運命の元カレ(What's Your Number?)のネタバレ解説・考察まとめ
『運命の元カレ』とは2011年公開のアメリカのコメディ映画。日本では劇場未公開である。人気コメディ女優のアンナ・ファリスが主役を務めている。主人公のアリーはある日、20人以上とセックスした女性は結婚できる確率がガクンと下がるという雑誌の記事を見てしまう。実はもうすぐ元カレの人数が20人に到達してしまうため、焦るアリー。そこで彼女が思いついたのは、元カレの中から運命の人を見つけるという方法だった。
手品師兼バーテンダー。10年前も同じ職業をしており、当時アリーは彼に合わせてゴシックな服装と髪型をしていた。小銭を女性からいつのまにか取るというマジックで、女性をひっかけている。ナンパの種類も10年前と変化していないことに、「あいつには成長が見えない」とアリーは幻滅。
サイモン(演:マーティン・フリーマン)
離婚秒読みのイギリス人ビジネスマン。家を売りに出していて、そのオープンハウスをきっかけにアリーは彼に近づこうとしていた。アリーは彼に合わせて必死でイギリス英語を喋ろうとしていたが、いつの間にか下町なまりになり、ついにはスウェーデンなまりになった。
ジェリー・ペリー(演:アンディ・サムバーグ)
パペット使い。高校のときはデイジーに片思いしていた、シャイな男。興味本位でアリーは彼にバージンを捧げてしまったが、セックス中にもパペットを出してくるという謎の行動にドン引きし1回だけの関係。アリーによれば、「こいつだけは絶対お断り」。
バレット・インゴールド(演:トーマス・レノン)
マイアミで婦人科の開業医をしている元カレ。アリーとは大学の同級生であったが、アリーの顔を思い出せなかった。婦人科検診の際にアリーの股間を見て彼女を思い出すという、変な気づき方をした。アリーは「股間を見て思い出すなんて、自分の股間がどうなっているのか怖い」と嘆いていた。
トム・パイパー(演:アンソニー・マッキー)
アリーとは大学のサークルで一緒だった元カレ。現在上院議員候補の地位にいて、ミッチェル上院議員の補佐を務めているエリート。アリーと偶然再会したと思い、喜んだ彼は彼女にドレスをプレゼントし、パーティのパートナーを依頼した。結婚して上に上り詰めようとアリーに提案したが、アリーはまだ再開したばかりだし、身体の相性もわからないしと困惑。実は彼はゲイであり、自分で「スーパーゲイ」というほど男性しか愛せない。アリーには大統領になる際の隠れ蓑としての恋人になってほしかった。アリーと付き合ったことで自分の嗜好に気づけたと、アリーには好印象を持ってはいる。
ジャシンダ(演:イワナ・ミルセヴィッチ)
ダーリング氏の恋人。彼氏の娘たち(アリーとデイジー)にも、きさくに接する良い人。
ジェイク・アダムス4世(演:デイヴ・アナブル)
アリーの本命にして、高校の時の初彼氏。不動産王の父親を持っており、ジェイク自身も有能な実業家である。アリーのことは純粋に愛していて、幼馴染ということもあり再会してすぐに打ち解けよりをもどした。アリーが彼を捜しまわっていたとき、ジェイクはアフリカで事業の展開を任されていた。コリンからコンタクトがあったのでアリーに連絡先を伝えてほしいとコリンに頼んでいたのだが、コリンはアリーに惹かれ始めていたためジェイクの連絡先をアリーに教えられなかった。
ジェイ(演:アジズ・アンサリ)
クラブメッドのDJをやっている男性。アリーとセックスしたかというおかしな質問に対し、アリーが勝手にハイテンションになって酔いつぶれたから一線は超えていないと教えてくれた。彼の言葉を聞いて、コリン以外に20人とセックスしたと思っていたアリーは大喜び。彼女は20人の大台に乗る前に運命の相手に出会えたのだった。
『運命の元カレ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
”10.5 holy shit!(10.5人!?マジで!?)”
電車の中で女性の結婚前にセックスする人数は全国平均10.5人という衝撃の結果を知ったときの、アリーの叫び。この時点で彼女は19人の元カレがいて彼らと寝たことがあり、かなりオーバー。この記事のすぐあとに20人以上とセックスすると結婚できる可能性が減るという記事を読んでしまい、ここから彼女の迷走は始まった。
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目次 - Contents
- 『運命の元カレ』の概要
- 『運命の元カレ』のあらすじ・ストーリー
- 『運命の元カレ』の登場人物・キャラクター
- アリー・ダーリング(演:アンナ・ファリス)
- コリン・シー(演:クリス・エヴァンス)
- デイジー・ダーリング(演:アリ・グレイナー)
- エヴァ・ダーリング(演:ブライス・ダナー)
- ダーリング氏(演:エド・ベグリー・ジュニア)
- エディ・ヴォーゲル(演:オリヴァー・ジャクソン=コーエン)
- アイリーン(演:ヘザー・バーンズ)
- シェイラ(演:エリザ・クーペ)
- ケイティ(演:ケイト・シムシズ)
- ジェイミー(演:ティカ・サンプター)
- ロジャー(演:ジョエル・マクヘイル)
- ドナルド(演:クリス・プラット)
- カーラ(演:デニース・バシ)
- リック(演:ザカリー・クイント)
- デイヴ・ハンセン(演:マイク・ヴォーゲル)
- サイモン(演:マーティン・フリーマン)
- ジェリー・ペリー(演:アンディ・サムバーグ)
- バレット・インゴールド(演:トーマス・レノン)
- トム・パイパー(演:アンソニー・マッキー)
- ジャシンダ(演:イワナ・ミルセヴィッチ)
- ジェイク・アダムス4世(演:デイヴ・アナブル)
- ジェイ(演:アジズ・アンサリ)
- 『運命の元カレ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ”10.5 holy shit!(10.5人!?マジで!?)”
- ”I am not gonna sleep with one more guy until I am sure he’s the one.(私はこの人っていう人が分かるまで、もう誰とも寝ないぞ)”
- ”That’s my favorite thing about you.(そこが君の好きなところさ)”
- ”Yeah your once, twice, three times a lady, I love you.(あなたは1倍、2倍、3倍の淑女だよ、愛してる)”
- ”Thank you for teaching me that being in love means being yourself.(私に恋するってことは自分らしくいることだって教えてくれてありがとう)”
- ”I think I love you, 21.(愛してるわ21人目さん)””I love you too, three hundred and...(僕も愛してるよさんびゃく…)”
- 『運命の元カレ』の用語
- マリ・クレール
- ブライズメイド
- 『運命の元カレ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 主演のアンナ・ファリスと彼氏役のひとりは夫婦
- 実はマーベル映画の俳優が出演
- 『運命の元カレ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Little Jackie『Take Back The World』
- 挿入歌:Lionel Richie『Three Times a Lady』