江國香織の小説ランキング30選!様々な愛のかたちを表現する良作たち

ここでは江國香織の小説作品やエッセイを、1位から30位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。ランキングには大人のための童話『すきまのおともだちたち』や、ある風変わりな家族の愛の物語『抱擁、あるいはライスには塩を』などがランクインしている。
江國香織は家族や友達、恋人間など、さまざまな愛の情景を鮮やかにつづる小説家である。
江國香織の小説「あかるい箱」の紹介つぶやき
江國香織の小説「あかるい箱」の書き出し画像
■江國香織の小説ランキング第15位:狂気の中にある普遍性

出典: www.amazon.co.jp
神様のボート
昔、ママは、骨ごと溶けるような恋をし、その結果あたしが生まれた。“私の宝物は三つ。ピアノ。あのひと。そしてあなたよ草子"。必ず戻るといって消えたパパを待ってママとあたしは引越しを繰り返す。“私はあのひとのいない場所にはなじむわけにいかないの"“神様のボートにのってしまったから"――恋愛の静かな狂気に囚われた母葉子と、その傍らで成長していく娘草子の遥かな旅の物語。
あ、江國香織の恋愛ものには関心がないですが『神様のボート』はものすごい好きです。あれはもはや恋愛ではなくて狂気。しかもうつくしい狂気。相手は創作に近い存在で、それを生身の人に映したまま行き続けるだなんて、正気の沙汰じゃない。
— 槙野 さやか (@kasa_sora) July 30, 2013
江國香織の小説「神様のボート 」の紹介つぶやき
忘れられない言葉は? — 忘れられない言葉といわれて思い浮かんだのは、江國香織さんの「神様のボート」の中の言葉です。
— りった (@ltlt818) January 15, 2014
引用のために本棚から引っ張ってきました。
衝撃的な言葉では無いですが、じわりと心に残っていました、
「... http://t.co/S51bJ2MMPC
江國香織の小説「神様のボート 」の紹介つぶやき
そういえば昨日、江國香織さんの「神様のボート」を読みました。図書室でぼーっと本棚を並べているとき見つけたのです。なんといいますか、とても美しくて純粋な狂気を感じ、終始続きが気になって仕方ありませんでした。読み終えた頃には、無意識にふぅと一息つきました。とても面白かったです。
— 若林 倫香 (@tomoka_w) January 23, 2014
江國香織の小説「神様のボート 」の紹介つぶやき

出典: www.kanshin.com
江國香織の小説「神様のボート 」の書き出し画像
■江國香織の小説ランキング第16位:毎日を丁寧に生活することのステキさを思い出させてくれる本

出典: www.amazon.co.jp
ホリー・ガーデン
果歩と静枝は高校までずっと同じ女子校だった。ふと気づくといつも一緒だった。お互いを知りすぎてもいた。30歳目前のいまでも、二人の友情に変わりはない。傷が癒えない果歩の失恋に静枝は心を痛め、静枝の不倫に果歩はどこか釈然としない。まるで自分のことのように。果歩を無邪気に慕う中野くんも輪に加わり、二人の関係にも緩やかな変化が兆しはじめる……。心洗われる長編小説。
江國さんのホリーガーデン読む。疲れた時はホリーガーデン。高校の頃からホリーガーデン大好きだった。ホリーガーデンの果歩がいちばんいい。ホリーガーデンいい。こんだけ書いときゃ誰か読んでくれるかしら。
— 小川なつ海 (@tversky_g) 2012.06.13 20:58
江國香織の小説「ホリー・ガーデン」の紹介つぶやき
ホリー・ガーデン。表紙の温かい色合いが好きで、ブックカバーつけてないから、結構汚れてきてる。不安な日に読むとホッとするの。もう一回読む pic.twitter.com/RMnzrm0SbY
— ま (@yamagata425) 2013.05.28 00:55
江國香織の小説「ホリー・ガーデン」の紹介つぶやき
おやすみなさい。ホリーガーデン発掘したので明日から読むよ。一章だけ読んで既に胸がいっぱいなんだけどがんばる。やっぱり、私の感性にぐっさぐさ刺さるわこの人の表現…
— へき@金乃朔 (@heki36) April 10, 2014
江國香織の小説「ホリー・ガーデン」の紹介つぶやき

出典: blog.livedoor.jp
江國香織の小説「ホリー・ガーデン」の書き出し画像
■江國香織の小説ランキング第17位:やわらかな文章の中に幸せな宝石

出典: www.amazon.co.jp
絵本を抱えて部屋のすみへ
自分が自分だと気づく前に遇ってしまっていた絵本。愛してくれている大人の温もりと共に身体にしみこんでしまっている絵本。人生の複雑さを知った心に響いて忘れえぬ一冊となった絵本。ブルーナ、ポター、クーニー……私がいまの私になるために、絵本たちとのとても大切で幸福な出会いがあった。絵本という表現手段への愛情と信頼にみちた、美しく豊かな言葉で紡がれた35編のエッセイ。
江國香織さんの「絵本を抱えて部屋のすみへ」にはたくさんの絵本が出てくる。この歳になってもまだ絵本が大好きな私にはたまらない♡ 読んだ本たちが自分の血となり肉となる、というフレーズが心にズンときた。 pic.twitter.com/XMDDfsYn
— kantaro (@komusubi3) 2012.11.22 09:00
江國香織の小説「絵本を抱えて部屋のすみへ 」の紹介つぶやき
タグ - Tags
目次 - Contents
- ■江國香織の小説ランキング第1位:時間のすきまに存在する世界
- ■江國香織の小説ランキング第2位:不思議な家族3世代の歴史
- ■江國香織の小説ランキング第3位:アンバランスな心の揺れの危うさに息を呑み、わかる、と思う。
- ■江國香織の小説ランキング第4位:五感を働かせて
- ■江國香織の小説ランキング第5位:穏やかな描写のなかにも芯が通っている
- ■江國香織の小説ランキング第6位:6ページの短編に泣いてしまう
- ■江國香織の小説ランキング第7位:しっとりと清涼に響く結婚生活のエッセイ集
- ■江國香織の小説ランキング第8位:非日常的な日常を描いた傑作
- ■江國香織の小説ランキング第9位:自分に正直に生きていく勇気をくれる本。
- ■江國香織の小説ランキング第10位:圧倒的な情愛
- ■江國香織の小説ランキング第11位:清々しく暖かい
- ■江國香織の小説ランキング第12位:ふわふわとした日常
- ■江國香織の小説ランキング第13位:自分と深い部分でつながることのできる人を誰もが求めている
- ■江國香織の小説ランキング第14位:ちょっと大人びた絵本
- ■江國香織の小説ランキング第15位:狂気の中にある普遍性
- ■江國香織の小説ランキング第16位:毎日を丁寧に生活することのステキさを思い出させてくれる本
- ■江國香織の小説ランキング第17位:やわらかな文章の中に幸せな宝石
- ■江國香織の小説ランキング第18位:偶然に居合わせた人々の人生ドラマの短編集
- ■江國香織の小説ランキング第19位:本当の嘘
- ■江國香織の小説ランキング第20位:残酷で美しくいとおしい物語
- ■江國香織の小説ランキング第21位:熱に浮かされたように奔放で、破廉恥で、愉快な三姉妹の物語
- ■江國香織の小説ランキング第22位:ことばの輝くさわやかなエッセイ集
- ■江國香織の小説ランキング第23位:夏になるとふと手にとってしまう一冊
- ■江國香織の小説ランキング第24位:苦しいけど恋したい
- ■江國香織の小説ランキング第25位:一見きれいで実は残酷な大人の童話
- ■江國香織の小説ランキング第26位:切ない恋を体験する
- ■江國香織の小説ランキング第27位:「淋しい」という単語をひと言も使わずに見事に描き出された人間の根源的な孤独感。
- ■江國香織の小説ランキング第28位:大人の女性のためのおとぎ話
- ■江國香織の小説ランキング第29位:どきどきのない夫婦生活がどきどきする
- ■江國香織の小説ランキング第30位:抑揚がきいた静かだが華やかな短編集