L'Arc~en~Ciel(ラルク アン シエル)の徹底解説まとめ

L'Arc~en~Cielとは1991年結成、94年にデビューしたロックバンド。略称は「ラルク」。
『HONEY』や『snow drop』、『HEAVEN'S DRIVE』などのミリオンヒットで知られる人気バンドであり、CD総売上は2900万枚を超える。
ハードロック、パンク、ヘヴィメタル、インダストリアル、オルタナティブ、ニュー・ウェイヴ、ダンス・ミュージック、ポップスやバラードなど様々なジャンルを取り入れた枠にとらわれない幅広い音楽性、メンバーの個性が際立った演奏が特徴。

ギター。
1968年11月28日生まれ。出身は滋賀県米原市。
結成当初からのオリジナルメンバーではなく、1992年加入。
ミリオンヒットした『花葬』『NEO UNIVERSE』を作曲したことで知られる。ラルクの曲の中ではken作曲のものが一番多い。ジャンルレスな楽曲を多く生み出している。
好きなジャンルは主に80年代のハードロック、ヘヴィメタルであり、影響を受けたギタリストは、ゲイリー・ムーア、マイケル・シェンカー、イングヴェイ・マルムスティーンなどを挙げている。

tetsuya

ベース。
1969年10月3日生まれ。出身は滋賀県彦根市でkenとは幼馴染み。
ソロでは「TETSU69」として活動。妻は女優でモデル、タレントの酒井彩名。
『snow drop』などのミリオンヒットシングルで知られ、メンバーの中では比較的ポップな楽曲を得意とする。
ベーシストとしてはピックを用いた演奏が特徴。「歌うベース」と言われることがあり、うねるようなベースラインには定評がある。
好きなバンドはビリー・ジョエルやデュラン・デュラン、カルチャー・クラブ、リンキンパーク、ミューズなど。

yukihiro

ドラム。
1968年11月24日生まれ。出身は千葉県市川市。
1998年からメンバーとして活動。また、「geek sleep sheep」のドラマーでもあり、ソロでは「acid android」のボーカリストでもある。
『New World』『DRINK IT DOWN』を手掛けたことで知られる。ドラマーとしては、タイトで手数の多いドラミングが特徴。
好きなジャンルは主にクラブ・ミュージック、テクノ、ハウス、インダストリアル。影響を受けたバンドとして、レディオヘッド、デペッシュ・モード、バウハウス、ナイン・インチ・ネイルズなど。

旧メンバー

hiro

初代ギタリスト。1991年から1992年まで在籍。
ラルク初期の定番曲「I'm In Pain」はhiroが作曲した。

pero

初代ドラマー。1991年から1992年まで在籍。
ラルク結成前に、「Jelsarem's Rod(ジェルサレムズ・ロッド)」というバンドでhydeとともに活動していた。

sakura

1969年11月20日生まれ。出身は東京都練馬区。本名は櫻澤泰徳。
2代目ドラマー。1993年から1997年まで在籍。
1997年に覚せい剤取締法違反で逮捕。懲役2年・執行猶予3年の判決が言い渡された後にバンドを脱退する。

L'Arc~en~Cielのディスコグラフィー

DUNE

1. Shutting from the sky
2. Voice
3. Taste of love
4. Entichers
5. Floods of tears
6. Dune
7. Be destined
8. 追憶の情景
9. As it in a dream
10. 失われた眺め

1993年の1stアルバム。インディーズ時代にリリースされた唯一のアルバムである。
アルバムタイトルの「DUNE」とは、フランス語で「砂丘」の意味。
全体的な雰囲気はダークかつ耽美な感じで、インディーズのラルクを堪能できる1枚。

Tierra

1. In the Air
2. All Dead
3. Blame
4. Wind of Gold
5. ブルーリーアイズ
6. Inner Core
7. 眠りによせて
8. 風の行方
9. 瞳に映るもの
10. White Feathers

1994年の2ndアルバム。メジャーデビュー後、初のリリース作品である。
アルバムタイトルの「Tierra」とは、スペイン語で「大地」を意味する。
楽曲の雰囲気は前作『DUNE』とそこまで変わっていないが、比較的キャッチーなものが多く、初期のラルクの楽曲を堪能するには絶妙な1枚。

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