オーバーロードII(Overlord II)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーバーロードII』とは、丸山くがねによる小説を原作とするアニメ作品『オーバーロード』の続編である。
かつて一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム『ユグドラシル』のサービス終了時に居合わせたモモンガは、サービス終了時刻を過ぎてもログアウト出来なくなるという異常事態に遭遇。
異世界に来てしまった彼は、自我を持ち絶対の忠誠を誓うNPC達と世界征服を目指すダークファンタジー。

転移してきてからというもの、精神支配を受けアインズに敵対したシャルティア、与えられた軍をリザードマンによって全滅させてしまったコキュートス、そしてツアレを勝手に助けたことで事を大きくしてしまったセバスとアインズに仕えるNPC達は失態続きだとデミウルゴスは考えていた。そして、デミウルゴスは「今回の作戦によって、アインズ様に我々が役に立つところをお見せしなくてはならない。失敗は許されない。逆に全てのミスを帳消しにするような結果をお見せするのだ」と言って、八本指を潰すという理由で集められたナザリック地下大墳墓の部隊を使って、汚名返上の為の作戦を決行することになる。
この作戦によってアインズは、世界征服への大きな一歩を踏み出すことになるのだった。

ラナー「命令に従って死に、そして蘇った者を看病するのに誰が不満をいいますか?」

デミウルゴスが始めたセバスの部下ツアレを攫った八本指へ報復する為の作戦から飛躍した、アインズに自身達NPCの有用性を認めて貰う為の作戦「ゲヘナ」。王都内を戦場に変えたその作戦に乗じて、王国側の指揮を執るラナーはクライムに対する自らのクライムを鎖に繋いで飼いたいという歪んだ欲望を満たす為に、「命令に従って死に、そして蘇った者を看病するのに誰が不満をいいますか?」と敢えてクライムを危険な地へと送り出すのだった。

ブレイン「俺の剣は、人生は、決して無駄ではなかった。果て無き頂きに、わずかでも届いたんだ」

かつて、自身が磨き上げた必殺技をいとも簡単にシャルティアに破られてしまったブレインは、あまりの力の差に恐怖し逃げ出してしまった。
しかし、クライムやガゼフ・ストロノーフからなにかを守る為の強さを知ったブレインは、勝ち目がないと分かっていながらも任務を遂行するクライム達の為に、自らシャルティアの元へと現れる。
そして、自身の必殺技、秘剣「虎落笛」にガゼフ・ストロノーフの技「四光連斬」を組み合わせた最強秘剣「爪切り」によってシャルティアの爪を斬ることに成功するのだった。
爪を斬るくらいと攻撃を受けたシャルティアも話を聞いたクライム達も微妙な反応をするものの、それはブレインとシャルティアの間の力を差ではありえないほどの偉業なのだった。

『オーバーロードII』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

放送終了後すぐに『オーバーロードIII』の放映決定

今作『オーバーロードII』に引き続き、『オーバーロードIII』の放映が既に決まっている。
放送開始は2018年7月から。
原作書籍で換算すると、一期が1から3巻、二期が4から6巻の内容だった為に三期は7から9巻の内容になると予想される。
7巻から9巻の内容は、今回の話の中心となったリ・エスティーゼ王国と毎年のように小競り合いを続ける隣国、バハルス帝国が中心となってくる。そしてアインズの世界征服は進み、ついにアインズは自分自身の国を建国するという内容になっている。
これまでは冒険者モモンとしての活動が中心となっており、正義の味方と言った立ち位置の多かったアインズだが一期の始めの頃のような「アインズ・ウール・ゴウン」としての対外的な活動も見れるだろう。

戦闘メイド隊プレアデス好きに刺さるスピンオフアニメ『ぷれぷれぷれあです』

『ぷれぷれぷれあです』はデフォルメされたオーバーロードのキャラクター達によるスピンオフアニメである。
タイトルの通り、本編ではあまり登場しない戦闘メイド隊プレアデスが多く出てくる為、プレアデス好きにはぜひ見て頂きたい作品。
一期のDVD、BDの特典映像だったもので、二期の際には期間限定で公式ホームページ内にて公開されていた。三期でも引き続き公開される可能性がある。

公式ホームページで公開された「スペシャルver.」の次回予告

基本的に次回予告はアインズによるナレーションで行われているが、公式ホームページ内では他のキャラクターによるスペシャルver.の次回予告も公開されている。ノーマルVer.と比べると自由な内容の予告になっているので、チェックすれば『オーバーロード』のアニメをさらに楽しめる。ただし、こちらも『ぷれぷれぷれあです』と同様に期間限定公開である為に、注意が必要である。

『オーバーロードII』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):OxT『GO CRY GO』

作詞はhotaru、作曲は大石昌良、編曲はTom-H@ck。

ED(エンディング):MYTH & ROID『HYDRA』

作詞・作曲・編曲はMYTH & ROID。

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@shuichi

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