色づく世界の明日から(第2話『魔法なんて大キライ』)のあらすじと感想・考察まとめ

瞳美は失くしてしまったアズライトを見つけたが、元の時代に帰る方法はまだ分からず、高校生の祖母・琥珀が留学先から帰国するまで待つことになった。その間、琥珀の両親の提案で瞳美は地元の高校に通うことになる。戸惑いながら高校に初登校した瞳美が出会ったのは、2018年に来た時に迷い込んでしまった家の少年・葵だった。
今回は「色づく世界の明日から」第2話『魔法なんて大キライ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「色づく世界の明日から」第2話『魔法なんて大キライ』のあらすじ・ストーリー

魔法使いの事情

アズライトがついたイヤリングを見せて瞳美を問い詰める葵。

思わぬ形で出会った葵と瞳美は、お互いに呆気に取られて見つめ合っていた。
それから瞳美は葵が持っている絵から色が見えなくなっていることに気づいてハッとし、「あ、あの…その絵、あなたが描いたんですか?もう1度見せて頂けませんか?」とお願いした。しかし葵は、葵の家から脱走している瞳美の姿が写された写真を瞳美にスマホで見せ、「いや、それはちょっと。だってこれ、人んち入って、何してんの?」と問い詰めた。さらにアズライトがついたイヤリングを見せて、「それから、これも。」と言葉を続ける。
瞳美「それ、私のです…。」
葵「落ちてたって、部屋に。」
瞳美「すみません、これには訳があって…。」
葵「正当な理由がないのに人の住居に侵入した者は、3年以下の懲役、または10万円以下の罰金に処する、だって。」
葵がスマホで調べて告げると、瞳美は焦ってどもりながらも、何とか葵の誤解を解こうとした。
瞳美「話しても、信じてもらえるかどうか…。」
葵「ちゃんとした事情があるんだったら、一応聞くつもりだけど。」
瞳美「魔法のせい…なんです…。私、いきなりおばあちゃんに行けって言われて、変なバスに乗って、気づいたらあそこにいて…とにかく、何とかしなきゃって。今もどうしてここにいるのか、正直よく分からなくて…。だからあの、何言ってるか分からないと思いますが…あなたの部屋に入ったのは、全部魔法のせいなんです。迷惑かけてしまってごめんなさい!」
瞳美は葵に頭を下げて謝罪した。葵はため息を吐きながら「もう良いよ。」とあっさりとした返事を瞳美に返し、瞳美は「え?い、いいんですか?」と思わず頭を上げる。
葵「あぁ。取られた物もなかったんで、別に良いかなって。」
そう言って葵は瞳美にイヤリングを差し出し、瞳美はイヤリングを受け取って「本当に、すみませんでした。」と改めて言った。
葵は瞳美に背中を向け、顔だけ瞳美の方を見ながら忠告した。
葵「じゃあ、とりあえず今度から気を付けて。あ、って言っても、魔法ってそういうの気をつけられる物なの?」
瞳美「わ、分かりません。私も今回初めてだったので。」
葵「魔法使いの事情とか良く分かんないけど、とにかくこれからは注意してもらえたら…。」
瞳美「はい…あ、あの!」
瞳美は絵を見たくて思い切って葵を呼び止めようとしたが、葵はすでに瞳美の声が聞こえない場所に行ってしまっていた。葵の背中を見送りながら、「どうしてあの時だけ、色が見えたんだろう。」と考えるが、瞳美には答えが分からない。

葵の話を全く聞こうとしない千草。

瞳美はとりあえずまほう屋に戻ったが、絵のことを考えすぎて疲れたような表情を浮かべていたため、瑠璃に心配される。瞳美は言葉を濁した後、アズライトを見つけたことだけ報告した。
瑠璃は「ホントね、うちに伝わる石を持ってるって。」と微笑んで言い、自分が持っているアズライトを瞳美に見せた。

一方、カフェのバイトに行った葵は、昨日に引き続き千草から瞳美のことを教えてくれとしつこく聞かれていた。
千草「なんで昨日の彼女、窓から逃げてたんですか?」
葵「いや、彼女じゃないから。魔法のせいなんだって。」
千草「ん?はあ…ちょっと何言ってるか分かんないんですけど。」
葵「俺も分かんない。」
千草「だからー、そんな下手な言い訳とかしなくて良いですって。彼女、めっちゃ可愛いっすね。」
葵「だから彼女じゃ…。」
千草「先輩、絵にしか興味ないと思ってたのに…。」
葵「だから…。」
千草「良いです良いです、照れなくても。今度写真撮らせて下さいよ。」
相変わらず、千草は葵の話を聞こうとせず、瞳美のことを葵の彼女だと思い込んでいる。

写真の真ん中にいるポニーテールの少女が2018年の琥珀。

その日の夜、イギリスに留学している琥珀と連絡がついた瑠璃は、2018年の琥珀の写真を瞳美に見せながら瞳美にそのことを報告していた。
瑠璃「これが今の琥珀。」
瞳美「これがおばあ…琥珀さん!?」
瑠璃「留学を切り上げて、なるべく早く戻ってくるって。あなたの話、詳しく聞きたいって言ってた!とにかく、それまでしばらくはうちで待っててもらうしかないわよね。」
瞳美「はい…。私、帰り方も分からなくて。これからどうしたら良いのか…。」
柚葉「心配しなくても、しかるべき時が来ればきっと分かるわ。」
瑠璃「魔法はどのくらい使えるの?」
瞳美「魔法は…あまり好きじゃなくて。ずっと練習してこなかったんです。」
瑠璃「あら、それは残念ね。手紙には、強い力を持ってるって書いてあったのに。」
柚葉「嫌いなものを無理して修行しても、あまり身につかないわねぇ。でも、手紙には未来に帰る方法までは書いてなかったの。帰るためには、何か強い魔法を習得する必要があるかもしれません。」
瞳美は瑠璃と柚葉から目線を逸らし、暗い表情を浮かべた。弦が魔法の話題から話を逸らすため、「魔法も大事だけど、高校生なんだし、とりあえず学校通ってみたらどうかな?」と口を挟んだ。
柚葉「そうね。学問を探求する姿勢はとても大切よ。」
瑠璃「すぐに編入手続きをしておくわ。琥珀と同じ南ヶ丘が良いわよね?」
勝手に決まっていく高校編入の話に瞳美は戸惑い、拒否する暇もなく瞳美は南ヶ丘高校に編入することに決まってしまった。

高校生活初日

南ヶ丘高校。

高校に編入する日の朝、瞳美は南ヶ丘高校の制服に着替えた後も、部屋で途方に暮れていた。
瞳美「本当に行くんですか?」
瑠璃「大丈夫よ、ブレザーも似合ってるから!先生方には、親戚の子がマジカルステイ(魔法の勉強をするために魔法の才能がある子が師匠の家に泊まり込みで修業をすること)でしばらく滞在するって伝えてあるから。はいこれ、お弁当。」
瞳美は南ヶ丘高校に続く坂道を上りながら、「1人でいたいだけなのに…。私は何をしにここに来たんだろう?」とぼんやりとしながら考えていた。
高校に着くと、瞳美はまず担任の先生に連れられて校長室に向かい、校長先生から校則や注意事項について説明を受けた。最後に1枚の紙とペンを出され、サインをするようにと促された。
校長先生「最後に、その書類にサインしてください。まあ要するに琥珀さんみたいに、校庭で花火を爆発させたり、プールを凍らせたり、理科の実験で壁を壊したりしないでね、ということですね。月白さんのお母さん、よく謝りに来られてますよ。あなたもあまり無茶しないように、お願いします。」
瞳美は祖母・琥珀の意外な一面を知ってしまい、冷や汗をかきながら絶句してしまった。

瞳美を避ける男子生徒(左)。

担任の先生が瞳美を紹介すると、クラスは何故かざわつき、「親戚ってまさか。」「あの子も魔法使いなんじゃない?」「君子危うきに近寄らず。」「だな。」という会話が交わされた。
そんな中、あさぎが瞳美を見て、先日長崎駅前からまほう屋へと案内した子だと気づく。
瞳美は担任の先生に言われた通り空いてる席に座り、教科書を出すために机の上で指を横にスライドした。しかしウィンドウも何も出ず、瞳美はもう1度試したが、やはり何も出てこない。瞳美が困っていると、担任の先生は「月白さん、今日のところは教科書は隣に見せてもらって。」と声をかけ、瞳美の隣にいた男子生徒が机を近づけて教科書を見せてくれた。
授業中、男子生徒は何故か瞳美から出来るだけ遠くに座ろうとしており、授業後の昼休みも早々と席を離れて行った。瞳美は「避けられてるみたい…。」と感じるが、理由は分からない。そんな瞳美に、あさぎは声をかけた。
あさぎ「偶然ですね、同じクラス。私、風野あさぎって言います。あさぎって呼んで下さいね、よろしく。月白さんのことは「瞳美ちゃん」って呼んでも良いですか?」
瞳美が「え?あ…はい…。」と返事をした後、あさぎは瞳美の隣の席に座った。
瞳美「あの、私さっき、隣の人に避けられてたみたいなんですけど。」
あさぎ「ああ。それはきっと、魔法使いって聞いたからですよ。」
あさぎはスマホで写真を見せながら、瞳美に説明した。
あさぎ「琥珀ちゃんが箒で飛んで天井突き破っちゃたり、黒板に突っ込んで壊しちゃったり、オフリーホールの入り口突き破っちゃたりして。ウフフ。時々、やり過ぎちゃうんですね、琥珀ちゃんって。みんな1年の時から同じクラスだから、魔法使いのこと、怖がってる人もいるのかも。」
瞳美「そうなんだ…。」
あさぎ「でも大丈夫です。大抵の人は、琥珀ちゃんと普通に仲良しだから。あの、良かったらお昼ごはん、一緒に食べませんか?」
瞳美とあさぎは一緒にお弁当を食べることになった。

星を出す魔法。

2人が昼ご飯を食べている途中、千草と将、葵が教室の入り口を通りかかり、瞳美がいることに気づいた。千草と将は葵の彼女だと囃し立て、葵はウンザリした表情で「違う。」と繰り返す。そこへ、あさぎから瞳美が転入してきたことを聞いた胡桃が来て、瞳美とあさぎを呼び出した。あさぎは気が進まないという表情を浮かべながら、瞳美を連れて4人がいる廊下へ行った。
胡桃「あたし、あさぎと同じ写真部の3年で、川合胡桃。こっちが部長の山吹将で、こっちが1年の深澤千草。」
千草は「よろしくー。ねぇ君、俺の写真のモデ…。」と言いかけるが、胡桃がすかさず「そしてもう1人ー!」と声を張り上げ、瞳美にモデルになってくれという千草のお願いの言葉を遮った。
将「うちの唯翔がお世話になってます。」
瞳美「あ…せ、先日は…。」
葵「どうも。」
他人行儀な瞳美や葵を胡桃はからかい、葵は「だって他人だよ。この人、魔法でうちに迷い込んだだけだって。」と冷静に返した。千草は「またまた言い訳しちゃってー。素直に彼女だって認めたら?唯翔先輩。」と葵をからかい、話はどんどん大きくなっていく。瞳美も気まずそうな様子を見せたため、葵は瞳美に証拠として魔法を見せてくれないかと頼む。
葵「疑うみたいで悪いけど、俺も正直まだ半信半疑っていうか…。」
瞳美「魔法を見せたら、私のこと、信じてくれますか?」
葵「もちろん。」
葵の言葉を聞いた瞳美は「やってみます。」と頼みを承諾した。廊下にいた生徒たちは、瞳美がどんな魔法を見せるのかとワクワクしながら瞳美の周りに集まり、瞳美は緊張しながらも「ほ…星を、出します。」と宣言して、両手をお椀の形に丸めて呪文を唱えた。
少量の星が瞳美の両手の中で光り、少しの間瞬いて消えた。
琥珀がしたような大掛かりな魔法を期待していた生徒たちはがっかりした様子で去るが、写真美術部の5人は瞳美の可愛らしい魔法を褒めてくれた。
あさぎ「すごく、良かったと思います!教室、壊れなかったし。」
胡桃「可愛かったよ。」
しかし、瞳美は下を俯きながら「私に出来るのはこのくらいで…。ごめんなさい。」と言うと、耐えかねたようにその場を去ってしまった。

瞳美を部活見学に誘う胡桃とあさぎ。

瞳美は1人で校舎裏の花壇に座り込み、「やっぱり、魔法なんて大嫌い。」と魔法を使った自分に対して自己嫌悪を感じていた。そこへあさぎと胡桃が瞳美を見つけ出し、駆け寄ってきた。
胡桃「ごめんね、何か気まずくなっちゃって。せっかく見せてくれたのにさー。お詫びの印に、これ!あげる!」
胡桃は瞳美の頬にジュースを突然押し付け、瞳美が「ひゃっ!」と小さな悲鳴を上げて受け取ると、それはオフリー(カフェオレのような物)のジュースだった。胡桃とあさぎも瞳美の隣に座ってジュースを飲みながら、話を続けた。
あさぎ「瞳美ちゃん、良かったら放課後の部活、見に来ませんか?」
胡桃「うち、新入部員大歓迎だから!ぜひ遊びに来て!まだ知り合いも少ないから、心細いでしょ?」
その流れに押されて、瞳美は写真美術部に見学に行った。

葵以外の写真美術部のメンバーによる活動の様子を見学しに来た瞳美。

胡桃とあさぎは瞳美を部室に連れて行き、改めて紹介した。
胡桃「見学者1名お連れしましたー!」
将「あぁ、月白さん…だっけ?」
千草「いらっしゃーい。」
瞳美「し、失礼します…。」
胡桃「そんなに緊張しないで!堅苦しい部活じゃないんだから!」
将「そうそう。部員は俺たち4人と、唯翔だけだし。基本的に楽しく写真撮ってるだけで。校外に撮影に行ったり、夏休みに合宿したり。卒業アルバムの写真を任されたりもしてるけど、1年で1番大きなイベントは、秋の文化祭での展示発表かなー。」
胡桃「瞳美ちゃん、カメラ好き?」
瞳美「いえ、全然知らなくて…。」
胡桃「あさぎのおうちが写真館でね。山吹はそこでバイトしてるんだ。2人とも詳しいから、何でも教えてくれるよ。」
将「おう、任せといて。」
胡桃「ちなみに、千草は葵のバイト先のオーナーの息子でね。1年生なんだけど、入学前からうちに出入りしてて…。」
千草「写真の腕は胡桃先輩より上だから。モデルになってくれたら、素敵な写真を撮…。」
胡桃「うるさい!」
千草は胡桃の怒った顔をすかさずカメラに収め、「良い顔してましたよー、先輩!」と胡桃をからかい、2人は言い争いを始めた。あさぎは「いつものことなので、気にしないで下さいね。」と瞳美にそっと囁いた。
将が座っていた椅子から立ち上がり、「俺たち、この後課外活動って名目で適当にぶらつくんだけど…。」と瞳美に話しかけた。しかし、誰かを探してキョロキョロと辺りを見回している瞳美を見て、「どうかした?」と将は聞いた。
将「もしかして、唯翔?あいつ1人だけ美術部なんだけど、写真部と美術部でまとめて部室使わせてもらってるから、まあほとんど同じ部みたいな関係で…。」
葵がどこにいるのかは誰も知らなかった。葵は絵を描く時には、1人でふらっとどこかに行ってしまうようだった。

色が見たい

瞳美は葵の絵を見せてもらう。

葵が描いた絵をまた見たいと思っていた瞳美は、課外活動にはついて行かず、学校の中で葵を探した。葵は屋上にいて絵を描いていた。瞳美は思い切って、葵に「あの…。」と声をかける。
瞳美「ご、ごめんなさい、邪魔して。」
葵「別に良いけど。何でこんな所に?」
瞳美「さ、探してました。」
葵「え…。俺?」
瞳美「さっき、すみませんでした。魔法、上手く出来なくて。でも、どうしてもやらなきゃって。信じてもらいたかったから。どう思ったか分からないですけど、あれが今の精一杯なんです。」
葵「こっちこそ、ごめん。」
瞳美「え?」
葵「いや、なんか…やりたくないこと、無理にやらせたみたいで。悪かったなって。」
瞳美「ち、違います!下心があったんで…。」
葵「え?」
瞳美「見せてほしいんです、絵を!」
葵は瞳美から視線を逸らし、初めて会った時に描いていた絵のことかと確認した。瞳美がそうだと答えると、「人に見せるのは、あんまり好きじゃないんだけど…。」と呟いた。瞳美は葵に必死にお願いした。
瞳美「あの絵は、私にとって特別なんです。あの絵は、私に忘れていた色を見せてくれました。灰色だった私の世界に、一瞬光が差したんです。お願いします、もう1度だけ…。」
葵は画面を隠したタブレットを瞳美に渡し、瞳美は葵にお礼を言って受け取った。そして瞳美は深呼吸をすると、タブレットのカバーを取り、画面を見つめた。そこに描かれている絵は、瞳美にも色がついて見えた。
少しの間だけタブレットの上に描かれた絵の色を一心に見つめた後、瞳美は「ありがとうございました。お邪魔してしまって、すみませんでした。」と言いながら葵にタブレットを返し、立ち去ろうとした。すると葵が瞳美を呼び止めたため、瞳美は振り向いた。
葵「あ、いや、えっと、その…。また見せてよ、魔法。星とか出せるの、結構すごいと思うよ。俺の絵なんかよりも凄いって、絶対に。」
葵はそう言うと照れた表情で下を向き、瞳美は思わず微笑んだ。そのまま瞳美は何も言わずに立ち去り、屋上の出入り口に通じる階段の上で、背中を壁にもたせ掛けた。
瞳美「あんな風に言われるなんて、思ってもみなかった。私の魔法を喜んでくれる人がいるなんて…。魔法なんて、大嫌い…。」

すっかり日が暮れた校舎で、忘れ物を取りに来た将がふと靴箱の方を見ると、瞳美が1人で立っていた。彼女は両手からたくさんの星を魔法で出しており、周囲の様子にも気付かずに一心に魔法の練習をしていた。瞳美が出している星の数は、昼間の魔法とは比較にならないほど大量で、暗闇の中では特に神秘的な輝きに満ちていた。

一心不乱に星を出す魔法の練習をする瞳美。

「色づく世界の明日から」第2話『魔法なんて大キライ』の感想・考察

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