CGや特殊効果で生き生きとした動物の動きが楽しめる映画を紹介！『ダイナソー・プロジェクト』など

『猿の惑星:創世記（ジェネシス） 』

ルパート・ワイアット監督、ジェームズ・フランコ主演、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー共演による2011年の劇場映画。SF映画の名作「猿の惑星」の前章となる作品。アメリカのサンフランシスコを舞台に、製薬会社の研究所でアルツハイマー治療を目指す科学者ウィルと、新薬を投与したチンパンジーの子どもシーザーはお互いに理解しあう仲になるが、トラブルを起こしたシーザーは類人猿保護施設の檻の中に入れられ、人間に敵意を抱く。『アバター』でも使用されたWETAデジタルによる革新的なCGIにより実現した映像は圧巻。

『ジュラシック・パーク』

マイケル・クライトンの原作を、スティーヴン・スピルバーグ監督、サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム主演により映画化した1993年公開の作品。バイオ・テクノロジーにより、人間が甦らせた恐竜を放し飼いにしている事が売り物のテーマ・パークが、完全制御の不備によりパニックに陥り、恐竜たちが暴走を始める。それに立ち向かう生物学者、古代植物学者、数学者の博士たちの奮闘を描くSFパニック作品。アニマトリクス（ロボット）とCGを組み合わせた斬新な映像は、映画の特殊効果の歴史を変えた！2013年にはシリーズ第4弾が公開予定になっている！

『ジュマンジ』

ジョージ・ルカースのILMに所属して「スター・ウォーズ」シリーズの特殊効果や「アイアン・ジャイアント」のキャラクターデザインなどを手がけた技術者、ジョー・ジョンストンが監督、ロビン・ウィリアムズ主演、ジョナサン・ハイド、キルスティン・ダンストなど共演、プレイの内容が現実に起こる不思議なゲーム盤を巡って展開するファンタスティック・アドヴェンチャー映画。全てCGで描かれた象、ライオン、猿などの動物たちはじめ、アニマトロクス、特殊メイクなどの特殊技術のオン・パレードによる、あっと驚く映像技術が凄い、見どころ満載の作品！

『シンドバッド 黄金の航海』

映画史の特撮技術の歴史を作ってきたとされる偉大なる人物、特撮映画の特撮監督・特殊効果スタッフで、ストップモーション・アニメーターでもあるレイ・ハリーハウゼンが手掛けた「シンドバッド」シリーズの2作目で、前作から15年の歳月を経た1973年に公開された作品。ハリーハウゼンによるストップモーション・アニメーションの手法、ダイナメーション技術を駆使した、ホムンクルス、サイレン、ケンタウロス、グリフィン等数々のクリーチャーが登場。陰母神カーリは最高傑作とされている。