Dead Space(デッドスペース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Dead Space(デッドスペース)とは、EA Redwood Shores開発、エレクトロニック・アーツ発売のサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)。強烈なゴア描写とショッキングなホラー表現が話題となった。2508年、採掘艦USG Ishimuraからの救難信号を受けた主人公アイザックらは、調査のためにIshimuraへと乗り込む。しかし、そこで生活していたはずの乗組員たちは謎の怪物に惨殺されていた。アイザックらは生存と脱出のために戦いを余儀なくされる。

ジョンストン伍長(Corporal Johnston)

アイザックたちの乗ってきた宇宙船「USG Kellion」のサブパイロット、チェン伍長と同じく、最初のネクロモーフの襲撃によって死亡する。

『Dead Space』の敵キャラクター

本作の敵キャラクターは、作中では「ネクロモーフ」と総称される。命名したのはカイン博士で、人間の死体(necro)を変質(morph)させt誕生することからこの名前がついた。ネクロモーフの最大の特徴は、人間にある脳や心臓といった生命維持のための重要器官が存在しないことが挙げられる。このため、従来のゲームでは有効なヘッドショットが必ずしも有効とならず、大きなダメージを与えるためには手足を狙って攻撃し、切断するという方法を取る必要がある。

スラッシャー(Slasher)

最初に遭遇するネクロモーフで、全てのチャプターに登場する。弱点は両腕で、両腕を切断することで即死させられる。また、足を切断することで移動力を大きく削ぐこともできる。巨大な鎌状になった両腕を振りかざして襲ってくる。普段はフラフラと徘徊しているが、プレイヤーを見つけると猛烈な勢いでダッシュしてくる。死んだふりをしていることもあり、近づくと突然起き上がって攻撃してくる。

外見や性別によっていくつかのタイプが存在する。足にプロテクターを装備したタイプは脚へのダメージが通りにくい。緑色の服を着た女性タイプは中距離から酸を吐いて攻撃してくる。また、ゲーム後半では体色が黒くなった個体も登場する。この個体は「Super-Slasher」と呼ばれており、体力・攻撃力ともに大幅に向上している。

ゲームの舞台となる惑星採掘船USG Ishimuraの各所にあるダクトや通気口を経由して移動することができる。エリアをまたいだ移動も可能なので、姿が見えなくなっても安心できない。なお、両足を切断することでダクトや通気口を使った移動を封じることができる。

リーパー(Leaper)

形状が大きく変質し、下半身はサソリの尾のように1本に、両腕は長大なものになったネクロモーフ。弱点は両腕だが、スラッシャーに比べて当たり判定が小さいので狙いにくい。確実に仕留めたい場合は、物体の動きを停滞させる能力である「ステイシス」を使うのが確実。移動力が非常に高く、敵を見つけると猛ダッシュで駆け寄ってくる他、高くジャンプして壁や天井に張り付くこともできる。主な攻撃は尻尾を用いたもので、縦振りは射程が長く、横振りは範囲が広い。この尻尾を切断することで能力を大きく削ぐことができ、尻尾での攻撃とジャンプを封じることができる。

移動速度が早い反面方向転換が苦手で、旋回に時間がかかる。そのため、正面から攻撃を仕掛けず側面に回り込むようにして攻撃するのが有効。ゲーム後半には体色が黒くなり、体力と攻撃力が向上した「Super-Leaper」が登場する。

ラーカー(Lurker)

胎児・新生児の死体が変異して生まれたネクロモーフ。弱点は背中から生えた3本の触手。体が小さい上に非常に身軽で、壁や床に飛び移りつつ攻撃してくる。無重力エリアに頻繁に登場してプレイヤーを苦しめる難敵。主な攻撃は、背中の触手の先端から発射してくる鏃状の弾。狙いはかなり正確なので、複数登場した場合は要注意。また、至近距離では触手を使って飛びかかってくる。体が小さいため、気がついたら足元の見えにくい位置に近づかれていることも少なくない。弱点である触手は3本並んで生えているので、横方向を広く攻撃できるラインガンで攻撃するのが有効。

ゲーム後半では体色が黒くなり、体力と攻撃力が向上した「Super-Lurker」が登場する。

インフェクター(Infector)

エイやムササビを思わせる形状をしたネクロモーフ。弱点部位は特にないので、地道に攻撃して倒さなくてはいけない。各所にある人間の死体をSuper-Slasherに変化させる厄介な敵。しかし、変化させる死体は決まっており、欠損の激しい死体は変化させることができないので、事前に死体を破壊しておくことで敵の増殖を防ぐことができる。また、両腕だけを切断した死体がインフェクターによってネクロモーフ化すると、その瞬間に死んでしまう。インフェクターは死体をネクロモーフ化させている間は移動しないので、死体の両腕だけをあらかじめ切断しておくとインフェクターの動きを封じつつアイテムを入手できる。

周囲に死体がない場合は、直接飛びかかって攻撃してくる。ボタン連打で振りほどくことができれば反撃で必ず倒すことができるので、ライフを犠牲にして弾薬を節約するという選択肢もある。

スウォーマー(Swarmer)

大型のヒルのようなネクロモーフ。一匹一匹では脅威ではないが、常に大量に出現しまとわりついてくるので油断できない。数が少なければボタン連打で振りほどけるが、一気に大量のスウォーマーに襲われるとひとたまりもない。また、アイテムボックスの中に潜んでいたり、妊婦型ネクロモーフ「プレグナント」の腹から大量に出現することもある。弱点は時にないものの体力はないに等しく、広範囲を攻撃できる武装であるフォースガンなどの範囲攻撃で一網打尽にするのが有効。

プレグナント(Pregnant)

「妊婦」の意味を持つ名前の通り、大きく膨らんだ腹部を持つネクロモーフ。弱点は両腕、攻撃方法は鎌状の両腕による切りつけと、スラッシャーに準じたものとなっている。ただし、鈍重なためかダッシュ攻撃はしてこない。

大きく膨らんだ腹部には大量のスウォーマー、ネクロモーフの集合体であるディバイダーの構成体×3、ラーカー×2のいずれかが入っており、腹部に攻撃が当たるとこれらが一斉に襲いかかってくる。他のネクロモーフもいる乱戦状態の時に腹部に攻撃が当たると、敵の数が一気に増えてしまうのでとても危険。そのため、安全に倒すには攻撃を腹部に当てないようにしながら、弱点である両腕を正確に狙う必要がある。

テンタクル(Tentacles)

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