Fallout 76(フォールアウト76)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fallout 76』とは、2018年にベセスダ・ソフトワークスから発売されたアクションRPG。Falloutシリーズ8作目にして初のMMORPG作品でもある。オンラインマルチプレイのスタイルを取り入れたことで、ソロプレイだけでなく協力プレイ、プレイヤー同士によるバトルなど、過去作品にはなかった幅広い遊び方ができる。プレイヤーが核戦争により荒廃したアメリカ大陸の再建を目指し、核シェルターから25年ぶりに地上へ旅立つところから物語は始まる。
提供者マームル
モールマイナーと呼ばれる、放射能を始めとした様々な要因が重なりあった結果生まれた変異生物「アボミネーション」の女性であり商人。本来モールマイナーは意思の疎通ができず人間を見るなり即座に襲い掛かってくるが、不思議なことに彼女は何の問題もなく人間との取引に応じてくれる。しかしモールマイナー独自の発声は人間には理解できないものであり、言葉による意思の疎通は不可能。クエストクリアか高レベルエネミー勝利時の報酬でもらえる特別な装備「レジェンタリーアイテム」の取引を行なっている。
ベンダーボット
各地でアイテムの売買を行なっている、プロテクトロンと呼ばれるロボット達。元々はレスポンダーやレイダーなど様々な組織の所有物であったらしく、各組織ごとのプログラミングが施されている。その為個体によって口調が異なり、レスポンダーであれば丁寧で親切な対応を返し、レイダーなら粗暴で盗難に対し釘を刺すようなことを発言する。
エヴァン
Vault 76監督官の婚約者だった人物。監督官は彼と共にVault 76へ入居する予定だったが、エヴァンはVault 76における「保護すべき優秀な人物」には該当しないとされ、シェルターへ避難することは叶わなかった。核投下後も地上に残らざるを得なかった彼は最終的にスコーチ病に感染、スコーチ化してしまう。その後監督官の音声ログからエヴァンの所在を知ったプレイヤーは、監督官の代わりに彼を死なせてやるというクエストを受けることができる。
グラフトン市長
ラジオを通してプレイヤーに助けを求め続けており、その声に応えて彼の元を訪れるとその正体がAIと分かる。元々は市長の補佐をする大型コンピューターだったが、グラフトンの住民が死に絶えた後邪魔をする人間がいないことを幸いに、グラフトンの市長の座へ強引に就任した。横柄な性格でプレイヤーに無理難題を押し付ける厄介な存在。
『Fallout 76』の敵キャラクター
この世界では放射能とFEV(Forced Evolutionary Virus)と呼ばれる強制進化ウイルスの汚染により、未知の進化を遂げてしまった原生生物や人間がエネミーとしてプレイヤー達の前に立ちはだかることとなる。加えて核戦争の発生前からその地域に存在していた、伝説的な未確認生命体「UMA」に該当するクリーチャーも出現率の低いレアエネミーとして作中に登場している。
通常エネミー
変異原生生物
放射能汚染やFEVの影響で変異した動物や、戦争時の実験により生み出されたが野に解き放たれ野生化した生物兵器達がこれにあたる。巨大化と攻撃性の強化が著しく、ネズミの変異体「モールラット」やサソリの変異体「ラッドスコルピオン」など多種多様なアボミネーションがプレイヤーを襲撃する。その中でもとりわけ強力な存在として、熊の変異体「ヤオグアイ」とカメレオンをベースに生み出された生物兵器「デスクロー」が有名である。なおCharismaのPERKにはこうした生命体をてなづけペットにできるものが存在する。ゲーム内では食料とする事も可能。
フェラル・グール
人間が放射能汚染に晒され続けた結果、強靭な肉体と放射能耐性に加え、驚異的な寿命を獲得した存在をグールと呼ぶ。見た目はゾンビのようになり、攻撃力も人間の比ではない。元は人間なので意思の疎通や交流も本来は可能だが、汚染の影響で脳に損傷を受けてしまった場合は理性を失ったエネミー「フェラル・グール」と化す。フェラル・グールとなった場合は本能のまま動く者全てに襲い掛かるようになり、また放射能地帯に身を置き続けてより凶悪な変異体へと更なる進化を遂げることもある。変異体の一種である光りし者と呼ばれるフェラル・グールは、全身に放射性物質を蓄え放射能を撒き散らしながら、異常肥大した筋力によりプレイヤーへ大ダメージをもたらす。集団で行動することが多い。
モールマイナー
元はウェストバージニア州にある鉱山にて鉱夫として働いていた人間達であり、鉱山の中で独自の変異を遂げてしまったアボミネーション。どういう経緯で生まれたかは謎だが、鉱山地下に存在する謎多き物質・ウルトラサイト等が原因ではと言われている。独自の生態系を持ち武器や防具を所持している。大抵はガントレットやショットガンなどで襲い掛かってくるが、一部はミサイルランチャー等も所持しており集団で襲われてしまうと中々厄介な相手でもある。全員鉱業用スーツを身にまとっているが、変異の過程でスーツが体に癒着してしまった可能性がある。
スーパーミュータント
アメリカの軍需産業が非道な実験を繰り返した結果生まれたアボミネーションであり、強制進化ウイルス「FEV」により変異した元人間。元が人間なだけあり通貨文化を理解しキャップを大量に所持しており、拠点を作ったり、武器や防具を自分で準備したり、その行動様式はかなり人間に近いものがある。言葉を喋る事もできるのだが、彼らにとって人間は有用な道具をたくさん持った食用にもなる獲物でしかない為、基本的に敵対関係となる。好戦的で同じスーパーミュータント同士であっても、派閥が違えば殺し合うこともある。ミニガンやフラググレネード、ミサイルランチャー等高火力な武器を持つことが多い。
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目次 - Contents
- 『Fallout 76』の概要
- 歴代シリーズにおけるFallout 76の位置づけ
- 『Fallout 76』のあらすじ・ストーリー
- 『Fallout 76』のゲームシステム
- 移動型拠点C.A.M.P.
- ハウジング
- クラフト
- ワークショップ
- サバイバル
- 空腹・渇きの概念
- 放射能汚染・病気
- キャラクター成長システム「S.P.E.C.I.A.L.」
- PERK
- 突然変異
- オートエイムシステム「V.A.T.S.」
- 移動時間省略機能「ファストトラベル」
- 協力型イベントクエスト
- PvP推奨コンテンツ「サバイバルモード」
- インゲームストア「Atom Shop」
- 『Fallout 76』の登場人物・キャラクター
- Vault 76(ボルト76)
- 監督官
- レスポンダー
- クレア・ハドソン
- レイダー
- ローズ
- デビッド・ソープ
- ロザリン・ジェフリーズ
- フリーステイツ
- ローリー・クレイ
- Brotherhood of Steel(B.O.S.)
- ロジャー・マクソン
- エリザベス・タガーディ
- エンクレイヴ
- MODUS(MultiOperation Directions and Utility System)
- トーマス・エッカート
- その他
- グラム
- 提供者マームル
- ベンダーボット
- エヴァン
- グラフトン市長
- 『Fallout 76』の敵キャラクター
- 通常エネミー
- 変異原生生物
- フェラル・グール
- モールマイナー
- スーパーミュータント
- スコーチ
- スコーチビースト/スコーチビーストクイーン
- 都市伝説的レアエネミー
- グラフトン・モンスター
- モスマン
- スナリーギャスター
- ウェンディゴ
- フラットウッズ・モンスター
- シープスカッチ
- 『Fallout 76』のアイテム
- 近距離武器
- 遠距離武器
- サブウェポン類
- 防具
- 『Fallout 76』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ローズは過去に存在した人間「ロザリン」をベースにプログラミングされている
- グラフトン市長には前々から自我の芽生えが起こり始めていた
- エヴァン殺害クエストにはオンラインゲームゆえの問題が存在する
- どんな病気も治癒可能「硫黄水噴水」
- 大型アップデートによる拡張
- WILD APPALACHIA
- NUCLEAR WINTER
- WASTELANDERS
- 『Fallout 76』の主題歌・挿入歌
- 『Take Me Home, Country Roads』