宇宙よりも遠い場所(第3話『フォローバックが止まらない』)のあらすじと感想・考察まとめ

タレントとして南極行きが決まっていた白石結月だったが、南極行きを拒んでいた。そんな結月を説得すれば南極に行けるようにすると、結月の母に言われたマリ達は説得を引き受ける。しかし、普通の高校生として友達が欲しかったという結月の気持ちを聞いたマリ達は説得を諦め、仲良くなろうとする。そんなマリ達と友達になりたいと思った結月は「三人と一緒なら行く」と南極へ行くことを了承する。
今回は「宇宙よりも遠い場所」第3話『フォローバックが止まらない』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「宇宙よりも遠い場所」第3話『フォローバックが止まらない』のあらすじ・ストーリー

南極へ行く為の次の作戦を考える三人

マリと日向は報瀬の家で南極へ行く為の次の作戦を考えていた。
報瀬が立案した女子高生という立場を使って南極観測隊員を誘惑するという無茶な作戦が失敗に終わった為に、リーダーを解任された報瀬の立場は三人の中ですっかり下がっていた。
日向は女子高生と南極というキーワードを駄目元で調べていたものの、たまたま記事が引っかかる。それは、現役女子高生タレントの白石結月が、民間南極観測隊の一員として乗り込み取材をするというものだった。

報瀬の家に現れる女子高生タレントの白石結月

突然、報瀬の家に白石結月が現れる。
南極観測隊の親睦会に参加していた結月は、そこに現れた報瀬達を見て南極に行きたがっている報瀬達の存在を知ったのだと言う。そして、南極に行きたくない自分に代わって南極へ行って来て欲しいと言い出す。
願ってもない申し出に喜ぶ報瀬だったが、そんな報瀬の家に結月の母でありマネージャーでもある白石民子が現れる。
民子は、勝手に南極行きを譲れるわけがないと結月を連れて帰る。

クラスメイトから来た遊びの誘いを断り続けている結月

結月は母との帰り道、クラスメイトからの遊びの誘いに断りの連絡を入れる。結月が自分から友達になって欲しいと頼んだ相手だったが、タレント活動が忙しい所為で殆ど遊んだ事はなく、そのクラスメイト達からも呆れられていた。
民子「お母さん前に言ったよね。二年になったらちゃんと休み増やすって。一年くらい我慢できない?」
結月「できない」
民子「心配しなくても受験には間に合うようにする……」
結月「受験なんてどうでもいい。私、受験の為に高校行ってるんじゃない」

南極へ行ける可能性が出来てやる気になる報瀬

コンビニでバイト中だったマリと日向の元へ、報瀬が慌てた様子でやってくる。
マリと日向が帰った後、民子は報瀬の家へと戻ってきて、南極に行きたがらない結月の説得を報瀬に頼んだのだった。そして、もし説得に成功すれば報瀬とマリと日向の三人も南極に同行出来るよう配信会社を通じて推薦してくれると言う。
報瀬は、自分達も南極に連れて行って貰おうと説得にやる気を出す。

結月が南極に行きたがらない理由を考える三人

しかし、日向は結月を説得することにあまり乗り気ではなかった。
日向「あれだけ嫌がってるってことはそれなりに行きたくない理由があるってことだろ」
報瀬「理由って?」
日向「それはわからないけどな。まずそれを聞いてみるのが先なんじゃないのか」
日向の言葉を聞いた報瀬は頭を冷やす。
報瀬「確かに日向の言う通りだなって思ってたの。私さ、結局自分の気持ち優先させてばかりで人の事考えてないのかも」
日向「今更!?冗談だよ。思いの強さと我が儘は紙一重であるって言うだろ」
報瀬「誰の言葉?」
日向「わたしー」

結月についてファミレスまで来たマリ達

次の日の放課後、結月を説得しに来た報瀬達は勉強する為にファミレスに行く結月について行く。
結月「南極のことですよね。すみません、特に進展はなくて」
報瀬「ちょっとその前に聞いておきたいことがあって。どうして行きたくないの?」
結月「そんなに変ですか?」
疑り深い結月は、報瀬達が母である民子に何か言われて南極に行くよう説得しに来たことに気が付く。
マリ「でも、本当にちょっと聞きたいのもあって。結月ちゃんが行きたくない理由」
結月「聞いてどうするんですか」
マリ「嫌なら……いいけど」
結月「多分、皆さんにはわからないと思いますけど。私友達居ないんです。今じゃないですよ。今まで、今まで一度も」
四歳の頃から子役として活動をしていた結月は今まで友達が居た事がなかった。結月は高校に入ったら普通の高校生として友達を作ろうとしていた。
結月「やっぱり最初って大切じゃないですか。今頑張って入ってかないと、そうゆう関係とかグループとか形が出来ちゃうっていうか……」
それを聞いたマリは結月を抱き締める。

結月を抱き締めるマリ

マリ「わかるよ、そうゆうの。新学期とか私もすごい嫌だもん」
結月「分からないですよ」
マリ「分かるよ」
結月「分からないです。だって皆さん親友同士じゃないですか!」
そう言った結月に不思議そうな顔をする報瀬と日向とマリ。
日向「親友?私たち出会って一か月も経ってないぞ」
報瀬「一緒に遊びに行ったこともないし」
マリ「ただ同じところに向かおうとしているだけ。今のところは。ね?」
報瀬「ね」
日向「ねー」
結局説得することが出来なかった報瀬達だったが、「これでよかったんじゃない」と結月の気持ちを尊重することを選ぶのだった。

深夜、結月を連れ出しに来たマリ達

一人になった結月は、「友達ってあんな感じなのかな」とマリに抱きしめられたことを思い出す。
そんな時、結月の泊る部屋の窓ガラスが叩かれる。結月がカーテンを開けると、そこに居たのは梯子を使って結月を連れ出そうとするマリと報瀬と日向。
マリの差し出す手を結月は握るが、梯子は倒れマリに引っ張られるようにして外へ投げ出されてしまう。
そこで結月は目覚める。マリ達が自分を連れ出そうとしてくれたのは全部夢だった。結月は「変な夢」と笑う。

友達になろうとしていたクラスメイトからも見捨てられて結月は落ち込む

結月は、クラスメイトとのSNSに連絡が来ていないか確認をする。しかし、あったのは結月以外のクラスメイトがルームから退出したという通知だった。
落ち込んだ結月は部屋の中でノック音を聞く。窓から連れ出そうとしてくれたマリ達の夢を思い出した結月は、窓の方を見るもののそこには誰も居なかった。
空耳かと思った結月だったが、今度は扉の方からのノック音を聞く。結月が扉を開けるとそこに居たのはマリと報瀬と日向の三人。

結月の泊っているホテルの部屋に押し掛けたマリと報瀬と日向。

マリ「おはよー!」
結月「み、みなさん」
日向「だから言ったろ、早すぎるって。まだパジャマじゃん」
マリ「言ったのは報瀬ちゃんだよ」
報瀬「仕方ないでしょ、東京まで行くんだから」
結月「東京?」
マリ「うん。結月ちゃん東京で仕事だって言ってたから一緒に行こうかなって」
夢の中のようにマリ達に手を差し伸べて欲しかった結月は、現実でマリ達が来てくれたことに喜び泣き出してしまう。
日向「ど、どうした!?」
突然泣き出した結月に日向と報瀬は責任をマリに押し付ける。
日向「き、キマリ!」
報瀬「キマリ!」
マリ「え?え?」
結月は自分と仲良くしようとしてくれたマリ達とならば、一緒に南極に行ってもいいと思ったのだった。

南極・北極科学館に訪れる四人

結月「だから三人と一緒なら行くって言ってるの。一緒じゃなかったら行かないから」
母に四人一緒になら南極に行くと電話で連絡した結月は、報瀬達三人と共に南極に関する展示物もある南極・北極科学館を見学する。
四人がプラネタリウムでオーロラを見ていた時マリが言う。
マリ「本物はもっと綺麗なんだろうね」
報瀬「もちろん。すごい綺麗だって。涙出てくるってお母さん言ってた」
日向「でも、オーロラってなかなか見れないんじゃないのか」
結月「聞いたことあります」

世界で唯一南極でオーロラを見た高校生になれると聞き、笑顔を見せる結月

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