うたわれるもの 二人の白皇(ハクオロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『うたわれるもの 二人の白皇』とは、アクアプラスより2016年9月に発売されたゲームソフトである。うたわれるもの3部作の第3部かつ全シリーズの最終章にあたる。ストーリーは前作の「偽りの仮面」の続きが描かれる。舞台はヤマトという大国。主人公ハクは、前作「偽りの仮面」でオシュトルから皇女と妹の未来を仮面と共に託される。ハクはオシュトルとして生きることを選び、戦いに身を投じていくうちに「うたわれるもの」の真実にたどり着くのだった。

CV.水瀬いのり

オシュトルの妹。兄であるオシュトルからの「ハクを頼む」という遺言により、オシュトルに成り代わったハクを支えている。
自分の行動がオシュトルを死亡させてしまった罪悪感と、ハクの人生を奪ってしまった責任から塞ぎこみがちになり、精神的にも追い詰められていた。ハクが偽りのオシュトルとなっていく過程で、かつてのハクの存在、本当のオシュトルの存在を忘れていくことの恐れが、ネコネをさらに苦しめていた。

キウル

CV.村瀬歩

エンナカムイの皇子。オシュトルとは兄弟の誓いを結んでいる。帝都脱出時はハク一行とは一時別れ、エンナカムイへのオシュトル直属の部下の家族たちの避難の援護を引き受けていた。
エンナカムイに到着後は、ハクがオシュトルに成り代わっていることに気が付かずに接していた。

アトゥイ

CV.原由実

シャッホロの皇女。ハクの死を受けても独特な死生観から誰よりも平然としていたが、心のどこかでは受け入れられずにいた。ハクの存在がなくなってから、ハクへの恋心に気付く。

ルルティエ

CV.加隈亜衣

クジュウリの皇女。15人兄弟の末娘。ハクの死に一番ショックを受け塞ぎこんでいた。しかしこれ以上仲間を失いたくない気持ちから精神的な成長を遂げた。
オシュトルの言い回しから、オシュトルがハクであることに気が付き、見守っている。

ノスリ

CV.山本希望

オウギの姉。エヴァングルガ族の出身。今作では目的である失墜させられた一族の再建に尽力していく。

オウギ

CV.櫻井孝宏

ノスリの弟。諜報や腹踊りが得意。初期の段階でオシュトルの正体に気が付いていた。

ウルゥル・サラァナ

CV.佐倉綾音

鎖の巫(カムナギ)と呼ばれる双子。エンナカムイ到着直後は疲労困憊で眠りについていた。ハクがオシュトルに扮しているのに気が付き、呪術で正体がばれないように助力する。

ヤクトワルト

CV.江口拓也

剣豪として名を馳せる青年。今作では義娘シノノンをめぐって、自身の出身国であるレタルモシリと対決することになる。

シノノン

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