この音とまれ！（アニメ・漫画）のネタバレ解説・考察まとめ
『この音とまれ！』とは作者アミューの連載デビュー作であり、集英社の『ジャンプSQ.』において2012年から連載されている人気作品。2019年4月にアニメ化が決定した。中学生時代に親に捨てられて荒れた日々を過ごしていた主人公が、箏職人である祖父に引き取られたことで箏を通じて人間の温かみを知る。その後、祖父が創立したという箏曲部がある高校に入学した主人公が、廃部寸前の箏曲部を断ちなおし仲間と共に「目指せ全国一位！！」を掲げ邁進していく物語。
滝浪 涼香（たきなみ すずか）
9/28生まれ（てんびん座） 179㎝/70kg/B型
時瀬高校箏曲部の顧問。面倒な事が嫌いで、箏曲部の顧問になったのも面倒事が少ないと考えたため。
実は音楽家の両親を持ち、幼いながらに作曲ができるほどの腕の持ち主であり、才能のない音楽には興味がない。
箏曲部の「全国大会一位！！」という目標についても叶わぬ現実だと考えていたが、部員の本気を感じ今では進んで部に協力するようになる。
指導はあまりしないものの、的確なアドバイスを出し部員の苦手克服に一役買う。
堂島 晶（どうじま あきら）
1/14生まれ（やぎ座） 163cm/46kg/A型
時瀬高校箏曲部の外部指導担当。鳳月会の下部組織に当たる椿会の跡取り。
箏の才能に恵まれた兄を持ち、兄に憧れて箏を始めた過去を持つ。両親が事故で他界してしまい、家を守るために働きに出た兄の代わりに跡取りになった。
自分のために兄が働いていることを知りつつも箏を捨てたことに対しても怒りや寂しさから兄と距離を取ってしまう。
才能のない晶は、一つの曲のみ弾くことを強いられ一音を大切にする技術が身についた。
晶を鳳月会の跡取りにしたい祖母の思惑により、晶は破門されたさとわの居場所を奪い箏に関わらないようにするため時瀬高校箏曲部外部指導者になる。
基本すらまともにできでいない箏曲部に晶は厳しく接していたものの、部員の箏への真っ直ぐな思いに心打たれ、いつしか指導者としての本分を果たすようになる。
現在は指導者として箏曲部の指導に当たりながら、椿会の跡取りとしての活動も進めている。
高岡 哲生（たかおか てつき）
5/17生まれ（おうし座）180㎝/68kg/B型
初登場時：1年生/15巻以降：2年生
時瀬高校の生徒。幼い頃からの愛の友達。3バカとも仲が良く、愛と3バカが仲良くなった要因は哲生の共通の友達だったから。
中学生の頃に愛が唯一心を許していた相手で、愛が哲生の家に不法侵入し泊ることがよくあった。現在も変わらず、不法侵入されるが気にしていない様子。
かなり頭が良く、時瀬高校に入学する際も愛と3バカに勉強を教えており、その後も課題や勉強会の面倒を見ている。
愛の友人ということもあり、喧嘩もかなり強い。
姫坂女学院
凰 かずさ（おおとり かずさ）
6/7（ふたご座） 155㎝/40kg/AB型
初登場時：1年生/15巻以降：2年生
姫坂女学院箏曲部の部員で箏の家元・華凰会の跡継ぎ。
幼い頃からさとわに憧れを抱いており、さとわ
男性が嫌いで、男性陣が多く箏においての伝統もない時瀬高校はさとわが通うにふさわしくないと時瀬高校箏曲部を敵視する。
しかし全国大会神奈川県予選での演奏を聴き、現在は時瀬高校をライバルとして認めている。
明瞭高校
桐生 桜介（きりゅう おうすけ）
3/21生まれ（おひつじ座） 177㎝/60kg/O型
初登場時：1年生/15巻以降：2年生
幼い頃、体が弱かった桜介は学校に行くことができず過ごすことが多く暗い性格だった。
ある日学校に行く許しが出ると、友達と遊びたいという一心で休み時間にクラスメイトとサッカーを始めるが体力が持たず倒れてしまう。
少し休んで教室に戻ると「お前のせいで先生に怒られたんだぞ」と心無い言葉を掛けられ更に塞ぎ込んでしまうようになる。
それからしばらくして隣の家に学年が1つ上に女の子がいる家族が引っ越してきた際に、箏の存在を知る。
友達に憧れていた桜介はこの機を逃したくないと箏を学び、1人の苦しみを味わいたくないという思いから人を観察し程よい距離感を保つように心掛けてきた。
人間関係を築くのが上手い桜介は合奏中にみんなの音を引っ張る能力に長けている上に、箏の技術はかなり高いことから箏曲部員から厚い信頼を寄せられている。
箏曲部全体を通して男が少ないことにさみしさを抱いており、時瀬高校箏曲部と出合い頭に男性陣の多さに感動している。
永大付属高校
宮 千太朗（みや せんたろう）
8/11生まれ（しし座） 156㎝/46kg/A型
初登場時：1年生/15巻以降：2年生
永大附属高校箏曲部の部員。身長が小さいことを気にしている。かなり短気。
以前、祖母が永大附属高校箏曲部で指導に当たっており全国大会常連校だったにも関わらず、現在は廃部寸前になっていることを悔しく思っている。
入院中の祖母を全国に連れていくことを目標に全国大会を目指している。
珀音高校
神崎 澪（かんざき みお）
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目次 - Contents
- 『この音とまれ！』の概要
- 『この音とまれ！』のあらすじ・ストーリー
- 時瀬高校箏曲部
- 関東邦楽祭
- 全国大会への決意
- 全国大会予選
- 新入生入部
- トラブル続きの練習の日々
- 久遠の過去
- 宇月との再会
- 『この音とまれ！』の登場人物・キャラクター
- 時瀬高校
- 久遠 愛（くどお ちか）
- 倉田 武蔵（くらた たけぞう）
- 鳳月 さとわ（ほうづき さとわ）
- 足立 実康（あだち さねやす）
- 水原 光太（みずはら こうた）
- 堺 通孝（さかい みちたか）
- 来栖 妃呂（くるす ひろ）
- 由永 侑（よしなが あつむ）
- 百谷 名都（ももや なつ）
- 滝浪 涼香（たきなみ すずか）
- 堂島 晶（どうじま あきら）
- 高岡 哲生（たかおか てつき）
- 姫坂女学院
- 凰 かずさ（おおとり かずさ）
- 明瞭高校
- 桐生 桜介（きりゅう おうすけ）
- 永大付属高校
- 宮 千太朗（みや せんたろう）
- 珀音高校
- 神崎 澪（かんざき みお）
- 『この音とまれ！』の用語
- 鳳月会
- 十七絃（じゅうしちげん）
- 高校生関東邦楽祭
- 全国箏曲コンクール
- 『この音とまれ！』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「箏曲部の新入部員なんです」
- 箏と龍
- 「出来るまでやっていいっすか！」
- 「ただいま！」
- 『この音とまれ！』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 物語の主人公
- 初心者ポイント
- 家族作曲
- 『この音とまれ！』の楽曲
- 龍星群
- 六段の調
- さくらさくら
- 虚龍譚
- セピアの風に
- 久遠
- 二つの個性
- 百花譜
- さらし風手事
- 堅香子
- 天泣
- この音とまれ！時瀬高校箏曲部楽曲CD