RobiHachi(ロビハチ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『RobiHachi』とは、スタジオコメット制作のオリジナルアニメーション作品。2019年4月から6月まで放送。全12話。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』を元にして作られたSF作品。監督は高松信司。借金生活を続けていた「ロビー・ヤージ」は、借金取りのアルバイトをしてる「ハッチ・キタ」と出会い、成り行きで二人はロビーが借金する金融会社の社長「ヤン」から逃げなければならなくなる。二人はヤンから逃げながら、ご利益が授かれる石「アカフクリスタル」がある惑星「イセカンダル」を目指す事になった。

CV:阪口大助

ロビーの元で働くウサギ型のサポートロボット。
ナガヤボイジャーのナビやメカニックを務めている。
ヨッカマルシェで製造されており、ヨッカマルシェを故郷としている。
見た目は可愛いが毒舌家で、ツッコミ担当。
ネガティブな言葉が禁止のアッカサッカではアッカサッカ人に笑顔で囲まれ、ポジティブな言葉を強要され辟易する。
イックが認めた手記「RobiHachi〜地球を救った男たち〜」によると、イックの最初の主人は「ロック・キタ」、次の主人がロックの幼馴染の「ユマ・ヤージ」。
ユマの死後は電源を落とされてナガヤボイジャーの中で眠っていたが、ロビーが家出する際に電源を入れられて再度目覚めた。
最終回では手記をしたためていたが、ハッチと共に借金に追われるロビーの前に現れ一緒に旅をしようと誘った。

金融会社ヤンズファイナンス

ヤン

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:杉田智和

金融会社ヤンズファイナンスの社長。
ロビーに金を貸している。ロビーの借金は全てヤンの根回しでヤンファイナンスで一本化されている。
借金の取り立てとして、ロビーたちをしつこく追い回している。
ロビーに恋をしており実際の目的は借金よりもロビーそのものにあり、ロビーには体で返してもらうと公言している。
ハママIIではロビーへの気持ちを成就するためにウナギで精力をつけようとするが、つけすぎてしまい猛獣のようになってしまう。
ヨッカマルシェではアルメーニたちから体を張ってロビーを救うなど、ロビーへの気持ちが本気である事も伺える。
アロとグラは当初ヤンの片想いに気づいていなかったが、後にヤンの気持ちに気づき応援している。
ロビーから貰ったみるくいちご味のキャンディをいつも食べている。
最終回ではキャンディを食べきってしまい、ロビーへの未練と共にキャンディの袋を捨てるが、その後新しい恋を始めた様子。
その相手はどこかロビーの面影がある青年であった。
小学生の頃に見た「美男少年ラブラブ」という、PTAから問題視されて打ち切りになったアニメ作品が好き。

アロ

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:木村昴

ヤンの手下。いつも髪型を整えている。
世捨て人だった頃にヤンに拾われ、以降ヤンの元で働き、ヤンを尊敬している。
ヤンに拾われた際に櫛を貰い、いつもその櫛でリーゼントヘアを整えるようになった。
ロビーを追いかけるヤンを応援している。

グラ

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:徳留慎乃佑

ヤンの手下。いつも飴を食べている。
路上で音楽を聞いて寝転がっていた所を、ヤンの真似をしたアロに拾われる。
アロは自分を拾ったヤンを尊敬してるが、グラは特にアロを尊敬しておらず拾われた際もアロに蹴りを入れている。
しかしヤンの事は尊敬しており、ロビーを追いかけるヤンを応援している。

その他

ユマ・ヤージ

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:中井和哉

ロビーの祖父。アニメ監督。
西暦1969年に放送されたアニメ「銀河道中ヒザクリガー」の監督。
ヒザクリガーの未放送回である12話のマスターフィルムを所持しており、孫のロビーと一緒に見ていた。
その事からロビーはユマが亡くなった時に、思い出の品として棺桶に12話のマスターフィルムを入れている。
イックの手記によればロックとは幼馴染。

ロック・キタ

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:河本啓佑

ハッチの祖父。宇宙飛行士。
宇宙人とファーストコンタクトを果たした最初の地球人。
持病の癪で苦しんでいる宇宙人を解放し、その事で宇宙人が所持していた月の基地を貰い受け、ルナランド王国を作る。
イックの手記によればユマとは幼馴染。

アルメーニ

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:新田英人

ヨッカマルシェにいるヒザクリガーマニア。
地球で放送されたヒザクリガーが宇宙でも見られるようになった事で、ヒザクリガーのファンになる。
地球へ聖地巡礼に行った際にロビーの父「ルーシー・ヤージ」と出会い、ヒザクリガーの設定資料や原画を貰う。
お礼としてその時持っていたお金全てと、ナガヤボイジャーと等身大ヒザクリガーを渡した。
これによりヤージ家は突然資産家になった。
ヨッカマルシェにはアルメーニたちによるヒザクリガーアーカイブがある。
メンバー達はヒザクリガーに非常に詳しく、未放送のため幻となった12話の内容を考察し合い、12話に想いを馳せていた。
ロビーがユマの孫であると気づくとアルメーニはロビーをアーカイブに招いた。
そしてロビーがヒザクリガーの未放送回の12話を見た事があると知ると、アーカイブのメンバーと共に無理やりロビーの記憶を見ようとする。
記憶を見る事でにロビーに強い記憶障害が起こると知っていながら、無理やり記憶を見る機械にロビーを拘束する。
しかしロビーを追って現れたヤンによって阻止され、アーカイブはヤンによって壊される。
ヤンはアルメーニが自身が好きなアニメ「美男少年ラブラブ」を見た事があると知ると、アルメーニの記憶を見てアニメ鑑賞を行った。
そのためアルメーニは記憶を失い、ヒザクリガーに関する記憶も失ってしまったと見られる。

ハッコーネのドン

出典: anicobin.ldblog.jp

CV:麦人

ハッコーネで知る人ぞ知る裏ボス。
「ハッコーネのシンドラー」「ハッコーネのゴッドファーザー」「ハッコーネのアルカポネ」「ハッコーネのドンファン」とも呼ばれる。
ドンから貰った行手形は普通の手形よりも価値がある。
しかしドンと会った人間は抜け殻になったり立ち上がれなくなったと言われており、怖ろしい存在とされている。
正体は『美男高校地球防衛部LOVE!』に登場する「ウォンバット」で、性格や言動なども一致しているが完全な同一人物かどうかは定かでは無い。
愛らしい姿で人を魅了し骨抜きにしてしまう。
語尾が「~でマッチョ」など独特。

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@amenochiharep0

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