オーバーロードII(Overlord II)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーバーロードII』とは、丸山くがねによる小説を原作とするアニメ作品『オーバーロード』の続編である。
かつて一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム『ユグドラシル』のサービス終了時に居合わせたモモンガは、サービス終了時刻を過ぎてもログアウト出来なくなるという異常事態に遭遇。
異世界に来てしまった彼は、自我を持ち絶対の忠誠を誓うNPC達と世界征服を目指すダークファンタジー。

ゼロ

CV:西凜太朗

王国の裏組織「八本指」の警備部門長であり、八本指の最高戦力である六腕を束ねる。
自身の肉体を強化し身一つで戦うモンクという職業を修めており、その強さは王国最高と言われるガゼフ・ストロノーフやそのライバルであるブレイン・アングラウスと同等。さらに肉体に動物の霊魂を憑依させることで、その獣の域にまで肉体に強化するスキルを使うことが出来る。
しかし、スキルによって肉体強化をした全力の攻撃ですらセバスには通用せず、セバスの踵落としによって一撃であっけなく敗れるのだった。

ヒルマ・シュグネウス

CV:行成とあ

王国の裏組織「八本指」の麻薬部門長の女性。
王国の最高位ギルド「蒼の薔薇」に麻薬の生産施設を燃やされ、その目くらましの為に麻薬部門の以外の八本指の拠点ををわざと蒼の薔薇に教えてしまうなど強かな性格をしている。貴族の若者を屋敷に招き、麻薬などで篭絡し若者達が貴族としての実権を握った後も八本指から離れられないようにすることで裏での権力を高めて来た。
物資の強奪を目的に麻薬部門の拠点にやってきたマーレに自分が部門長だと言った為に、殺されず済みナザリック地下大墳墓で拷問を受けることになる。しかし、ナザリック内でゴキブリに内蔵から食われるという拷問を受け疲弊したヒルマは、ナザリックに自ら忠誠を誓うのだった。

コッコドール

CV:下山吉光

王国の裏組織「八本指」の奴隷部門長でオネエ。
王女ラナーの発案の奴隷売買禁止の法律によって稼業が制限され、ラナーを恨んでいる。同じ八本指の仲間からは落ち目だと少し軽蔑されている節があるものの、貯め込んでいた資金によって六腕を雇いツアレを連れて行ったセバスに復讐しようとした。

サキュロント

CV:伊丸岡篤

八本指の最高戦力である六腕の一人。六腕内で最弱。
単純な剣の腕は努力しても冒険者のゴールド止まりと言われたクライムよりも低いものの、幻術使いであり視覚を操ることで敵を翻弄し剣の腕に頼らない戦いをする。その為、幻術を破られたり、幻術すらも見通すブレインの技の前では簡単に倒された。

蒼の薔薇

ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラ

CV:小清水亜美
二つ名:蒼薔薇

モモン達と同じアダマンタイトという最上級ランクの冒険者チームの一人。
魔剣キリネイラムを持つ神官戦士で、19歳にしてすでに「英雄」と呼ばれる最高の強さの領域に足を踏み込んでいる。
貴族の令嬢であり、王族であるラナーとは友人。本来ならば政情などに関わるような依頼を冒険者は受けないのだが彼女からの依頼は受けている。仲間を巻き込んでいくような性格でチームの中心人物。

イビルアイ

CV:花守ゆみり
二つ名:極大級魔法詠唱者

かつて国堕としと呼ばれ恐れられたヴァンパイア。元々は人間であったがヴァンパイアになった際の姿のままなので子供の容姿をしている。
水晶を扱った魔法に種類を絞ることで非常に強い魔法を扱うことができ、この世界において圧倒的な強さを誇っているプレアデスのメンバーにもひけを取らないほどに強い。中でも非戦闘要員であるエントマに対しては、蟲殺しの魔法が使える為に圧倒的なアドバンテージを持つ。

ガガーラン

CV:斉藤 貴美子
二つ名:謎多し可憐なる戦士(自称)

筋肉質で非常に大柄な為にそうは見えないが女性である。
名前も偽名、過去については仲間にさえ語ったことがない不明な点の多い人物だがその包容力からチームメンバーからは信頼されている。
単体での戦闘力ではガゼフに届かないものの、かなりの強さを持ちチームとして連携を加味した強さであればガゼフにも引けを取らない。

ティア&ティナ

CV(ティア):石上静香
CV(ティナ):富田美憂
二つ名:影に潜めし双殺

帝国で有名な暗殺者集団の頭領。狙われれば確実に殺されるというほどの評判だったものの、蒼の薔薇のラキュース暗殺に失敗、返り討ちにあう。彼女から説得を受けた結果、隙を見て殺すつもりで仲間に加わったものの現在はチームの為に命を捨てることも惜しくないほどの仲間に変貌した。

『オーバーロードII』の用語

レベル

ゲーム「ユグドラシル」から転移してきた為にナザリック地下大墳墓のキャラクターにはレベルが存在する。また一部キャラクターにもレベルが記載されているものが居る。
レベルにはそのキャラクターの種族レベルと、取得した職業のレベル、そしてその合計レベルがありおおよその強さの比較が出来る。
アインズ、そしてナザリック地下大墳墓の階層守護者達(アルベド、シャルティア、デミウルゴス、コキュートス、アウラ、マーレ)、その他では執事のセバス、宝物庫を守護するパンドラズ・アクター、プレイアデスの末妹がレベル100である。
戦闘メイド隊プレアデスのメンバーはそれよりもレベルが下がる。
ユリ・アルファ、51レベル。
ルプスレギナ・ベータ、59レベル。
ナーベラル・ガンマ、63レベル。
ソリュシャン・イプシロン、57レベル。
シズ・デルタ、41レベル。
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ、51レベル。

転移後の世界のキャラクターではレベルが公開されているものは少ないが以下の通りである。
ハムスケ、推定30レベル。
ゼンベル・ググー、18レベル。
クルシュ・ルールー、17レベル。
ザリュース・シャシャ、20レベル。
賢王として冒険者達から恐れられていたハムスケが推定30レベルということからも、ナザリック地下大墳墓の戦力が圧倒的であることがわかる。

位階魔法

転移前のゲーム「ユグドラシル」から引き継がれている魔法の強さの指針が位階である。
・第二位階魔法:リザードマンの部族の一つ「グリーン・クロー」の司祭の限界。
・第三位階魔法:若くから使えるようになるのは非常に秀でた才を持っている者だけの為、冒険者ナーベが第三位階魔法まで使えるということで他の冒険者達からは非常に良い評価をされていた。
・第四位階魔法:リザードマンの部族の一つ「グリーン・クロー」の司祭は、アインズがリザードマン達に戦争仕掛けることを宣言した際に沸き立たせた黒雲が第四位階魔法によるものだと言い、勝ち目がないと逃げることを提案した。
第六位階魔法:魔法に絶対耐性があると言われているスケリトル・ドラゴンの魔法耐性がこの位階までである。また転移後の世界で大賢者と呼ばれ、並ぶものが居ないほどの魔法技術を持つフールーダ・パラダインが使える位階。この為、ナザリック地下大墳墓のメンバーを除けば、スケリトルドラゴンを魔法で倒すことはほぼ不可能と言える。
最大の位階魔法は第十位階魔法であるが、その更に上に超位魔法がある。
超位魔法は一日に使用出来る回数がレベルによって決まっており、また発動までに時間がかかる。ただしMPを消費しないという特殊技術のような魔法である。
アインズは第十位階まではもちろん、超位魔法までも扱える。

冒険者

実際に冒険をする訳ではなく、町などに存在するギルドに依頼された案件をこなして金銭を得る職業。旅をする者の警護や、指定されたモンスターの討伐、指定アイテムの採集などがある。
また依頼内容には難易度の差がある為に冒険者にはランク付けがされ、そのランクによって受けることの出来る依頼が変わる。
ランクは下の物から以下のように上がっていく。
カッパー(銅):開始直後はカッパーであり、冒険者モモンとして活動を始めたばかりの時はアインズもカッパーだった。
アイアン(鉄)
シルバー(銀)
ゴールド(金):王国最強の戦士ガゼフは、王女付き護衛であるクライムは努力しても冒険者で言うところのゴールド止まりと言われている。
プラチナ(白金)
ミスリル
オリハルコン:クライムと共に戦った盗賊のロックマイヤーは、元オリハルコン級である。
アダマンタイト:最高のランク。

shuichi
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@shuichi

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