Dead Space(デッドスペース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Dead Space(デッドスペース)とは、EA Redwood Shores開発、エレクトロニック・アーツ発売のサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)。強烈なゴア描写とショッキングなホラー表現が話題となった。2508年、採掘艦USG Ishimuraからの救難信号を受けた主人公アイザックらは、調査のためにIshimuraへと乗り込む。しかし、そこで生活していたはずの乗組員たちは謎の怪物に惨殺されていた。アイザックらは生存と脱出のために戦いを余儀なくされる。

ログ

ゲームの舞台となる惑星採掘船USG Ishimuraの各所には、乗組員たちが残したメッセージであるログが落ちている。ログは音声・映像・文字記録であり、これらは攻略のヒントになる他、本作の世界観を知る手がかりともなる重要なアイテムである。

『Dead Space』の用語

マーカー

本作での事件を引き起こした元凶と言える、螺旋状の石碑のような物体。周囲の人間に対して幻覚や幻聴といった精神症状をもたらす。エイリアンテクノロジーの産物とも考えられていたが、本編に登場したマーカーは、オリジナルである「ブラックマーカー」を人類の手によって複製した「レッドマーカー」だった。「ブラックマーカー」は200年前、ゲーム本編で惑星採掘船USG Ishimuraが採掘を行っていた惑星「イージス7」にて地球政府によって発見されていた。地球政府はマーカーの起動実験を行なうが、実験は失敗。ネクロモーフとその司令塔であるハイヴ・マインドの出現を許してしまう。地球政府はこの惨劇を隠蔽するため、マーカーを地中深くに封印していた。

ユニトロジー

科学者マイケル・アルトマンによって創設されたカルト宗教。200年前に発見されたブラックマーカーを崇拝対象としており、死を受け入れて転生すること=ネクロモーフ化することを教義としている。

イージス7

本作の舞台となる惑星採掘船USG Ishimuraが採掘を行っている惑星。大量のレアメタルが埋蔵されている。

USG Ishimura

本作の舞台となる、全長1.3キロに及ぶ巨大な惑星採掘船。採掘対象であるイージス7にて違法採掘を行っており、その結果、封印されていた謎の物体「マーカー」を掘り出してしまう。しかし、実際にはIshimuraの乗組員の一部はマーカーを崇拝する宗教「ユニトロジー」の信者で、最初からマーカーを発掘するのが目的だった。

CEC

深宇宙での鉱物採掘を主な業務とする大企業であり、主人公であるアイザックもここに所属している。

『Dead Space』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ニコルの生死は、各チャプターの頭文字が表している

本作は全12のチャプターで構成されているが、その頭文字を順番に並べると「NICOLE IS DEAD」となり、アイザックの恋人であるニコルが死んでいることを暗示している。ちなみに、全12チャプター名は以下の通り。

Chapter01 : New Arrival
Chapter02 : Intensive Care
Chapter03 : Course Correction
Chapter04 : Obliteration Imminent
Chapter05 : Lethal Devotion
Chapter06 : Environmental Hazard
Chapter07 : Into the Void
Chapter08 : Search and Rescue
Chapter09 : Dead on Arrival
Chapter10 : End of Days
Chapter11 : Alternate Solutions
Chapter12 : Dead Space

不正コピー防止ソフト問題

本作のPC版には、エレクトロニック・アーツの不正コピー防止ソフト「SecuROM」が含まれている。このソフトは、ユーザーからはわからない形で常に動作しており、ゲームをアンインストールしてもPCからは削除されない。そのため、しばしばPCの処理の力の低下などの不具合が指摘されている。これに対し、エレクトロニック・アーツは「SecuROM」のインストール回数をリセットし、再インストール可能とするツール「EA De-Authorization Tools」をリリースしている。

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