移籍希望!各地の名産品を遊べて学べるSFCソフト『南国少年パプワくん』
遊びながら日本の名産品が学べるソフトと言えば、『桃鉄』シリーズが有名ですね。ところが、スーパーファミコンが主流の時代にあったんです。同じく「遊んで学べる」ゲームが…。かなりキャラがぶっ飛んでましたが。
『南国少年パプワくん』とは
あらすじ:主人公シンタローが、ある島に迷い込む。彼は暗殺組織ガンマ団総帥の息子であり、一族に伝わる「秘石」を持ち逃走したのだった。島には人語を話す奇怪な生物が多数暮らしており、唯一の人間、「パプワ」は超人的なまでの身体能力を有していた。
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時折、秘石を奪い返すために「刺客」が送り込まれてくるんですが、皆日本の各府県出身であり、その地の特産品や自然現象をモティーフにした技を使うのです。皆返り討ちに遭いますが、超人や怪生物相手じゃ仕方ないですよね。で、このスーパーファミコンソフトでは、グンマ(群馬)、ミヤギ(宮城)、トットリ(鳥取)、アラシヤマ(京都)、名古屋ウイロー(愛知)、博多どん太(福岡)、津軽ジョッカー(青森)が各ステージのボスとして登場。各地の名産品もまた、シンタローの行く手を阻むように現れます。
第一ステージ:トットリ島(鳥取県)
80世紀梨:最初は巨大な梨として登場。ダメージを与えると40世紀梨、20世紀梨と分裂していきます。元ネタは鳥取県名物の20世紀梨ですね。ただ「80世紀」は中ボスで、20世紀梨は基本的には通常レベルの敵として登場します。
ヒョウタン口:最初に会う敵です。これも名産のようです。
ブーツ傘、砂袋といった敵が登場。
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砂袋は言うまでもなく鳥取砂丘ですね。
第二ステージ:グンマ山(群馬県)
シンタローのいとこ、グンマ博士がボスを務めるステージです。グンマ博士が群馬県出身かまでは知りませんが。
だるまオヤジ:群馬と言ったら、高崎だるま!口からミニだるまを吐きます。ポイントを稼ぐため、ミニだるまを大量に吐いたところで眼魔砲(がんまほうと読みます。かめはめ波みたいなもの)撃ってました。
からっ風ブースケ:「かかあ天下とからっ風」はよく聞きますね。群馬県で冬によく吹く有名な風です。
中ボスとして、メカはにわが登場。
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群馬県は通称「埴輪王国」であり、埴輪のメッカ。
第三ステージ:アラシヤマ寺(京都府)
宇治チャチャチャ:マラカス持った宇治茶の壺です。
舞妓ちゃん:攻撃すると反撃してきます。
アシュラくん:中ボス。京都が舞台とすると、三十三間堂のものがモティーフなんでしょうか。腕四本しかなかった気がしますが。
湯ドーフ君、イチゴ入りお食べ(イチゴを飛ばして攻撃)なども登場。
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第四ステージ:ミヤギ峠(宮城県)
笹カマくん:宮城名物ですね。
ササニシキ:仙台を代表するお米です。
長ナスウマ:仙台名物です。
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