江國香織の小説ランキング30選!様々な愛のかたちを表現する良作たち
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ここでは江國香織の小説作品やエッセイを、1位から30位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。ランキングには大人のための童話『すきまのおともだちたち』や、ある風変わりな家族の愛の物語『抱擁、あるいはライスには塩を』などがランクインしている。
江國香織は家族や友達、恋人間など、さまざまな愛の情景を鮮やかにつづる小説家である。
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金米糖の降るところ
ブエノスアイレス近郊、日系人の町で育った佐和子とミカエラの姉妹は、少女の頃、恋人を“共有する”ことを誓い合った。姉妹は日本に留学して、佐和子は大学で知り合った達哉と結婚する。ミカエラはアルゼンチンに戻り、父親のわからない娘アジェレンを産む。実は達哉は、佐和子が姉妹で“共有する”ことを拒んだ唯一の男性だった。いまは地球の反対側に住む姉と妹だったが、佐和子は突然、離婚届を残して、アルゼンチンへと旅立つ。後を追う達哉だったが、佐和子には逃避行をともにする若い教え子の田渕がいた。東京から南米ブエノスアイレス、華麗なるスケールで描いた恋愛小説。
江國香織さんの「金米糖の降るところ」読み終わりました。
— miho.u (@pekomipo) November 13, 2011
愛の意味、愛とは呼ぶことの出来ない感情の意味、愛に依存する人生、そうでない人生。それぞれ抱くものは一つでありながら、それぞれの世界は理解し難く馴染めないものであることを爽やかに描いている物語でした。
江國香織の小説「金米糖の降るところ 」の紹介つぶやき
江國香織さんの「金米糖の降るところ」読了。その感受性に共感もでき、登場人物が食べたり飲んだりもしているのに、全く生活感がないのがこの作家さんのすごいところだと思う。特に、恋愛が人生で一番すばらしいことなのよと思わせるところが。酔いしれました。
— いとさち (@itosachi0929) February 16, 2012
江國香織の小説「金米糖の降るところ 」の紹介つぶやき
江國香織さんの金米糖の降るところ読了。江國さんの小説に出てくる女性は絶妙に浮世離れしているけど、職業の設定が上手い。セレブな専業主婦、イタリア語の翻訳家、今回はスペイン語講師。身近なのに身近に居ないとこをついてくるのがすごい。
— Yuki Arase (荒瀬 由紀) (@Yuki_arase) December 2, 2013
江國香織の小説「金米糖の降るところ 」の紹介つぶやき
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江國香織の小説「金米糖の降るところ 」の書き出し画像
■江國香織の小説ランキング第21位:熱に浮かされたように奔放で、破廉恥で、愉快な三姉妹の物語
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思いわずらうことなく愉しく生きよ
犬山家の三姉妹、長女の麻子は結婚七年目。DVをめぐり複雑な夫婦関係にある。次女・治子は、仕事にも恋にも意志を貫く外資系企業のキャリア。余計な幻想を抱かない三女の育子は、友情と肉体が他者との接点。三人三様問題を抱えているものの、ともに育った家での時間と記憶は、彼女たちをのびやかにする―不穏な現実の底に湧きでるすこやかさの泉。
思いわずらうことなく愉しく生きよ。そのとおりなのです。楽しいはenjoy、愉しいはenrichという違いが一説によるとあるらしい。一歩一歩歩んでいく過程で得られることを余すことなく受け取ることが愉しいってことなのかしら。
— aya (@Tenagasaru) November 14, 2012
江國香織の小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ 」の紹介つぶやき
江國香織著、思いわずらうことなく愉しく生きよ。一気に読み終わった。清々しいな、、女性は素晴らしいと思わせる。今日は誰とも会わないつもりだったけれど本を読んで会いたくなる人がいる、のでデートに誘うか。
— 福井伸実💐𝓝𝓸𝓫𝓾𝓶𝓲 𝓕𝓾𝓴𝓾𝓲 (@xnbm) February 25, 2011
江國香織の小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ 」の紹介つぶやき
「人はみないずれ死ぬのだから、思いわずらうことなく愉しく生きよ。」江國香織さんの小説。もちろん他人に迷惑をかけないという前提条件のもとだけど、まさに今私が進もうとしていること。
— かるあ@大剣厨 (@k_kahluamilk) August 22, 2012
江國香織の小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ 」の紹介つぶやき
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江國香織の小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ 」の書き出し画像
■江國香織の小説ランキング第22位:ことばの輝くさわやかなエッセイ集
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泣く大人
大人というのは本質的に「泣く」生き物だと思います。
夫、愛犬、男友達、旅、本にまつわる思い……刻一刻と姿を変える、さざなみのような日々の生活の積み重ねを、簡潔な洗練を重ねた文章で綴る。大人がほっとできるような、上質のエッセイ集。
「泣く大人」江國香織著 読了。ドキリと刺さる言葉が幾つかあって、多分また近いうちに読むのだろうなと思う本でした。特に、男友達についての話は、クスリと笑いつつ、あー…とぼんやりしたり。 pic.twitter.com/hQwzWak1ER
— トイ@がむばる (@gcfn13teioukaku) March 16, 2013
江國香織の小説「泣く大人」の紹介つぶやき
心をフラットにしたくて久しぶりに江國香織のエッセイを読んだ。泣かない子供より泣く大人の方が好きなので後者を。感性豊かな人って本当に憧れる。 フラットでいたいけど、感動の振れ幅は広げたいと思う。
— Nao (@nao_thu8) March 30, 2013
江國香織の小説「泣く大人」の紹介つぶやき
江國香織さんのエッセイ『泣く大人』読了。江國さんがちょっぴり毒を吐いた所が意外でした。「本は閉じられているから疵がつかない。届かない場所なのだ。そのために美しい本はみんな少し絶望したり倦んだりしている…」正しく江國さんの作品もこうだと思う。
— Anita (@anita9903) August 16, 2013
#book #nowreading
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目次 - Contents
- ■江國香織の小説ランキング第1位:時間のすきまに存在する世界
- ■江國香織の小説ランキング第2位:不思議な家族3世代の歴史
- ■江國香織の小説ランキング第3位:アンバランスな心の揺れの危うさに息を呑み、わかる、と思う。
- ■江國香織の小説ランキング第4位:五感を働かせて
- ■江國香織の小説ランキング第5位:穏やかな描写のなかにも芯が通っている
- ■江國香織の小説ランキング第6位:6ページの短編に泣いてしまう
- ■江國香織の小説ランキング第7位:しっとりと清涼に響く結婚生活のエッセイ集
- ■江國香織の小説ランキング第8位:非日常的な日常を描いた傑作
- ■江國香織の小説ランキング第9位:自分に正直に生きていく勇気をくれる本。
- ■江國香織の小説ランキング第10位:圧倒的な情愛
- ■江國香織の小説ランキング第11位:清々しく暖かい
- ■江國香織の小説ランキング第12位:ふわふわとした日常
- ■江國香織の小説ランキング第13位:自分と深い部分でつながることのできる人を誰もが求めている
- ■江國香織の小説ランキング第14位:ちょっと大人びた絵本
- ■江國香織の小説ランキング第15位:狂気の中にある普遍性
- ■江國香織の小説ランキング第16位:毎日を丁寧に生活することのステキさを思い出させてくれる本
- ■江國香織の小説ランキング第17位:やわらかな文章の中に幸せな宝石
- ■江國香織の小説ランキング第18位:偶然に居合わせた人々の人生ドラマの短編集
- ■江國香織の小説ランキング第19位:本当の嘘
- ■江國香織の小説ランキング第20位:残酷で美しくいとおしい物語
- ■江國香織の小説ランキング第21位:熱に浮かされたように奔放で、破廉恥で、愉快な三姉妹の物語
- ■江國香織の小説ランキング第22位:ことばの輝くさわやかなエッセイ集
- ■江國香織の小説ランキング第23位:夏になるとふと手にとってしまう一冊
- ■江國香織の小説ランキング第24位:苦しいけど恋したい
- ■江國香織の小説ランキング第25位:一見きれいで実は残酷な大人の童話
- ■江國香織の小説ランキング第26位:切ない恋を体験する
- ■江國香織の小説ランキング第27位:「淋しい」という単語をひと言も使わずに見事に描き出された人間の根源的な孤独感。
- ■江國香織の小説ランキング第28位:大人の女性のためのおとぎ話
- ■江國香織の小説ランキング第29位:どきどきのない夫婦生活がどきどきする
- ■江國香織の小説ランキング第30位:抑揚がきいた静かだが華やかな短編集