Terraria(テラリア)のネタバレ解説・考察まとめ
『Terraria』とは、Re-Logicによって開発されたPC向けの2Dサンドボックスアドベンチャーゲーム。PC版以外にコンシューマ版も展開され、3000万本以上の売上を記録している。ゲームの内容としては、ブロックで形成された広大な2Dドットの世界を自由に探検し、拠点を作ったり強大なボスモンスターを倒し、アイテムを集めるというサイクルを繰り返すものだ。プレイヤーによって冒険、建築、アイテム収集など、遊び方は多岐にわたり、その自由度が高く評価されている。
『Terraria』の概要
『Terraria』とは、2011年にRe-Logicから発売された2Dサンドボックスアドベンチャーゲーム。PC版はSteam、コンシューマ版はスパイク・チュンソフトよりPlayStation 3、PlayStation Vita、PlayStation 4、3DS、Wii U、Nintendo Switch、iOS / Androidで販売されている。
ブロックやオブジェクトで構成されたドット調の世界を冒険しながらアイテムを集め、新しいアイテムをクラフトしたり、拠点を建築したり、世界の各地に登場するボスキャラクターを討伐していくゲーム。サンドボックスゲームにはめずらしく様々なボスキャラクターや冒険の目的が最初から用意されている。
シンプルなゲーム性ながら数多くのブロックやアイテム、それらによって拡張されるアクション性、バリエーション豊富な敵キャラクターとその攻略法によって発売以来ロングセラーが続き、2017年時点で全世界2700万本以上の売上を記録している。
約10年の間アップデートが続けられ、2020年には最終バージョンであるver.1.4 『Journey’s End』がリリースされている。
『Terraria』のあらすじ・ストーリー
『Terraria』の世界へ
ゲームを開始すると、プレイヤーキャラクター(以下、プレイヤー)が2Dで表現された草原に立っているところから始まる。付近には木などが生えており、うさぎやスライムといった生物が生息している。
初めての出会い
周囲を探索するとGuide(ガイド)と呼ばれる人物に出会う。プレイヤーは彼から操作方法やいろいろな情報を教えてもらいながら冒険を開始することになる。
拠点の建築
このゲームで最も最初に求められることは拠点の建築である。拠点には外壁、扉、机、椅子、壁を配置する必要がある。プレイヤーはそれらを作るためにWork Bench(作業台)を制作する。その後、建築した拠点にはGuideを始めとする様々なNPCが訪れ、住人となっていく。
初の強敵 Eye of Cthulhu
拠点を建築した後、プレイヤーは冒険の中で自らの体力を強化し、様々な装備を作っていく。また、その中で出会ったNPCたちが拠点の住人となっていく。
その後、初のボスモンスターであるEye of Cthulhuがプレイヤーの前に立ちはだかる。浮遊する大きな目玉の見た目をしたこのモンスターは、強力な突進や噛みつきを繰り出してくる。プレイヤーは冒険やクラフトによって得たアイテムなどを使って度々襲来するこのモンスターを討伐する。
The Corruption / The Crimsonへの進出
Eye of Cthulhuを討伐したプレイヤーは、地表に存在する危険地域であるThe Corruption(不浄の地)、またはThe Crimson(真紅の地)に進出する。この2つは世界によってどちらか一方が生成される。
これらの地域には破壊することでアイテムを入手することができるモニュメントと、それらを一定数破壊することで登場する新たなボスモンスターが登場する。
The Corruptionでは大量の目玉がついたワーム状のボスモンスター、Eater of Worldsが登場する。こちらの攻撃によって体の一部が破壊されるとそこから体が分裂し増殖する特徴を持つ。
The Crimsonでは人間の脳を模した体の中に目を持った心臓があるボスモンスター、Brain of Cthulhuが登場する。自分の周囲に取り巻きであるCreeperを召喚し攻撃してくる。また、それらの取り巻きを撃破した後はワープを用いてこちらに攻撃を加えてくる。
Dungeonの攻略
上記のボスモンスターを撃破したプレイヤーは地表から地下深くに広がるDungeonの攻略を目指す。しかし、Dungeonの入り口には門番を務めるOld Man(老人)がおり、老人からDungeonの侵入者は殺されてしまうという呪いの話を聞く。
プレイヤーはこの呪いを解くために夜に改めてDungeonを訪れる。そして再びOld Manに話しかけると、Old Manは呪いによってDungeonを守るボスモンスター、Skeltronが現れる。
Skeltronは宙に浮く巨大な頭蓋骨と腕の骨で構成されたモンスターであり、その体に触れると大きなダメージを受ける。プレイヤーはこのSkeltronを撃破し、Dungeonを探索しながら新しい武器を手に入れていく。また、呪いから解き放たれたOld ManであるClothierが拠点に訪れる。
The Underworldの決戦
Dungeonを攻略したプレイヤーは最後の地域、地下深くにあるThe Underworldに向かう。そこは溶岩に満たされ、悪魔が跋扈する世界であった。
Voodoo DemonというモンスターからGuide Voodoo Dollというアイテムを手に入れたプレイヤーはこれを用いてGuideを生贄にし、ラスボスであるWall of Fleshを召喚する。
生きた肉でできた壁であるWall of Fleshは攻撃を繰り出しながらプレイヤーの方へ向かってくる。そのため、世界の端へ追いやられてしまうことがある。プレイヤーがこれを撃破することで『Terraria』の冒険は一旦の終わりを迎える。
Hard Modeの世界
Wall of Fleshを撃破したプレイヤーは、機械化されたこれまでのボスとの戦闘や世界に新しく登場したThe Hallowの探索、真のラスボスであるMoon Loadとの戦いに身を投じる。Moon Loadを撃破することで『Terraria』の冒険は真の終わりを迎える。
『Terraria』のゲームシステム
キャラクターメイク
ゲームを開始した際、自らの分身となるキャラクターを作成する。キャラクターは名前や髪型、服装などを自分で決めることができる。
作成したプレイヤーは後述する生成された世界の間を自由に移動することができ、所持しているアイテムを移動させることができる。また、キャラクターの数に上限はなく、それぞれが個別のアイテムインベントリとステータスを持っている。
目次 - Contents
- 『Terraria』の概要
- 『Terraria』のあらすじ・ストーリー
- 『Terraria』の世界へ
- 初めての出会い
- 拠点の建築
- 初の強敵 Eye of Cthulhu
- The Corruption / The Crimsonへの進出
- Dungeonの攻略
- The Underworldの決戦
- Hard Modeの世界
- 『Terraria』のゲームシステム
- キャラクターメイク
- 世界の生成
- アイテムの入手
- 採掘・伐採
- 探索
- クラフト
- 建築
- 戦闘
- 武器
- 魔法
- 召喚
- 防具
- アクセサリー
- 環境の変化
- マルチプレイ
- 『Terraria』の登場人物・キャラクター
- プレイヤー
- NPC
- Guide(ガイド)
- Merchant(商人)
- Arms Dealer(武器商人)
- Nurse(看護師)
- Demolitionist(爆破技師)
- Dye Trader(染料商人)
- Dryad(ドライアド)
- Painter(塗装工)
- Zoologist(動物学者)
- 敵モンスター
- Eye of Cthulhu(クトゥルフのめだま)
- Skeletron(スケルトロン)
- Wall of Fresh(ウォールオブフレッシュ)
- 『Terraria』のアイテム
- ブロック
- ツール
- つるはし
- 斧
- ハンマー
- 家具
- 『Terraria』の用語
- ワールド
- モンスター
- The Corruption / The Crimson
- The Underworld
- 『Terraria』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- PC版には日本語ローカライズがない
- モスラをモデルにした敵も登場
- 長期にわたって続いた大型アップデート