ヒナまつり(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ヒナまつり』とは、大武政夫原作の漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
暴力団『芦川組』に属するインテリヤクザ・新田のもとに、楕円形のマシンにくるまれた超能力少女・ヒナが突如現れた。マシンの拘束を解くや否や、素性も目的も明かさないまま謎の念動力で部屋の骨董品を次々破壊していくヒナに対し、身と家財の危険を感じた新田はしぶしぶ彼女を寝泊りさせることになった。
本作はこの2人をはじめとしたちょっぴり可笑しなキャラクター達が繰り広げる、笑いあり涙ありの非日常コメディーである。

組織

ヒナの暴走の様子を思い返す斑鳩

ヒナやアンズ、マオなどの能力者を束ねている組織。ヒナ曰く新田のもとに現れる以前は大人に命令・利用されるだけだったといい、能力者はあまり人道的な扱いを受けていなかったことが窺える。

ヒナは暴走のしやすさが原因で破棄され、アンズはそのヒナを処分するために送り込まれたものの帰ってこないため戦死扱い。マオはマオで任務開始早々に帰還に必要な玉を紛失し、結局その内情は作中で一切不明のまま、3人とも組織から解放された生活を手に入れることになる。

普段は文字通りタダの玉

握るとこうなる

洗濯されるアンズの玉

能力者がワープするのに必要な装置。斑鳩曰く、移動時に座標が狂うのを防ぐためのものだという。

普段は何の変哲もない赤い玉だが、握ると瞬く間に楕円形の物体に拘束される。そして拘束を解く際には、物体に埋め込まれた赤い玉を押すという寸法。なお水で壊れるらしく、新田が玉を洗濯してしまったためにアンズは組織へ帰ることが出来なくなった。

首輪

首輪の作動を心配するヒナ

能力者の首の中に仕込まれた装置。

アンズ曰く「昔は偉そうに命令してた」という斑鳩は、暴走によって首輪の取れたヒナに怯えていた。またヒナも首輪の作動を恐れる一幕があったことから、組織に反抗した能力者へ危害を加える装置なのは確実である。

『ヒナまつり』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

OP(オープニング)ムービー

イクラ丼

OPムービーには、ヒナの居る所ほとんどにイクラ丼がセットで映っている。朝起きたら机の上にイクラ丼、登校中も両手にイクラ丼など挙げたらキリがないほど登場するが、これは原作単行本の表紙に常にイクラが描かれていることが影響している。

消える詩子

7話までのOPムービー

8話で突然消えた詩子

9話以降のOPムービー

OPムービーのラストに、新田と詩子が共にヒナを見守っている一幕がある。しかし7話で新田が詩子にフラれたからか、8話では同じシーンで新田の隣から詩子が居なくなった。更に9話では、あたかも最初から一人だったかのように新田の立ち位置が修正されている。その後は何故か、瞳やアンズ等と共に映っていたシーンからも詩子が徐々に消えていった。

ED(エンディング)ムービー

居たり居なかったりするヒナ

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