BE BLUES!〜青になれ〜(ビーブルーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『BE BLUES!〜青になれ〜』とは、田中モトユキ原作の本格サッカー漫画。サッカー少年の一条龍は、将来の日本代表を夢を見る。しかし、小学生6年生の時にアクシデントにより手足と腰椎の骨折という重傷を負い困難な状況となってしまう。それでも未来の日本代表の夢を目指し、サッカー選手として復活する姿が、幼馴染で双子の青梅優人、優希と共に描かれている。

高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会

中学生年代(第3種)の大会。
中学校のサッカー部やクラブチーム、第3種年代に加盟する全てのチームに参加資格が与えられる。
都道府県予選および各地域予選を勝ち上がった32チームにより全国大会が行われる。
中学校サッカー部の優勝は1991年の第3回大会を最後に途絶えている。
作中の舞台である埼玉県の場合、埼玉県予選を勝ち上がった4チームに関東大会への出場権が与えられる。
関東大会では、各予選を勝ち抜いたチーム、そして、関東ユース (U-15)サッカーリーグ1部と同2部の参加チームが加わる。
関東リーグ1部の上位3チームに関しては自動的に本大会への出場権が与えられるため、それ以外の48チームにより残り3つの出場権をかけて争われる。

高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ

武蒼高校が参加している高校生年代(第2種)の大会。
プレミアリーグに次ぐ2部のリーグである。地域ごとにリーグ戦が行われ、高校・クラブチームを問わず参加している。
リーグ戦でより順位の高いチームが高円宮杯に出場する権利を得る。
2011年に高円宮杯U-18サッカーリーグが開始された。新たに開始するプレミアリーグ。そして、それに次ぐ2部リーグという位置付けとなったJFAプリンスリーグU-18は、名称も「高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ」と変更された。

『BE BLUES!〜青になれ〜』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「オレ…先生に聞いたよ…。サッカーできるようになるのか…そしたら言われたよ。私が無理と言ったら、あきらめるのかいって?一瞬で答えは出たよ。あきらめないって」

交通事故の後、優人は龍の夢を奪ってしまったと塞ぎ込んでいた。そんな優人を見て、優希は龍に「優人を助けて」と頼む。
そして、優人は龍の病室を訪れて龍と対面した。
優人がサッカーを止めるのを心配しての龍の一言。どう考えても自分の方を心配するべき状況で、12歳の少年のメンタリティとは思えないシーン。

「決めるべき時に、決めるぜ」

百発百中のゴールフラグ。ここぞという場面でしか龍はこのセリフは言わないが、言うときは試合が緊迫した場面を迎えているため、非常に印象に残りやすい。
必ずといっていいほどゴールを決める。

「オレ、日本代表になる。いつか必ず」

中学生としての公式試合がすべて終わった後に、龍が自分自身の決意を語った。
龍は、小学生の頃から18歳までにA代表入りと言う計画を自身のサッカーノートに書き、公言もしている。この台詞は、父親の転勤の為インドネシア行きが決定しかかっていた際の物。18歳までと言う目標を外して語ったのはこのシーン位であり、龍が新たに強い決意を固めた事が窺える。

「バッキャロ…仲間が困ってんなら、力を貸すの、当たり前だろ!」

大浦東中学校での全ての公式試合が終わり、龍は日本に残ることを両親に説得した。両親も、それを認め、龍を青梅家に預けることにした。
そして、後輩たちとの引退試合の前、龍は自分一人じゃ両親を説得出来なかったと、チームメイトに感謝した。その時に宮崎隼人が語ったセリフ。
仲間を思う気持ちがうかがえる。

『BE BLUES!〜青になれ〜』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『重版出来』作中の雑誌に掲載された『KICKS』

テレビドラマ『重版出来』の公式サイトにおいて、田中モトユキ先生が、作中の雑誌に掲載された作品という設定で『KICKS』という漫画を描いている。この作品は、一条龍と桜庭巧実のポジションを入れ替えた漫画になっている。ドラマでは、第4話、5話で登場している。

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