ef - a tale of memories. / melodies.のネタバレ解説・考察まとめ

『ef - a tale of memories.』および『ef - a tale of melodies.』とは、minori制作のアダルトゲーム『ef - a fairy tale of the two.』を原作としたシャフト制作のテレビアニメ作品である。2組の男女の交錯する想いを中心に描いた群像劇的な作品。実験映像風の演出や、心境変化に合わせ変貌するOP・EDが特徴で、最終話の演出は大きな衝撃を与えた。原作元が製作委員会に参加し、公式配信の活用など双方向の連携も行われた。

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CV:やなせなつみ
第三章のメインヒロイン。景の一卵性双生児の妹。姉とは対照的に非常に大人しく、少し天然な性格をしている。幼い頃に遭った不慮の事故で左目を失明しており、普段は眼帯を着用している。また、その事故の後遺症として新しい記憶を13時間しか保持できないという深刻な順行性記憶障害を患っている。
そのため、日々の出来事を肌身離さず持ち歩く手帳に詳細に書き留め、それを読み返すことで生活を維持している。現在は実家を離れ、火村夕の保護のもとで暮らしている。

久瀬修一(くぜ しゅういち)

久瀬修一
魅力的な音を奏でるヴァイオリニスト。心臓疾患のために先が長くないと診断され、焦燥感を抱えている。

CV:浜田賢二
第四章の主人公。世界的に活動するプロのヴァイオリニスト。火村とは音羽学園在学時からの腐れ縁である。裕福な大企業の家に生まれたが、父親の後継ぎになることを拒絶し、夢を追うために学園を中退してドイツへと留学した過去を持つ。
普段は軽薄で女好きな態度を装っているが、実際は血の滲むような努力を重ねてきた冷徹な現実主義者である。しかし、原因不明の重篤な心疾患を発症し、医師から余命幾ばくもないことを宣告されたことで、最愛のヴァイオリンを諦めるという絶望的な選択を迫られる。

羽山ミズキ(はやま ミズキ)

羽山ミズキ
従兄の家で偶然聞いた久瀬のヴァイオリンの音色に惹かれ、彼との交流を試みる。天真爛漫な性格。

CV:後藤麻衣
第四章のメインヒロイン。音羽学園の付属校に通う少女。人懐っこく非常に賑やかな性格。バスケットボール部に所属しており、先輩である景のことを猛烈に慕っている。また、少女漫画家「新堂凪」の大ファンであり、その正体が紘であることを知った際には激しく動揺した。
実は現在の両親とは血が繋がっておらず、10年前に実の家族から無理心中を迫られて唯一生き残ったという壮れた過去を持つ。その経験ゆえに、他人の心の機微や痛みに極めて敏感な洞察力を備えている。

火村夕(ひむら ゆう)

火村夕
震災で家族を亡くし、独力で身を立てようとする真面目な青年。冷めていて現実主義的だが、思いやりが深い。

CV:遠近孝一
物語の根幹に深く関わる謎めいた男性。ある事情から千尋の保護者代行を務めており、いつも黒尽くめの衣服を身にまとって音羽の街の教会に佇んでいる。「この世に奇跡などない」という冷徹な持論を持つが、根は非常に情に厚い。かつて学生時代に暮らしていた下宿先が新藤家の経営するアパートであったため、景や千尋とは幼少期から面識があった。

雨宮優子(あまみや ゆうこ)

雨宮優子
火村夕の前に突然現れた、幼馴染の少女。常に笑顔で人に接しているが、何やら秘め事がある様子。

CV:中島裕美子
物語の至る所に神出鬼没に現れるミステリアスな女性。音羽の街の教会に留まっており、自らを「ご奉仕メイド」と称する。主人公たちの前に突然現れては、時に手厳しい言葉で叱咤激励し、時にからかうような態度を見せる。かつて音羽学園の天文部に所属していたが、在学中に部が廃部となり、自身も卒業を迎えることができなかった。どのような季節であっても常に長袖の衣服を着用し、決して肌を露出させない。

サブキャラクター

広野凪(ひろの なぎ)

CV:伊藤静
紘の姉であり、現在はアメリカを拠点に活動している高名なプロの画家。音羽学園の卒業生で、火村や久瀬とは同級生であった。かつて街を襲った震災の被災者であり、地震を極端に苦手としている。一人称は「僕」。極めて風変わりな私生活や性格の持ち主であるが、弟の紘のことは深く気にかけており、彼が漫画の締め切りに追われて窮地に陥った際には部屋を訪れて執筆を手伝うこともある。

大村義彦(おおむら よしひこ)

CV:広瀬正志
紘が連載を持つ少女漫画雑誌のベテラン編集者であり、彼の担当者。野太い声の関西弁を話し、ヤクザを思わせる高圧的な口調が特徴。

泉絵美(いずみ えみ)

CV:野引香里
音羽学園の2年生で、映画研究部の部長を務める女子生徒。かつて京介と交際していたが、彼の退部と同時に破局した。

麻生すみれ(あそう すみれ)

CV:あおきさやか
町内で料理教室の講師を務めている、蓮治の母親。極めて童顔で若々しい容姿をしており、いつも満面の笑みを絶やさないおっとりとした性格。息子の蓮治を盲目的に溺愛している。

雨宮明良(あまみや あきら)

CV:古澤徹
火村や凪たちが在籍していた頃の音羽学園の美術教師であり、雨宮優子の義兄。かつての震災で実の妹を亡くしており、その妹と容姿が酷似している優子を引き取った。しかし、妹を失った絶望から優子に対して激しい憎悪を抱いており、作中で最も複雑で歪んだ精神性を持つ人物の一人である。

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