ナイツ&マジック(Knight's & Magic)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナイツ&マジック』とは天酒之瓢によるライトノベル、オンライン小説で、異世界転生や魔法、巨大ロボットを軸としたファンタジー作品である。2010年に小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載され、2016年に漫画化。2017年にはアニメ化された。交通事故で命を落としたロボットオタクの倉田翼は、「幻晶騎士(シルエットナイト)」と呼ばれる巨大ロボットが存在する異世界で、エルネスティ・エチェバルリアに転生する。幻晶騎士のパイロットを志して努力し続けた彼は、やがて「銀鳳騎士団」の団長となる。

CV:土師孝也、間島淳司(青年期)

フレメヴィーラ王国の公爵にしてアンブロシウスの側近。
若い頃は暴走癖のあったアンブロシウスを諌め、また悩まされた。
また、“カルダトアの改良”に着手したが、技術的改良は小幅なものに留まり、十分な結果を残せぬままに終わった経験を持つ事から、シルエットナイトの改良新開発の困難さを身に染みて知っている。この事から、シルエットナイト新開発を条件として魔力転換炉(エーテルリアクタ)製法をアンブロシウス王と約したエルに対して厳しい当たりの原因となった。
テレスターレ開発後にエルの政治的野心を疑い、自領にて詰問するが、その過程で彼とアンブロシウスが非常に似た者同士である事に気づかされ、これ以降はエルを認めて彼の最大の支援者となる。

ヨアキム・セラーティ

左側の人物

CV:木之下浩之

フレメヴィーラ王国の侯爵にしてキッド、アディ、ステファニア、バルトサールの父。
妾であるイルマタルのことは本来は側室に迎えるはずだったが、正室があまりに嫉妬深かったために愛妾という形にせざるをえなかった経緯を持つ。妾腹であるキッドやアディのことも大切な我が子としているが、そうした経緯から、双子には誤解されてかなり苦手に思われている。
当初はディクスゴード公爵と同様にエルの存在に注意を払い、エルの様子を報告してほしいと、キッドとアディに頼む事もあった。カザドシュ事変以降はディクスゴードと同様にエルを認めて、その支援に回っている。

オルヴァー・ブロムダール

CV:松岡禎丞

国立機操開発研究工房の所長。痩身の青年という容姿で落ち着いた性格をしている。
その素性は、森都より衛使として徒人(人類)との橋渡しの役目を負って派遣されているアルヴの民であり、年齢も80を超えている。アルヴとしてはまだまだ若く徒人(人間族)のように感情が豊かであり、エルが巻き起こす騒動や新技術に期待し、長老とエルを引き合わせる仲介も行った。

ガイスカ・ヨーハンソン

CV:麦人

国立機操開発研究工房第一開発工房の工房長。
ナイトスミスたちを取りまとめ、新型機開発に情熱を燃やしていたが、新規開発に至れない現実の厳しさから技術者としての情熱を失い、当初は偏屈な老人として描かれている。
功名心に駆られるあまりオルヴァーのことも心よく思っていなかったが、銀鳳騎士団との模擬戦を経て数々の新技術に触れて、失った情熱を取り戻して視野を広げ、憑き物が落ちたように考えを改め、ラボを上げてエルたちとの協力体制を築いて新型シルエットナイト開発に尽力するようになる。

ラウリ・エチェバルリア

エルの祖父。セレスティナの実父。
ライヒアラ騎操士学園の学長を務めている。アンブロシウス国王とも旧知の仲で、エルがアンブロシウス国王に謁見する際に同行した。

マティアス・エチェバルリア

右側の人物

エルの父親。セレスティナの夫。
元々は騎操士として活躍していたが一線を退き、ライヒアラ騎操士学園で騎操士教官を務めている。エチェバルリア家の入り婿。
破天荒な息子と何事にも動じない妻の姿に頭を抱える姿が時折見られる。

セレスティナ・エチュバルリア

エルの母親。ラウリの娘。
幼いエルに魔法の手ほどきをしていた。非常にのんびりした性格であり、夫のマティアスが驚くようなエルの素行を見ても微笑んでいるなど、かなり天然なところを持つ。

ステファニア・セラーティ

キッドとアディの異母姉。
ライヒアラ騎操士学園騎士学科に在籍し、キッドとアディより2学年上級になる。中等部時に生徒会長を務め、陸皇亀侵攻の際には学生隊の陣頭指揮を取っていた。
「可愛くて賢い子が大好き」で、疲れている時など癒やしを求めてエルに抱きつくこともしばしば見られ、そのたびにアディと揉めている。
弟のバルトサールとは違ってキッドとアディのことは本当の家族と見なし、優しく見守っている。

バルトサール・セラーティ

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