この音とまれ!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『この音とまれ!』とは作者アミューの連載デビュー作であり、集英社の『ジャンプSQ.』において2012年から連載されている人気作品。2019年4月にアニメ化が決定した。中学生時代に親に捨てられて荒れた日々を過ごしていた主人公が、箏職人である祖父に引き取られたことで箏を通じて人間の温かみを知る。その後、祖父が創立したという箏曲部がある高校に入学した主人公が、廃部寸前の箏曲部を断ちなおし仲間と共に「目指せ全国一位!!」を掲げ邁進していく物語。

倉田 武蔵(くらた たけぞう)

4/7生まれ(おひつじ座) 165㎝/56kg/A型
初登場時:2年生/15巻以降:3年生
成績は優秀ながらも本番に弱く、腹痛を起こして十分にテストを受けられずに第一希望校に入学できなかった過去を持つ。
滑り止めで受けていた時瀬高校に入学したての頃、部活紹介の場で一生懸命に箏を弾く姿見た武蔵は、その様子が自分と重なり箏曲部に入部を決めた。
初めは賑やかだったものの、翌年先輩の卒業と同時に部員が武蔵のみとなってしまい、人数不足で廃部の危機に陥ってしまう。
影の薄い箏曲部だったが、新入生で入部希望者が募り、部活規定以上の人数が集まったため再活動することができた。
個性的な箏曲部部員をまとめる部長を務めており、箏未経験者が多いためさとわと共に箏の指導に当たることが多い。
何よりも箏曲部とその部員を大切に思っており、大切に思っているものを傷つけるものに対してはどんな相手だろうと立ち向かう勇気を持っている。
後に入部する妃呂とは両片思いの仲である。

鳳月 さとわ(ほうづき さとわ)

7/29生まれ(しし座) 158㎝/非公開/O型
初登場時:1年生/15巻以降:2年生
鳳月会家元の娘で次期跡取り。周囲からは天才少女と呼ばれ、多くのコンクールで賞を総なめにする実力者。
幼いころに家元である父を亡くしてしまい、鳳月会を守るという重圧のせいで豹変した母の指導を受けた過去を持つ。
母と家のことで仲違いしてしまい、家を出て箏から離れていた時期に高校生が集うコンクールで時瀬高校箏曲部の演奏を聴き、楽しそうに演奏する姿がうらやましくなり時瀬高校箏曲部に入部を決めた。
素直に気持ちを話すことが苦手で入部した際に「弱小箏曲部を全国一位に導いた天才箏少女」という肩書が欲しいと話していたが、学校生活を送る中でコンプレックスを克服しつつある。
今では箏曲部が居場所となっており、家を破門された過去について受け入れてくれた部員を信頼している。
自分が苦しい時にいつも支えてくれていた愛に対して密かに恋心を抱いている。

足立 実康(あだち さねやす)

6/25生まれ(かに座) 175㎝/64kg/A型
初登場時:1年生/15巻以降:2年生
通孝や光太と一緒につるんでいることが多く、通称3バカと呼ばれている。
愛とは同じ中学だったものの悪名高い存在としか認識しておらず、近寄らないようにしていた。
ある日、不良に襲われているところを愛に助けられその時の恩を返したいと箏曲部に入部する。
ギター経験があるため音感が良く、外部指導者の晶からは「典型的な努力型」と評価される。できるまで諦めない根性の持ち主。

水原 光太(みずはら こうた)

1/23(みずがめ座) 170㎝/58kg/AB型
初登場時:1年生/15巻以降:2年生
実康、通孝とよくつるむ3バカのうちの1人。人懐っこく誰にでも抱き着く癖を持つ。
以前不良に絡まれてた時に、哲生の友達という理由で助けてくれた愛の力になりたいと考えている。
箏曲部の廃部を阻止するため人数合わせで入部し、最初は「チカががんばってるから!」と箏曲部にいる理由を語っていたが、現在はみんなといる時間がずっと続けばいいと願っている。
リズムを合わせることが苦手でいつも周囲に遅れを取っているが、みんなに追い付くため一心に練習を繰り返している。

堺 通孝(さかい みちたか)

3/3生まれ(うお座) 164㎝/86kg/O型
初登場時:1年生/15巻以降:2年生
実康、光太と合わせて3バカと呼ばれている。3人の中で一番のお調子者。
実康、光太とは幼稚園からの仲で、1年生のときは3バカでクラスも同じだったが、2年生のクラス替えで唯一別クラスとなってしまいさみしい思いをしている。

来栖 妃呂(くるす ひろ)

10/19生まれ(てんびん座) 161cm/非公開/A型
初登場時:2年生/15巻以降:3年生
中学時代、友達の嘘で恋人や友達を失い他人を信用することができなくなった過去を持つ。
それ以来『仲間意識』というものを嫌い、箏曲部が仲良くしていたのが気に食わないため関係を崩してやろうと入部した。
箏曲部に悪影響を与えるような働きをするが、妃呂の思惑とは逆に部員同士の関係を深めてしまう。
さとわから入部を決めた本当の理由を聞き、自分と重なったことからみんなに謝るため箏曲部に戻ると温かく受け入れてくれたたため、みんなを信じて頑張りたいと思い改めて箏曲部の活動に参加する。
以降、武蔵だけに頼るわけにはいかないと副部長を務めており、合宿の際に寝泊まりできる場所を提供している。
仲間を信じ引っ張ってくれている武蔵に好意を抱き、箏曲部に迷惑をかけないため引退までは気持ちを伝えないとルールを決めている。

由永 侑(よしなが あつむ)

5/9生まれ(おうし座) 159cm/43kg/AB型
小学生の頃にいじめを受けた過去を持つ。
祖父に箏を教わっている所をいじめっ子に見られ「仕方なく弾いてるだけだ」と言い訳していたのを祖父に聞かれてしまい、侑はショックで寝込んでしまう。
心配した祖父は、自ら侑の家に出向くがその途中で見かけた子どもを助けるために車に轢かれ他界してしまう。
それから時が経ち、中学生になった侑は自分のせいで祖父を亡くした悲しみから立ち直れず高校の進路を決める時期に差し掛かり、そ見かねた母はもう一度箏を始めてみてはと勧められる。
神奈川県代表を決めるコンクールを見に来た侑は時瀬高校箏曲部が演奏する『天泣(てんきゅう)』を聞き感動し、時瀬高校に入学を決める。
祖父を大切に思う侑にとって愛は工房と祖父を襲った過去がある最低の存在だと認識されており、愛がマンツーマンで指導に臨む際も一向に頼ることなく過ごしていたが、次第に愛は噂で聞く悪い人ではないと認識する。
愛の指導の甲斐もあり、全国コンクールへ出場メンバーに組み込まれた。

百谷 名都(ももや なつ)

11/20(さそり座) 177cm/63kg/A型
音楽に対して順応性があり練習量が少なくても楽器を使いこなせてしまう。主に得意とする楽器はドラム。
少ない練習量でこなせてしまうせいで本気と認識されないことに慣れてしまい、基本的には他人と一線を置いて接するようになった。
中学生に頃に所属していたバンドではみんなで頑張る過程を大事にしたいと言われ辞めた過去を持つ。
愛が起こしたと言われている事件について知っており、人をここまで変える力は何かと興味を示し時瀬高校箏曲部に入部を決めた。
バイトを理由に箏曲部も休みがちになるが、箏曲部の新入生テストを受けるため指導者担当になった光太から受け取った動画を50回以上見返すなど、陰ながら努力している。
箏の練習はしていないもののテストは合格することができ、全国大会に出たいかと問われた際にどちらでもいいと答えたものの光太から「自分で決めて」と促され、無意識に出場すると答えていた。

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@yodokawa_k6

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