ドラゴンヘッド(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンヘッド』とは、望月峯太郎によるサバイバル・ホラー漫画で、1994年より「週刊ヤングマガジン」にて連載された。1997年に、第21回講談社漫画賞一般部門を受賞している。
単行本としては、全10巻が講談社より発売され、累計発行部数は650万部にものぼる。2003年には、妻夫木聡、SAYAKA主演で映画化された。
修学旅行の帰りの車中で、突然起こった衝撃。運よく死を免れたテルが、同じく生きていたアコと共に、地獄のような世界を通じて、実家のある東京を目指す、サバイバルストーリー。
ガスマスクは、オウム真理教事件を参考にしていた?
テルたちが、初めて地上に出たときに、出会った橋本たちグループにもらったガスマスク。灰や死骸から発生されるガスから守るために装備する。このガスマスクは、オウム真理教の事件の際、救助にあたった自衛隊員がつけていたものと酷似している。
『ドラゴンヘッド』の実写映画
2003年8月30日公開。妻夫木聡、SAYAKA(現在は神田沙也加)主演。SAYAKAは、この作品が映画初出演だった。撮影はウズベキスタンでおこなわれた。
上映時間は122分。出会う傷頭が双子だったり、途中で仁村は死んでしまったり、ヘリで東京へと非難する際に出会う人物がいたりと、漫画とは違ったシーンもいくつか取り込まれている。
キャスト
青木テル:妻夫木聡
瀬戸アコ:SAYAKA
高橋ノブオ:山田孝之
仁村:藤木直人
岩田:近藤芳正
松尾:根津甚八
安藤:寺田農
福島:谷津勲
主題歌:MISIA『心ひとつ』
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目次 - Contents
- 『ドラゴンヘッド』の概要
- 『ドラゴンヘッド』のあらすじ・ストーリー
- 『ドラゴンヘッド』の登場人物・キャラクター
- テル(青木照)
- アコ(瀬戸憧子)
- ノブオ(高橋ノブオ)
- ミニラ
- 橋本(はしもと)
- 美川(よしかわ)
- 仁村(にむら)
- 岩田(いわた)
- 山崎(やまざき)
- 大池(おおいけ)
- おばさん
- 傷頭(きずあたま)本名:菊地(きくち)
- 『ドラゴンヘッド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 怖いものは、やっつけるか友達になるしかないんだ
- あたしのまわりの人は、みんな死んじゃうッ!! もうイヤなのッ!!
- 人間は、正体のわからない、恐ろしいものを「怪物」というわ… その「怪物」と…このコも…そのノブオってコも…きっと本当に闘っていたのね…
- りゅう…りゅうず…
- か…か…かわい…そう…に みんな、お…おく…臆病者な…なん…だね…
- …ホ・ク・サイ・の…エ…だよ… あれと、そっ…くり、の… み・んな…見た…東・京…で…
- …だがこうなっちゃ… 金も宝石も金持ちも貧乏人もなーーーんにも関係ねえな…
- こ・これだけの目に遭って…ぼ・僕は、い・生き残ってる…し・死ぬってどういうんだろう… 怖いんだろうか…なんで怖いんだ…?
- やっと…やっと…!! 帰ってきた…!! 僕は…帰ってきたんだッ!! 東京…にッ!!
- ”先生”がそう…呼んでたんだ リュウズ…って
- ノブオがペインティングして登場するシーン
- 悪状況の中、テルを見つけて助けるヘリのシーン
- 菊地がはじめて微笑み色々と話すシーン
- アコの脳裏に焼き付いた菊池の最後のシーン
- 惨状の地上とは違う世界が地下にあったとわかるシーン
- 仁村とテルでアコを奪い合うシーン
- 東京に現れた富士山のシーン
- 『ドラゴンヘッド』の用語
- 怪物
- リュウズ(龍頭)
- リュウミャク
- 『ドラゴンヘッド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドラゴンヘッドとはリュウズ(龍頭)のこと
- 事故の前にテルはアコとすれ違っていた
- 作者は物語の展開に行き詰まってしまった?
- 崩壊した町の様子は、阪神淡路大震災を参考にしていた?
- ガスマスクは、オウム真理教事件を参考にしていた?
- 『ドラゴンヘッド』の実写映画
- キャスト
- 主題歌:MISIA『心ひとつ』