ポプテピピック(第9話『奇跡とダンスを』)のあらすじと感想・考察まとめ

第9話前半では、ポプ子役を中村繪里子、ピピ美役を今井麻美が担当する。後半では斉藤壮馬、石川界人が担当した。アニメ内容としては、アメリカ人の少年がポプ子やピピ美と出会う話「奇跡とダンスを」や、うさぎのお茶会がテーマの「ボブネミミッミ」など、今回も盛りだくさんの内容である。
今回は「ポプテピピック」第9話『奇跡とダンスを』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。
「ポプテピピック」第9話『奇跡とダンスを』のあらすじ・ストーリー
今回のキャスト
前半では、ポプ子役を中村繪里子さん、ピピ美役を今井麻美さんが担当した。『アイドルマスター』の天海春香役&如月千早役としてお馴染みのコンビである。また後半では、ポプ子役に斉藤壮馬さん、ピピ美役として石川界人さんが出演した。『残響のテロル』『ハイキュー!!』や『DAME×PRINCE』『刀剣乱舞』など、共演策が多数ある。
バラバラタイちゃん

まずはじめに、「バラバラタイちゃん」というコーナーから始まった。『ボーイズアンドジェントルメーン!イッツショータイム!』という掛け声とともに、それぞれ心臓と手に扮したポプ子とピピ美が現れる。『やぁタイちゃん(心)』『やぁタイちゃん(手)』とあいさつを交わし、2人は話し始めた。手に扮したピピ美が、『この前、家を見に行ったんだ』と言うと、心臓に扮したポプ子が『買っちまったのかい?』と答える。すると、『手が出なかったさ』とポプ子が答え、更にピピ美が『手だけに!』と返した。
奇跡とダンスを

今回のメインである「奇跡とダンスを」は、アメリカの少年がポプ子・ピピ美と出会い、変化していくというストーリーだった。少年が初めてニューヨークを訪れた際、道で酔っぱらった若者たちに出会う。楽しそうではあるが、少し騒いでいるため周りの迷惑になっていた。そして、荒い運転のタクシーがその場に現れ、ポプ子とピピ美が中から降りてくる。

そして突然「せーの、封印!」と言いながら、何と酔っ払った若者に火をつけてしまった。そのままその場を後にしたポプ子とピピ美だったが、これを見ていた少年にはかなりの衝撃が走る。少年曰く「あの時の私の感動は計り知れない。大人を信じられなくなり家出した先の大都会で、見ず知らずの人が助けてくれたのだから」とのことだった。特に助けたわけでもなかったが、少年はそう感じたらしい。

場所はハンバーガーショップに移り、少年はハンバーガーを食べながら「その時パパは言ったんだ。『お前か!俺のチェリーパイを食べたのは!』って」などと1人でしゃべっていた。その横ではピピ美が、ポプ子を審判にして腕相撲大会をしていた。少年の話を聞かず、ピピ美は次々と相手に勝利をしていく。ちなみに機械にも勝利していたピピ美だったが、このロボットの元ネタは映画「ロボコップ」の主人公である。

機械にまで勝利している。

上画像にある機械の元ネタは、映画「ロボコップ」。

そして少年は、今まで引っ込み思案だったが、なぜか彼女たち(ポプ子とピピ美)とは打ち解けることが出来たと語る。しかし相変わらず行動を共にしているだけで、2人と仲良くしたり、ましてや会話したりするようなことは一切なかった。

少年はポプ子とピピ美が、自分の悩みを親切に聞いてくれて嬉しかったと言っている。しかし実際は会話すらしていない。ちなみにこのときポプ子とピピ美は、『ドライブだよー』『ブーン』『そこ曲がってー』『えぇー急にー?』『曲がってー』という会話をしながら、後ろから誰かに車を押させている。

ポプ子やピピ美、そして少年はキャンプをしていた。ある日ポプ子は、キャンプにてマグロをさばこうとしていた。横で見ていた少年は「そんな、ぼくマグロなんてさばけないよ!」と言いながら焦っている。しかし少年をよそに、ポプ子は見事にマグロをさばいてしまった。このとき少年はなぜか、自分は自ら行動することに怯えていただけなのだということに気づいた。そして、まだ自分にはポプ子たちのように、自由な生き方をする覚悟がないということも悟った。そして少年はキャンプ生活から家に戻ることを決意する。

そして時は過ぎ、少年は大勢の人の前でスピーチをしていた。少年は「ああ愛しい私の友人たちよ きっと今もこの街のどこかで 自由に生きているんだろう」とポプ子とピピ美のことを語る。さらに「彼女たちと出会わなかったら、私がニューヨークの市長としてここに立つこともなかっただろう。」とも語り、少年の姿が不画面に映った。少年は変わり果てた筋肉隆々の姿に変わっていた。ちなみにこの市長の姿は、「ファイナルファイト」の「ハガー」が元ネタである。
ゲームネタ
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