遙かなる時空の中で2(遙か2)のネタバレ解説・考察まとめ

『遙かなる時空の中で2』とは、Windows95 / 98 / Me用恋愛アドベンチャーゲーム。コーエーテクモゲームズのルビーパーティ原作で、キャラクターデザインを水野十子が担当した。PlayStation 2用ソフト、PSPソフトも発売。前作『遙かなる時空の中で1』から100年後の世界が舞台で、ゲームシステムは1作目を世襲。平安時代の京都をモデルにした「京」と呼ばれる異世界に引き込まれてしまった女子高生、高倉花梨が活躍する。

アクラム

ストーリーイベント、恋愛イベントでの選択肢の成功、情報収集、明王試練に成功する。好きなお香も焚くと良い。

京エンド

「アクラムと〜」を選ぶと、アクラムとのエンドになる。現代はなく京のみ。

藤原 紫(ふじわらの ゆかり)

1. ストーリーを進めて現れる選択肢の中で紫姫を気遣い、龍神の神子として頑張るといった選択をする。ときには紫姫に素直に頼る。深苑に不快感を示したり、彼の申し出を断らないこと(頼み事をされたら素直に聞き入れる)。
2. 情報収集、明王試練に成功する。
3. 外出せず、紫姫と話をする。
4. 物忌みで八葉を呼ばず、紫姫と過ごす。

平 千歳(たいらの ちとせ)

1. ストーリーを進める中での選択肢で千歳に興味を示し、彼女と話し合いたい、龍神の神子としての自信がない、京を守りたいという等の選択をする(逆に千歳を敵とみなす選択をすると信じる心が下降)。
2. ミニゲームで失敗する。
3. 情報収集、明王試練に失敗する。

『遙かなる時空の中で2』のゲームシステム

鬼の呪詛によって京が穢され、怨霊が土地を支配しているので、八葉とともに龍神の力を使って穢れを払い、京に散った八葉の心のかけらを取り戻していく事により、絆が深まりイベントが発生する。怨霊は五行属性を利用すると有利に進められて戦闘が楽になる。土地の穢れを祓うと「力の具現化」で、戦闘中に使うと気力が回復出来る回復符の他に、八葉が好むお香や紙、花を手に入れることが出来る。五行の力が穢される物忌みの日は主人公は外出出来ないので、八葉に館に来てもらうことになる。物忌みの日の前日に文を送るのに好みの紙や花を添えると想う心が上がる。戦闘で応援したり術を使うと信じる心が上がるので積極的に使って行くと良い。今作はミニゲームの種類が前半と後半で違い、難易度も前作より上がっている。

通常恋愛は、一章から心のかけらを取る→イベントが発生。これを4回繰り返す。障害がある恋愛は二章から想う心★1、信じる心★1,5、三章から想う心★2,5、信じる心★3、四章から想う心★4、信じる心★4,5で見ることが出来る。それぞれの土地には八葉と同じ属性があり、キャラによって有利になる所だと戦いやすい。主人公と親しくなると、八葉が敵から庇ってくれたりセリフが変わったりする。主人公の「応援」で気力ケージが高くなると高度な術が使えて戦闘が楽になる。今作は「応援合詞」が追加され、応援を重ねてかけると気力ケージが大幅に増える。怨霊に勝利した土地では神子の能力である「力の具現化」で、同じ札を揃えれば回復アイテムを始め紙や花、お香が手に入る。手に入れた紙、花、お香(夜に焚ける)は物忌みの日に八葉の好みに合わせて送ると親密度が上がる。行ける場所やミニゲームが増えたのでそれらも注目したい。

八葉の心のかけらと青龍、朱雀、白虎、玄武の解放ルート

ルートは主人公が「院側」か「帝側」によって解放するルートが変わる。院の場合は朱雀→青龍→玄武→白虎、帝の場合は玄武→白虎→朱雀→青龍になる。

一章

この章では同勢力の八葉と四神のうち2つを解放し、院(帝)を呪っている怨霊を退治する。心のかけらの1つ目はこの章で取ることが出来る。物忌みの日も発生するので紙や花、八葉の好きな場所は登場人物の目次を参考にすること。

院側:朱雀のルート
法勝寺(要、幸鷹)→羅城門跡(要、イサト)→白虎の加護 : 5行の力合わせて50以上→幸鷹と鳥羽離宮へ
朱雀の加護 : イサトが術2を入手 → イサトと随心院へ

院側:青龍のルート
祇園社(要、泉水)→泉殿(要、頼忠)→玄武の加護 : 5行の力合わせて50以上→泉水と鳥羽離宮へ
青龍の加護 : 5行の木の力15以上→頼忠と大豊神社へ

五行の力を高めてぬえ塚に行く。

帝側:玄武のルート
宴の松原(要、彰紋)→糺の森(要、泰継)→朱雀の加護 : 5行の力合わせて50以上→彰紋と一条戻り橋へ
玄武の加護 : 上賀茂神社、蚕ノ社、神泉苑の3ヶ所を回る

帝側:白虎のルート
東寺(要、勝真)→蚕ノ社(要、翡翠)→青龍の加護 : 5行の力合わせて50以上→勝真と火之御子社へ
白虎の加護 : 紙入手→翡翠と石原の里へ

五行の力を高めて応天門に行く。

二章

この章では相手勢力の八葉と残りの四神を解放し、院(帝)を呪っている怨霊を退治する。前回の四神よりも強い力を持っており、四神を解放する時には天地の八葉が必要。心のかけらの2つめはこの章で取ることが出来る。アクラムとのイベントもこの章から見られる。

院側:朱雀のルート
法勝寺(要、幸鷹)→羅城門跡(要、イサト)→白虎の加護 : 5行の力合わせて50以上→幸鷹と鳥羽離宮へ
朱雀の加護 : イサトが術2を入手→イサトと随心院へ

院側:青龍のルート
祇園社(要、泉水)→泉殿(要、頼忠)→玄武の加護 : 5行の力合わせて50以上→泉水と鳥羽離宮へ
青龍の加護 : 5行の木の力15以上→ 頼忠と大豊神社へ

五行の力を高めてぬえ塚に行く。

帝側:玄武のルート
宴の松原(要、彰紋)→糺の森(要、泰継)→朱雀の加護 : 5行の力合わせて50以上→彰紋と一条戻り橋へ
玄武の加護 : 上賀茂神社、蚕ノ社、神泉苑の3ヶ所を回る

帝側:白虎のルート
東寺(要、勝真)→蚕ノ社(要、翡翠)→青龍の加護 : 5行の力合わせて50以上→勝真と火之御子社へ
白虎の加護 : 紙入手→翡翠と石原の里へ

五行の力を高めて応天門に行く。

間章

院に憑いていた怨霊が復活する→ぬえ塚へ
帝に憑いていた怨霊が復活する→応天門へ

主人公が「封印」を使える様になり、八葉が四神を召喚して術を使える様になる。館に戻ると紫が四方の札のことを教えてくれるので最初は東の札か西の札かどちらかを選んで探す事になる。

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