YUKI(ミュージシャン)の徹底解説まとめ

YUKIとは、1993年にJUDY AND MARYのボーカリストとしてメジャーデビューした日本の女性歌手。
2001年にバンド解散後、2002年からソロでの活動を開始する。
幅広い年齢層に絶大な人気を誇りキュートな姿からは想像出来ないパワフルな歌声と独創的な世界観、奇抜なファッションで90年代以降の多様化するJ-POP音楽シーンの中で今もなお、変わらない存在感を放つ。

1.誰でもロンリー
2.Jodi Wideman
3.はみだせ ラインダンスから
4.波乗り500マイル (feat.KAKATO)
5.君はスーパーラジカル
6.It's like heaven
7.真夜中の恋人
8.ポートレイト
9.スリーエンジェルス
10.眼鏡を外して
11.口笛
12.わたしの願い事
13.STARMANN
14.坂道のメロディ -version FLY-
15.カ・リ・ス・マ in the dark
16.fly

2014年9月17日に発売された7thアルバム。
2011年8月にリリースされた『megaphonic』以来およそ3年ぶりの新作で前作以降にリリースされたシングル曲など全16曲を収録。
週間オリコンアルバムチャートでは2位。
シングル曲では、『坂道のメロディ』(『坂道のアポロン』オープニングテーマ)『わたしの願い事』(『映画 ひみつのアッコちゃん』主題歌)『STARMANN』(フジテレビ系ドラマ『スターマン・この星の恋』主題歌)『誰でもロンリー』が収録されている。

様々なジャンルのダンスチューンを集めたHip Hop、Soul、R&B、EDMの要素も取り入れた作品で『踊れるダンスアルバム』がコンセプトになっている。

まばたき

Disc1

1.暴れたがっている
2.さよならバイスタンダー
3.こんにちはニューワールド
4.無敵
5.名も無い小さい花
6.レディ・エレクトリック
7.私は誰だ
8.tonight
9.ポストに声を投げ入れて
10.バスガール
11.2人だけの世界
12.聞き間違い
13.トワイライト

Disc2(初回生産限定盤のみ)

1.コミュニケーション
2.ありがとう
3.ファンキー・フルーツ
4.あおぞら
5.ミス・イエスタデイ
6.恋人よ
7.スウィートセブンティーン
8.君を束縛したいのです
9.あの娘になりたい
10.集まろう for tomorrow

2017年3月15日にリリースされたYUKIにとっての8thアルバム。印象的なCDジャケットは、YUKIと昔から親交が深いphotographerの高橋ヨーコが撮影。

本作は、2002年のソロデビューから15周年を踏まえてリリースされるアルバムで、テーマは 『YUKI史上最強超ド級無敵ポップアルバム』。
40代になってYUKIが本来持っている自己主張の激しさや、反骨精神のようなものが蘇ってきていて『2度目の思春期』を迎えるような感覚が来ているという事からYUKIは、『思春期は一瞬の出来事のように過ぎ去ってしまってすぐ消えてしまう儚いイメージが”まばたき”という表現にぴったりだった。』と語りこのタイトルを名付けた。
オリコンアルバムランキングでは、『megaphonic』以来のYUKIとして通算6度目1位を獲得。
シングル曲では、『tonight』(映画『グラスホッパー』の主題歌)『ポストに声を投げ入れて』(映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ』の主題歌)『さよならバイスタンダー』(NHK総合系列のTVアニメ『3月のライオン』主題歌)が収録。

『暴れたがってる』では、どこか尖っててフレッシュでパワフルでまさに思春期のようなイメージが強く、『こんにちはニューワールド』では、YUKIが函館から上京した当時YUKIが19才の頃の初々しい実体験かつリアルな気持ちを歌にしている。
まさに”思春期”というテーマに相応しい楽曲が揃っており、まさに”史上最強無敵POPアルバム”。

すてきな15才

1.プレイボール
2.坂道のメロディ
3.わたしの願い事
4.STARMANN
5.誰でもロンリー
6.好きってなんだろう…涙
7.となりのメトロ
8.tonight
9.ポストに声を投げ入れて
10.さよならバイスタンダー
11.フラッグを立てろ
12.ダーリン待って
13.I love you
14.穴
15.手紙 (デモ)

2018年1月31日にリリースされた。ベストアルバムとしての発売は2012年リリースの『POWERS OF TEN』以来、5年半振りとなる。

タイトルである『すてきな15才』についてYUKIは、『5周年の時は『five-star』、10周年の時は、『POWERS OF TEN』と、シングルコレクションのタイトルには記念の数字を入れていたので、今回も15周年に出すシングルコレクションという事で、“15”という数字をタイトルに入れようと思っている中で、前作の『まばたき』から続いている”思春期”の表現を加えて『すてきな15才』というタイトルになった。』と語っている。

特に『穴』という楽曲は、YUKIがWebラジオで、『また良い曲作っちゃった。』と自画自賛している楽曲。
10周年東京ドーム公演で歌うために制作されたとも言われる『プレイボール』を始め『好きってなんだろう…涙/となりのメトロ』『フラッグを立てろ』などの11曲のシングルと未発表の楽曲が4曲収録されている。

forme

1.チャイム
2.トロイメライ
3.やたらとシンクロニシティ
4.魔法はまだ
5.しのびこみたい
6.ただいま
7.口実にして
8.風来坊
9.転校生になれたら
10.Sunday Girl
11.百日紅
12.24hours
13.美しいわ

YUKIとして9枚目のアルバム『forme』は所属事務所を移籍した後の最初のアルバム。
前作のベストアルバム『すてきな15才』の発売からおよそ1年ぶりのリリース。

オリジナルアルバムとしては2017年の『まばたき』以来およそ2年ぶりのアルバムとなっている。本作は、YUKIが一緒に音楽を作りたいと敬愛するミュージシャンの津野米咲(赤い公園)や、尾崎世界観(クリープハイプ)、更に吉澤嘉代子といった新人から、昔から交友のあるCharaなどに作曲をオファー。
その他にもYUKI自身が作曲した楽曲を加えた全13曲が収録されている。

2月18日付オリコン週間デジタルアルバムランキング1位を獲得。デジタルランキングでの1位獲得は、シングル、アルバムを通じてYUKI自身初となった。
YUKI自身『ボーカリストとして歌うことの喜びや表現することの楽しさを感じながら完成させた本作は、ソロデビュー1stアルバム『PRISMIC』の頃のような初期衝動が再び起こっている作品となっていて2度目のソロデビューのような、フレッシュなアルバム。収録曲はすべて私の”フォルム”であり、このアルバムは、まさに私自身である。』と語っている。

アルバム名には、『for me=私のために』という意味も込められている。

YUKIの中の様々な形(forme)が変化し続け変わっていくことも美しく、変わらない事もそれも美しい。変化し続けるもの、ずっと変わらないもの。
どちらも素晴らしい事である事をYUKIが楽曲を通して表現しているアルバムとなっている。

YUKIの代表曲

プリズム

2002年3月6日に発売されたYUKIとしての2ndシングル。

イントロからそっと優しい光が差し込むような美しいピアノの旋律が印象的なメロディが特徴的で、ソロデビューして間もない頃に2ndシングルとして発売された『プリズム』はソロとして初めてYUKI自身が作詞を手がけた楽曲である。
MVには、俳優の西島秀俊が出演している事でも有名。

当時YUKIがソロとして活動していく不安の中に強い希望を持っている想いが強く現れており、今まで自分と関わった全ての人達に感謝の気持ちを込めた楽曲でもある。
ライブでは必ず歌われる楽曲となっており、発売から時間が経った今もなお、色褪せない名曲となっている。
2012年に行われた10周年東京ドーム公演ではアンコールのラストを飾り、YUKIは『この曲は私にとって大好きな曲になりました。ずっとずっと歌い続けていける曲です。』と語っている。

発売から時間が経った後も多くのファンに聴いてもらえる曲である事に対してもYUKIは、『音楽を作っているアーティストとして1番幸せな事。』と語りファンに感謝の気持ちを伝えている。

j-lyric.net

JOY

2005年1月19日に発売されたYUKIにとってキラーナンバーとなった9枚目のシングル。
『JOY』発売前までは、アコースティック感が強いYUKIの楽曲の特徴であったが、DTMによる打ち込み中心の編曲が行われており新たなYUKIが生み出す音楽に多くの人が魅了された。

『死ぬまでワクワクしたいわ 死ぬまでドキドキしたいわ』とYUKIの生き方を表すような印象的な詞がこの曲から生まれた。
シングルでのコンペを決める際に、音楽関係者から『こんな楽曲を10年待っていた。』と絶賛された。
YUKI独特の楽曲の完成度と世界観が評価され、SPACE SHOWER MVA 06 BEST VIDEO OF THE YEARを受賞した。

発売以降ライブでも毎回歌われておりファンからも人気が非常に高い。
MVの中でも踊っている振り付けを全員で踊る事が定番となっており会場全体が一体感に包まれる。ソロとなったYUKIが再び音楽界に衝撃を与えた1曲。

j-lyric.net

歓びの種

2005年9月7日の発売されたYUKIの12thシングル。2005年に公開された映画『タッチ』主題歌。
映画の主題歌として書き下ろされたこの楽曲は映画の世界観に沿って作詞されているが、それだけでなく人生に大きな意味を示している歌詞になっている。

『青い首飾りを ほら あげるよ 毒入りのりんごを 食べてしまえば ステージの上から 落ちちゃうわ 結びなおしてね』
”青い首飾り”や”毒入りのりんご”は様々な誘惑を意味しており、誘惑が原因で”人生”というステージの上から落ちてしまう事がある。
『甘い誘惑に惑わされてはいけない。周りに惑わされず気を引き締めて生きて=”結び直してね”』という表現になる。
『見逃してしまう 歓びの種を 暖かい大地で 育てましょう 流されてしまう 力尽きてしまう 大きな何かに 動かされている』
”人生”というものは一瞬で過ぎ去ってしまうもので、時に流されて人生で起こる”歓び”を見逃してしまうという意味。

YUKIの楽曲の中でもメッセージ性が非常に強い楽曲であり、ファンからの人気も高い。

go-1121488833287627161338
go-1121488833287627161338
@go-1121488833287627161338

Related Articles関連記事

パパとムスメの7日間(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

パパとムスメの7日間(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『パパとムスメの7日間』とは、2007年7月にTBSで21時から放送されていたドラマで、小説が原作。サラリーマンの父は女子高生の娘に避けられ、長い間口を利いていなかった。そんな2人がある日、突然人格が入れ替わってしまうというストーリー。それまで分かり合えていなかった2人が、お互いの人生を体験することで、知らなかった一面に気づき、改心していく。ハラハラドキドキのハートウォーミングなホームドラマである。

Read Article

コーヒーが冷めないうちに(この嘘がばれないうちに)のネタバレ解説・考察まとめ

コーヒーが冷めないうちに(この嘘がばれないうちに)のネタバレ解説・考察まとめ

『コーヒーが冷めないうちに』とは2018年9月に公開された邦画。主演・有村架純、監督・塚原あゆ子、原作は川口俊和による舞台演劇と小説である。 主人公の女性・時田数が従兄と営む小さな喫茶店。この喫茶店には不思議な噂があった。それはとある席に座ると、望んだ時間に戻ることができるというものだ。しかしそこには面倒なルールも存在した。 過去は変えられないが、未来は変えられる。過去に戻った喫茶店の客たちが、各々の人生を変えていくところが見どころである。

Read Article

奇跡のアラフィフ!信じられないほど可愛いYUKIの画像まとめ

奇跡のアラフィフ!信じられないほど可愛いYUKIの画像まとめ

かつて、ロックバンド・JUDY AND MARYのボーカルとして一世を風靡したYUKI。2022年時点で50歳という節目を迎えた彼女ですが、その外見は驚くほど昔と変わっていません。音楽だけではなくメイクや髪型などファッションへのこだわりも強かった彼女は、日本人の多くの女性にとって今でも憧れです。この記事では、そんなYUKIの画像についてまとめました。こんなに可愛いアラフィフ、なかなかいません!

Read Article

【YUKI】まさに美魔女!奇跡のアラフォー女性芸能人たち【中川祐子】

【YUKI】まさに美魔女!奇跡のアラフォー女性芸能人たち【中川祐子】

年をとっても美貌や若々しさが衰えない女性のことを“美魔女”という。スキンケアなど様々な努力を欠かさない芸能人には特に多く、興味を持った新規のファンが年齢を調べて驚くこともしばしばである。 ここでは、実際の年齢より若く見えるアラフォー(36~44才まで)の芸能人・女優・タレント・歌手などを年齢順に紹介する。

Read Article

目次 - Contents