トクサツガガガ(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
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『トクサツガガガ』とは、丹羽庭により描かれた日本の漫画である。特撮オタクな会社員・仲村叶が特撮嫌いな母親に自分の趣味をどう隠すか、カミングアウトするのか、を軸に他の仲間とのオタクライフを描いている。仲村たちが関わっていく作中作も魅力的なのが見どころのひとつ。今まで着目されがちな漫画・アニメ系ではなく、特撮という新しいジャンルに注目している。
ミカちゃん
北代の部署の同僚。俳優も映画もそこそこ好きだが、熱中して追いかけるほどではない。彼女もヒーローが好きなわけではないので、好きな俳優がヒーロー役をしている映画ではスーツで顔が隠れてしまうことも多い為少し不満。複雑な設定や語句を一気に紹介されると、映画やドラマについていけなくなる。海外ドラマのような長編も苦手らしく、あまり続くと細かな設定を忘れてしまう。
主要人物の家族
仲村母
夫と離婚したあと、一人で二人の兄弟を育て上げた。可愛いものが大好きだが子供を育てるために我慢していたため、仲村にも女の子らしく育ってほしいと思っている。そのため特撮やホラーなどの暴力性が見えるものは毛嫌いしており、半ば押し付け気味に仲村に女の子らしい人生を説いている。かなり頑固であり、「女の子は可愛いものを身に着けているべきで、適齢で結婚するのが普通」という考えを崩さない。
仲村望(なかむら のぞむ)
仲村の兄。メタルバンドをやっており、東京にも度々ライブのために上京する。子供のころは仲村が特撮を隠れて見るのを協力してくれる良い兄でもあった。
ちさと
右にいるのがちさと
仲村の兄の子供。現在特撮ヒーローと恐竜にはまっていて、将来どっちになろうか悩んでいる。猫も好きで、北代がクレーンゲームで獲得した大きな猫をぬいぐるみはちさとの元に行った。
タカさん
右にいるのがタカさん
仲村兄の嫁。さばさばした性格で料理もそこまで得意ではないため、結婚する際には仲村兄妹に口裏を合わせてもらい義母を説得した。オンラインゲームをやりこんでいて、今の目標はゲームの上位ランカーになること。
まさあきの母
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まさあきを殴っているのが母親
駄菓子屋の店主。おおらかな性格の女性で、松本が女児向けアニメを見ていても理解はしないが放っておいてくれる。大学では教職課程も選択していたらしく、国語を人に教えるのが上手。
その他の登場人物
老夫婦
仲村と同じ時間帯に電車を利用することが多い老夫婦。よく喧嘩しているらしいが、それが夫婦生活が続く秘訣だという。老婦人によると、喧嘩をしてイライラしたときには時代劇を見るとすっきりするとのこと。
インド人(実はネパール人)
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目次 - Contents
- 『トクサツガガガ』の概要
- 『トクサツガガガ』のあらすじ・ストーリー
- 『トクサツガガガ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物(主人公とオタク仲間)
- 仲村叶(なかむら かの)
- 吉田久美(よしだ ひさみ)
- 北代さん
- みやびさん
- 松本まさあき/任侠さん
- 窪田くん
- 吉田さんの彼氏
- 田宮拓(たみや たく)/ダミアン
- 仲村の同僚
- 小野田くん
- 白石さん
- 藤井さん
- 川島くん
- ユキちゃん
- ミカちゃん
- 主要人物の家族
- 仲村母
- 仲村望(なかむら のぞむ)
- ちさと
- タカさん
- まさあきの母
- その他の登場人物
- 老夫婦
- インド人(実はネパール人)
- 高橋
- 「おもちゃのゆめの」店主
- 野村さん
- カナちゃん
- じいばあ
- 『トクサツガガガ』の用語
- 救急機エマージェイソン
- 獅風怒闘 ジュウショウワン(獣将王)
- シシレオー/ショウ
- トライガー/ゴウ
- チェルダ/リン
- セロトル
- 狼将軍ゲンカ
- ゲンカ将軍の部下
- ダゴン
- 絡繰忍者 雷伝
- 異星探査ストレンジャーV(ファイブ)
- マジカライザー
- 南十字軍サザンクラウザー
- 現代妖怪血風録白狐丸
- ウラノガッコウ
- 惑星O(オー)
- ファイブレイバー
- ビーボーイズ(Bee Boys)
- Chig-Hug LOVECUTE(ラブキュート)
- 探求探索シラベルーパー、4フォース、ディフェンダー、ソールマン
- 『トクサツガガガ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 自分が苦しいことは、弱い者を見捨てていい理由にはならない!
- 大人になって大切なことは、全部小さなうちに(特撮から)習う
- やめようって思ってやめられる人間だったら、とっくの昔にこんなことやめてるから…
- でも、忘れても、みんなを好きな気持ちは、なくなるわけじゃないんだよ
- 隠してようが黙ってようが恥てようが詳しくなかろうが、好きと思ったら好きになる権利があるんや
- 過酷な状況も悩みも、好きの気持ちだけが支えている。一声もらすことも、ワガママならば、そんな苦しい世界を、どうやって好きでい続けられるんだろう
- 大事とあれだけうそぶきながら、大事にしてあげられなかった苦い教訓を、どうして思い出せないのか
- 『トクサツガガガ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者の丹羽庭は、自身も特撮ファン。
- カブトウンとアガタの名前