破滅していく姿を見て楽しむことから「脅迫王」の名で呼ばれている。

アダム・ホワイトリー

TVアニメ声優:武内駿輔

"白い騎士"の異名を持つ庶民院の若手議員。
正義感の強い人物で、不平等が蔓延る時代には珍しく平等の理念を掲げ貴族院相手にも果敢に闘い続けた。
馬車に仕掛けられた爆薬をいち早く発見したり、相手の顔を見るだけで自分に対してどのような感情を抱いているか分かるなど、優れた直感があることを自ら公言している。

メアリー・モースタン

ジョン・H・ワトソンの婚約者。住み込みの家庭教師として働いている。
行方不明の父が軍人時代に見つけたとされる財宝を理由にミルヴァートンに脅迫され、ウィリアム、シャーロック、ミルヴァートンが関わる事件のきっかけとなる。

ヘンリー・アントリム(ウィリアム・H・ボニー)

ウィリアムとシャーロックを救助した米国の司法省の青年。
本人曰く、米国ではシャーロックと同じように本の題材にされており、"ビリー・ザ・キッド"の名で知られている。本の中でも世間的にもすでに死亡した存在とされている。

『憂国のモリアーティ』の用語

私立相談役(しりつコンサルタント)

ウィリアムが数学教師と並行して活動している表向きの仕事。市民からの相談や悩みを聞き、その解決策を助言する。
豊富な知識を活かし、賭け事の勝ち方や植物の育て方・食べ時などのジャンルを問わずどんな小さなことでも解決に導く。

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@tofucold1

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