ドラマチックな人生を描いた衝撃的な映画まとめ!『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など

ここでは実在の人物のドラマチックな人生を描いた映画をまとめた。伝記映画だけでなく、事実に基づいた創作も掲載している。「ウォール街の狼」と呼ばれたブローカーの半生を描いた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、世界的ミュージシャンであるフランク・シナトラの人生を綴る『最後のマイ・ウェイ』などを紹介した。

地位を保つために、どんどん新しい企画を考えなければいけないし、敵も多くなる。ストレスのせいで家族や、マネージャーや付き人にあたるようになり、信じていた人に去られてしまう。

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▼『ミルク』

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”マイノリティーの地位のために戦った活動家のドラマチックで真摯な人生!”

ガス・ヴァン・サント監督、ショーン・ペン、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン主演による年の作品。アメリカで初めてとなる、ゲイを公表して公職に就いた活動家ハーベイ・ミルクの苦難と情熱の半生を描く。1972年のアメリカ。サンフランシスコでカメラ店を開業した青年ハーヴィー・ミルク。彼の人柄を慕って、店には同性愛者やヒッピーたちが集まるようになる。保守的なカトリックの住民たちに対抗するため、人権団体を設立し、その動きは徐々に大きなものとなり、政治的活動の幅を広げていくのだが...。

サンフランシスコ市議会委員に立候補し、2度の落選を経て1977年に初当選。同性愛者であることを公言して当選した、米国史上初めての公職者となった。そして、全米で同性愛者の権利剥奪が進む中、同性愛者や社会的弱者に対する差別が拡大していく動きに反対運動を繰り広げるミルクは、元大統領のカーター氏やレーガン大統領の賛同を取り付けるが...。この非常に難しい役どころを見事に演じきったのは、ショーン・ペン。今作でアカデミー主演男優賞を受賞した。

実際のハーヴェイ・ミルク本人。サンフランシスコのゲイ・コミュニティーの表看板として活動を続けた。『カストロ通りの市長』と呼ばれ、同性愛者だけでなく、差別を受ける様々な社会的弱者やマイノリティーの支持を集めた。1999年には「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」に選出されている。

今作を手がけたのは、ガス・ヴァン・サント監督。1985年の監督デビュー以来、現実を直視した鋭い視点の作品を手がけ、タブーと思われるテーマにも真っ向から取り組む。『ドラッグストア・カウボーイ』『マイ・プライベート・アイダホ』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『エレファント』などの作品を手がける。彼自身ゲイである事を公言しており、作品からも強い意志が感じられ、彼が今作を手がけたのは必然であろうと思わせる。

映画「ミルク」予告編 - YouTube

ゲイだけでなくマイノリティについて考えることのできる実話。生きにくい世の中を自分たちの手で変えようとする勇気と行動力は目を見張るものがあり、これまであった数々の革命とかも含めて凄い事だと思えた。

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彼は常に前向きで、どんな困難にも楽しんで立ち向かっていきます。特に印象的だったのはハーヴィーとゲイ反対派の公開討論で、ハーヴィーの主張がこれでもかと心に突き刺さってきます。映画の元となった人物、ハーヴィーの生き方に大注目です。

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どんな人だって、同じ権利があるべきだと思う。それを公の場で宣言した男が最初に残した功績は大きく、今、わたしがそんな人物の存在を映画を通して知ったということもなかなか価値のあることだと思えた

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▼『マイケル・コリンズ』

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”アイルランド独立運動に尽力した革命家の激しいドラマチックな人生!”

共にアイルランド出身のニール・ジョーダン監督とリーアム・ニーソンが、アイルランド独立運動の英雄マイケル・コリンズの半生を描いた1996年の作品。1916年、英国の支配からの独立を求めて、アイルランド市民たちは「イースター蜂起」と呼ばれる武装蜂起を決行するが失敗。指導者のひとりとして運動に関わったマイケル・コリンズも投獄される。釈放されたコリンズは同志らと共に親衛部隊を率いて、新たな独立運動を起こし、命知らずの大胆な作戦を行う。英国との長い争いの末、独立を勝ち取るものの、それは新たな内戦の火種となり、彼の運命を翻弄していく...。

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