魔法使いの夜(まほよ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔法使いの夜』とは2012年に発売されたTYPE-MOONの伝奇ビジュアルノベルゲームである。PC版を経て、フルボイス化したPS4やSwitch、Steam版が発売された。物語の舞台は1980年代後半の三咲町。田舎から引っ越してきた男子高校生の静希草十郎は、魔術を使う生徒会長の蒼崎青子を偶然目撃する。魔術の秘匿のため、青子と同居人の久遠寺有珠の魔女2人に命を狙われる草十郎だったが、紆余曲折を経て助かり、監視を兼ねて彼女らの洋館で奇妙な共同生活を送ることになる。

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久遠寺邸(くおんじてい)

白犬塚の丘の上に建つ、有珠の両親の形見である由緒正しい洋館。イギリスからそのまま移築された建物で、町住民からは「2人の魔女が住む幽霊屋敷」として恐れられている。非常に広大な敷地を持ち、本館のほか、膨大な魔術書が眠る別館の図書室(通称・魔窟)や、魔術儀式に影響を及ぼす裏庭の森林が広がっている。後に草十郎が加わり、3人での共同生活の場となる。アクセスが極めて悪いため、地元の飲食店では「3人前以上の注文でなければ出前を断る」という暗黙のルールの原因にもなっている。

やしろぎブレッド&キッツィーランド

社木の郊外に建設された地域密着型の遊園地。独特の不細工なオリジナルマスコット「キッツィーちゃん」を掲げてオープンしたものの、独創的すぎる内容から「悪夢のようなユーモア」と酷評され客足が遠のいた。さらに園内での迷子遭難事件が決定打となり、開園から5年後の1986年に閉園。現在は廃墟と化している。

童話の怪物(プロイキッシャー)

有珠が使役する、童話や伝承を具現化した極めて強力な使い魔の総称。空想の産物であるため「伝承防御」という特性を持ち、近代兵器や通常の物理攻撃では一切傷をつけられない。攻略にはその童話に因んだ弱点を突くか、それ以上の神秘で圧倒する必要がある。文明圏では能力が制限されるものの、条件が揃えば魔法に近い奇跡的な力を発揮する。有珠が扱うものは、母親の趣味を反映してマザーグースや創作童話をモチーフにしたものが多く、その根源は「第一魔法」の一端へと繋がっている。

夜の饗宴(ディドルディドル)

猫の形をした鈴。地面に投げ鳴らすことで周囲の夜の概念を深め、有珠の魔術行使を強力にバックアップする、彼女が最も多用する基礎的な使い切りプロイ。

ロスト・ロビン・ロンド

有珠の母親の形見である青い駒鳥。人間の言葉を流暢に操るが、チンピラのような口調で喋るため、有珠からは不評を買っている。主人の身代わりとなって攻撃を受ける能力を持つ。

おしゃべり双子

カスタネットとホッチキスを組み合わせたダイス型のプロイ。出た目に応じて様々な姿に変身するが、有珠が振ると「六」の目である双子の豚の姿しか現れない。ホッチキスの口で噛みついた対象の行動を物理的に制限する。

午睡の鏡(セカンドチケット)

久遠寺邸の鏡に組み込まれているプロイ。霧を発生させて物理法則を歪め、内部に異空間の結界を作り出す。「グレート・スリー」には及ばないものの、それに匹敵する極めて高い機能を持つ。

名無しの森

「午睡の鏡」と連動して機能するチェスの駒。周囲から人間の気配を遠ざける強力な人払いの結界を展開する。

スクラッチ・ダンプティ

手製のイースターエッグの姿をしたプロイ。対象をロックオンすると巨大化しながら追従し、標的がこの卵から視線を外した瞬間に落下・破裂して強烈な呪いを撒き散らす。また、視線を逸らさずに一定時間が経過した場合は、対象を卵の内部に幽閉する。

シックス・スィング・チョコレイト

24個入りのチョコレート箱。中身は椋鳥の姿をした使い魔に変形し、三咲町全体の広範囲な偵察や監視を担う。なお、チョコレートとして直接摂取すれば魔術師の肉体的な負傷を治癒する薬としても機能する。

スクリプス・ハンプティ

有珠の左目に宿る魔眼。魔術の重複詠唱を可能にするほか、二つの意味を一言に集約する高度な術式を可能にするが、発動には「夜の饗宴」による環境補正が必要となる。

橋の巨人(テムズトロル)

「ロンドン橋」の伝承を起源とする最強のゴーレム。川などの流水がある場所に限定して顕現する。周囲の環境(木々や岩石など)を媒介にして形態や破壊力を変化させるが、より強力な上位形態を引き出すには極めて高度な術式が要求される。

おためが
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@ryusuke_a

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