宮永 照(みやなが てる)
3年生 先鋒
インハイチャンピオンであり、圧倒的な雀力を持つ。団体戦3連覇間違いなしと言われる、白糸台のエースであり原動力。本作の主人公である咲の実の姉であるが、仲がうまくいってないらしく、咲は麻雀を通じて、この姉との交流のきっかけを得ようとしている。
能力 照魔鏡
対局が始まる1局目は自分で和了することなく、様子をみる。そのたった1局目で相手の力量、能力を完全に把握する。
能力 連続和了による打点上昇
圧倒的な和了率を持つ照、しかもその打点は和了を続けるごとにどんどん高くなっていく。一度連続和了が始まってしまうと手が付けられない。
能力 コークスクリューツモ
連続和了を続けるごとに利き腕である右腕にどんどん竜巻のような風を纏う。このツモが発動する頃には他家とは圧倒的な点差が離れている。
弘世菫 (ひろせ すみれ)
3年生 次鋒
白糸台高校麻雀部部長であり、照以外での唯一の3年生レギュラー部員。咲には比較的少ない、クールなタイプのキャラ。普段はぼーっとしてるエースの照に代わりチームを仕切っている。176㎝の長身で長い髪と凛々しいキャラ。
能力 シャープシューター
特定の相手一人を狙い、不要牌を察知、完全な狙いうちにより必ずロン上りをするという能力。
作中では弓で相手を射抜くイメージで描かれる。
渋谷 尭深 (しぶや たかみ)
2年生 中堅
背が小さいけど、白糸台では一番胸が大きい。
常にお茶を手放さないおっとり系キャラ。
有名校のエース級ばかりの白糸台レギュラー陣の中においてわりあい雀力はふつうな彼女だが、その力はオーラスで発揮される。
能力 ハーベストタイム(収穫の時)
オーラスまでの局において彼女が捨てた第一捨牌が、オーラスで配牌として帰ってくるという能力。彼女はあらかじめこの能力の為に第一捨牌を調整しており、連荘などで局が増えればオーラスで全ての手牌をコントロールすることもできる。
亦野 誠子(またの せいこ)
2年生 副将
ベーリーショートカットにスパッツ着用とボーイッシュで活発印象のキャラ。
しかし麻雀の実力においては白糸台のナンバー5と自称しており、校内においての地位はあまり高くない模様。ただナンバー5といってもあくまで白糸台内であり、他行の並のエースが相手なら自分が上との自負がある。
能力 フィッシャー
鳴き麻雀を得意としており、3副露すると5順以内に必ず上がる。過去の牌譜からも面前ではぜんぜん上がったことがないらしい。鳴きで河から牌を引き上げるイメージから白糸台のフィッシャーと呼ばれる。
鳴きを多用することから反面防御が手薄になるなどの弱点もある。
大星 淡(おおほし あわい)
1年生 大将
1年生にして全国1位の白糸台の大将を務めることからわかるようにその実力はすさまじい。年上の対戦相手や高校の先輩に対しても照以外には馬鹿にしたような発言多いが、その実力から黙認されている模様。
能力 絶対安全圏(場の支配)
他家の配牌を悪くする支配系能力、配牌で他家を必ず5シャンテン以下にするというトンデモチート能力。
4順目までは絶対に他家は上がれない、安全圏が出来上がる。しかし相手が実力者で自身の支配系能力を上回るとふつうに破られてしまうことも。
能力 ダブリー
大星淡が本気を出すと必ずダブルリーチを掛けられるという恐ろしい能力。役は付かず必ずリーのみとなるが、暗刻が配牌に含まれ必ず途中で槓をする、その槓に必ずウラドラが乗ることも決定しており、常に跳満が確定するというトンデモ能力。
さらに恐ろしいことはこの能力使用時も同時に絶対安全圏は機能しており、他家は配牌5シャンテン以下に抑えられてしまうことである。
この恐ろしい2つの能力を持っていれば、麻雀で他人を馬鹿にして見下してしまう性格になってしまったのも仕方ないのかもしれない。
花田 煌(はなだ きらめ)
2年生 先鋒
中学時代は長野県にいて、和や優希と同じ中学の麻雀部にいた。非常にポジティブで諦めない性格であり打たれ強さに定評がある。そこを評価され、他行のエースが集まる先鋒に飛ばされないことを期待されて起用される。口癖は「すばら!!」
白水 哩(しろうず まいる)
3年生 副将
北九州最強の新道寺女子で3年間エースを務め、部長も務める。その麻雀力は目を見張るものがある。
今まではエースとして全国で先鋒を務めてきたが、他行のエースに打ち負けてしまい、学校の方針で今年はあえて副将を務める。
能力 リザベーション
局が始まる前に自分が何飜で上がるかを決め実際にその飜数以上で上がれれば次の打ち手である姫子がその倍の飜数で上がれる。ただし上がれなかった場合、基本的には姫子も上がれなくなる。姫子との深い絆により生まれた能力。
鶴田 姫子(つるた ひめこ)
2年生 大将
部長の白水とは中学時代から同じ中学で、白水を追うように新道寺に入った。九州の強豪である新道寺で大将を務めており、かなり強い。また白水とのリザベーション能力はプロの雀士でも崩すのは困難であるとされる。
能力 リザベーション
白水が前の副将戦で縛りをかけて上がれた局は、必ず倍の飜数で姫子が上がる。新道寺は前半をなんとか潜り抜け、白水と姫子のダブルエースで勝つスタイルをとっている。
小瀬川 白望 (こせがわ しろみ)
3年生 先鋒
常にかったるそうにしており、やる気がなさげな態度をとるが、実は寄せ集めチームともいえる少数精鋭の宮守女子の精神的支柱のような存在。先鋒を任されておりその麻雀力も強い。チームメイトからは「シロ」と呼ばれる。
能力 マヨヒガ
遠野物語のマヨヒガ(迷い家)に関連していると思われる能力。白望が手に迷うとそのあと手が高くなり上がるという能力。
エイスリン・ウィッシュアート(Aislinn Wishart)
3年生(次鋒)
ニュージーランドからの留学生。日本語が不自由なこともあり、常にスケッチブックを持ち歩いており、絵を書いて感情を表現するのが得意。
あまり日本の高校になじめずにいたところを、クラスメイトのシロに誘われ麻雀部に入った。
当初は初心者であったものの、地区大会で全国一位の和了率をたたき出すほどの実力者にまでなっている。
能力 理想の牌譜を描き出す
手牌から自分の夢、理想の牌譜を描きだし、13順目までにテンパイする能力を持つ。
この能力により、チームメイトからの信頼も厚い
鹿倉 胡桃(かくら くるみ)
3年生 中堅
身長が130㎝程度しかなく、小柄なことからよく人に抱きかかえられたり、乗っかったりしている。
性格は委員長気質であり、マナー違反やだらだらしているのが許せなかったりする。
麻雀的にはテンパイしてもリーチをかけないなど、基本防御を固める打ち筋であり、実力もなかなかのもの。
臼沢塞(うすざわ さえ)
3年生 副将
シロ、くるみと共にもともと宮守女子麻雀部にいたメンバー。前髪ぱっつんと頭のお団子がチャームポイント。顧問のトシさんからもらったと思われる、片メガネを付けている。しっかりした性格であり、チーム内では常識人。