ろくでなしBLUES(ブルース)のネタバレ解説・考察まとめ

『ろくでなしBLUES(ブルース)』とは、森田まさのりによる『週刊少年ジャンプ』に連載された学園ヤンキー漫画で、コミック版は全42巻。東京の吉祥寺を舞台に、帝拳高校のヤンキー達が暴れ回る。ギャグをちりばめた短編と、他校の強敵とのバトルがメインの長編ストーリーの組み合わせによって構成されており、特に他校とのバトルをメインにした長編シリーズはストーリーの完成度が高く、本作の人気を不動の物にしている。

協栄高校の頭で無類の酒好き。元々はパンチパーマだったが、飲み比べで太尊に負けて以来、スキンヘッドにしている。井の頭公園で評判のたこ焼き屋台を経営している。吉祥寺ではNo.3と評されるほどの実力者だが、中学時代同級生の鬼塚や上山とのタイマンにも敗北している。伯父の紹介によりアメリカでたこ焼き屋を始めるチャンスを得たため、屋台は島袋に託してアメリカに旅立った。

西澤(にしざわ)

協栄高等学校の生徒で、三迫中学校の卒業生。トップに立つという欲望だけは強いが、それだけの器はなく姑息な手段でしか勝つことが出来ない男。中学時代、タイマンを申し込んだ海老原を仲間と共に袋叩きにし、さらにはカッターで額に傷を付けた。高校に入ってからも1対1で戦わず、八尋を大勢で袋叩きにしていた。やがてその悪評が太尊や島袋の耳に入ると、ようやく海老原とのタイマンを約束するが、それは形だけで、実際は八尋との決闘も同じ時刻に指定し、鉢合わせた海老原と八尋のタイマンを画策し漁夫の利を狙った。だが最終的には海老原に返り討ちにされる。

角海老高校

平仲 光二(ひらなか こうじ)

角海老高校の頭で、なつみの彼氏。高校のボクシング大会で畑中との試合中に左拳を潰したことが原因でグレた。その後畑中を心の底から恨んでおり、畑中の高校最後のボクシング大会を理由に他校との抗争を起こせない前田たちを痛めつけた。

畑中 なつみ(はたなか なつみ)

角海老高校の女生徒。帝拳高校ボクシング部主将、畑中優太郎の実の妹で、光二の彼女。兄優太郎とのボクシングの試合で拳を潰し、それが原因でグレた光二に対しては、最後まで本当の彼の姿を信じていた。

渋谷楽翠学園

鬼塚(おにづか)

演:阿部進之介(ドラマ版)
渋谷楽翠学園のヘッドで東京四天王の一人。ピアスにランチコートを愛用している。非常に悪辣で冷酷非情な男であり、味方であってもミスがあれば殴りつけ、相手をビルの2階から突き落としたりと容赦せず、力と恐怖でグループを支配している。怪力でケンカに強く、太尊にアゴを割られても立ち向かい、葛西にはアバラを折られてもギブアップせず、強靭な精神力を持ち合わせている。吉祥寺との抗争で太尊に敗れた後は仲間の大切さを知り、改心して仲間と心を通い合わせた真の渋谷のリーダーに成長した。

上山(かみやま)

楽翠学園の生徒でのNo.2。大柄な体格でボディ攻撃が通用しない。ケンカが強く、帝拳高校との抗争では高い実力を見せ付ける。輪島には敗れるが、その圧倒的なパワーで「本当は鬼塚より強いのではないのか」と言われていた。恐怖で支配する鬼塚とは違い仲間から慕われている。赤城に諭されて鬼塚との決別を決め、楽翠の頭になったが、後に仲間からの厚い信頼を得た鬼塚にトップの座を返上している。

須原(すはら)

楽翠学園の生徒でNo.3。大阪出身で関西弁。軽い身のこなしを活かした戦いが特徴。吉祥寺との抗争では鬼塚のあまりの卑劣さに嫌気が差して戦意を失い、鬼塚への精一杯の反抗として島袋にわざと投げられ続けてKOされた。太尊にも義理を感じており、四天王制覇を目論む葛西の警告をしに吉祥寺までやって来る。

小太郎(こたろう)

楽翠学園の生徒で鬼塚グループのメンバー。鬼塚に陰口を聞かれてしまい、身の危険を感じて太尊らと共に吉祥寺に逃げる。見た目は小柄で気弱そうだが、鬼塚の命令に背き負傷した仲間をかばうなど、芯の強い一面もある。太尊に倒されて仲間たちから背を向けられた鬼塚にも手を差し伸べており、鬼塚に仲間の大切さを気付かせた。

浅草笹崎高校

薬師寺(やくしじ)

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