Five Nights at Freddy's(FNaF)のネタバレ解説・考察まとめ
『Five Nights at Freddy's』とは、スコット・カーソンが開発したPC、及びスマートフォン用のホラーゲーム。略称はFNaF。日本語での読み方は基本的に「フナフ」で統一されている。プレイヤーはピザ屋の夜間警備員になり、機械人形の襲撃を潜り抜けながら、朝方まで生き延びることを目指す。
主な人間側の登場人物はプレイヤーが操作する主人公と、プレイヤーの雇い主です。ほとんどのシリーズが主人公からの視点で、名前がはっきりとしているシリーズと名前がわからない匿名シリーズが存在しています。どのシリーズもゲームが始まると雇い主から連絡が入ります。合計五日間の職務であることや、簡単な業務内容などが初日には言い渡されます。これらの時点ではとても質素な情報のみ共有され、唐突にゲームが始まります。数日分クリアすると再び雇い主から連絡が来ます。労いの言葉や以前働いていた人物の話など小話をはさみながらゲームクリアを目指します。
アニマトロニクス
一番最初の『Five Nights at Freddy's』では主に4つのアニマトロニクスが存在しています。
くまの「フレディ」・うさぎの「ボニー」・チキンの「チカ」・狐の「フォクシー」です。初日から全員が登場することはまずありませんが、五日目に近づくほどに頻度・種類が増えていきます。それぞれのアニマトロニクスには特徴があり、ある一定の行動をすると攻撃してくるものや、気分屋なのか唐突に迫ってくるものもあります。
ゲームのシリーズを重ねるごとに新しいアニマトロニクスが増え、プレイヤーはシリーズごとに追加される新しい要素を組み合わせながら、対応することになります。
『Five Nights at Freddy’s』のアイテム
監視カメラ
ほとんどのシリーズに共通して、このゲームで最も使用するものです。プレイヤーは自分のいるセキュリティルームにアニマトロニクスを侵入させないようにするため、この監視カメラを定期的に使用して、アニマトロニクスの位置や状況を把握します。現代でも「情報戦」と称されるほど、戦いには情報が大きなウェイトを占めることが知られています。プレイヤーは自らの身を守るためにアニマトロニクスの表情や動きなど細かなところまで意識を配ることを求められます。
電話
主人公の雇い主からの音声メッセージを受信することになります。このゲームシステムを簡易的に説明し、舞台であるレストランの話をします。例えば、「倉庫にあるキャラクターが今度バンドイベントを開くんだ!子供たちが喜ぶよ!」のような形です。雇い主は何が起こっているのか、知る由もないので、気楽でラフな話し方をしています。ホラーゲーム内の束の間の休憩で、多くのプレイヤーはここで一呼吸を置くことになるでしょう。
ライト
このライトは基本的に、近場にいるアニマトロニクスの襲撃を阻止するために存在します。ほかにも、プレイヤーは壁のボタンを押して左右のライトを点灯させ、監視カメラでは補いきれない死角を確認します。シリーズによっては、懐中電灯のこともあり、その姿は多種多様です。
『Five Nights at Freddy’s』の用語
Freddy Fazbear’s Pizza
主人公が警備員を勤めることになったピザ屋。
「大人も子供も楽しめる夢の国」というスローガンを掲げているが、経営は低迷ぎみらしい。
経営が低迷している理由は過去に色々とあったせいだと前任者は語るが、色々どころではない血生臭い過去が隠されている。
店内の内装は真夜中でも電気がついていないこともあり、どことなく不気味で古ぼけている。
人形達の舞台やその人形たちの部品を格納する部屋、キッチンやダイニングエリアなどがあり、一見は普通のピザ屋。
だが、警備員室には飲食店には似つかわしくない重厚な扉が設置されている。
電話の男の話によると、これらの機械人形は夜間に、少しばかりおかしな癖が出るらしい。
もとは非常に大きな店であり、人形の数も倍近くあった。
マスコット人形を売りに経営を続けてきたが、1987年に起きた「噛み付き事件」以降、昼間は人形を動かしていない。
また同系列の店舗において児童行方不明事件が発生しているようで、店の歴史は非常に黒い。
人形からの異臭も問題となっており、衛生管理局や警察からも目を付けられているようだ。
Fazbear Entertainment
Freddy Fazbear's Pizzaを経営する会社。電話の男や主人公はこの会社に勤めていることになる。略称は「FE社」。
そこそこの規模の会社らしく、Freddy Fazbear's Pizzaは姉妹店を持っている。
1983年には全盛期を迎えており、「Fred bears & Friends! 1983」というアニメ、またはCMを放送していたようだ。
社内には技術チームが存在することが明らかになっており、アニマトロニクスの開発や修理などはもっぱらここが行っている模様。
だが、修理や欠陥調査でも成果を上げているとは言えず、結局はチームの存在に疑問符が付くレベルである。
経営方針自体は「安全第一」など綺麗事を謳ってはいるが、実際は疑問符どころではないほど人命を軽視している。
過去に事件・事故なども数回起こしており、時系列が進むごとに経営難、店舗縮小に陥っている。
無印の店舗が閉店した後に倒産したようで、残されたアニマトロニクスのパーツ等はFazbear's Frightのオーナーの手に渡ることになる。
夜勤・アクターなどの教育には電話(カセットテープ)を用いていた模様で、閉店後数年後に当時のテープが回収されている。
事件
噛みつき事件
舞台となるピザレストランの開店年である1987年に起きた事件。機械人形が人間に噛み付いて怪我を負わせたといったもの。被害者は少なくとも前頭葉を負傷するほどの大怪我を負ったということ以外は詳細は不明。
この事件と「1987(年)」というワードは、シリーズのストーリーに大きく関わるものとして、シリーズを通して重要なキーワードとなっている。
児童行方不明事件
事件名だけ読むとかなり不気味なもの。
噛みつき事件と同時期に発生した、5人の子供が行方不明になる事件。
当初は2人の子供が行方不明になったと思われていたが、警察の調べで5人行方不明になっていることが分かった。
その後、容疑者は逮捕されたものの、子供たちの遺体はいまだ発見されていない。
警察によると、容疑者はあるレストラン(恐らくFreddy Fazbear's Pizza)のキャラクターに変装して、子供たちを誘惑して連れ去っていたとのこと。
誘拐殺人事件からしばらく後に、警察へキャラクターからの異臭がするという通報があり、調査したところ、キャラクターの目や口のあたりに血液や体液が付着していたとの報告があった。
サウンドトラック
いたちが飛び出した!
英語では"Pop! Goes the Weasel"と呼ばれる、作中に出てくる音楽。
オルゴールを切らしていしまうことで、流れ始める音楽。ちなみにオルゴールを切らすとPuppetが動き始まる。
使用されているのは冒頭部分の数秒間。
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目次 - Contents
- 『Five Nights at Freddy’s』の概要
- 『Five Nights at Freddy’s』のあらすじ・ストーリー
- 一夜目
- 二夜目
- 三夜目
- 四夜目
- 五夜目
- 六夜目(最終日)
- 『Five Nights at Freddy’s』のゲームシステム
- 『Five Nights at Freddy’s』の登場人物・キャラクター
- 人間
- アニマトロニクス
- 『Five Nights at Freddy’s』のアイテム
- 監視カメラ
- 電話
- ライト
- 『Five Nights at Freddy’s』の用語
- Freddy Fazbear’s Pizza
- Fazbear Entertainment
- 事件
- 噛みつき事件
- 児童行方不明事件
- サウンドトラック
- いたちが飛び出した!
- 大きな古時計
- ジャンプスケアー
- 『Five Nights at Freddy’s』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『Five Nights at Freddy’s』の小説版が存在する
- ガイドブック
- 圧倒的な開発速度
- 熱狂的なファンコミュニティ
- ちょっとしたPC版とスマホ版の違い
- 一夜当たりのプレイ時間
- モーションについて
- Android版限定要素
- ゲームを瞬時にクリアさせるチートコマンド