オカルトファンなら知っていてほしい「意味が分かると怖い話」をまとめて紹介!解説もあり
本記事ではオカルトファンなら最低限知っていてほしい、「意味が分かると怖い話」を解説付きでまとめて紹介している。記事中では「赤い部屋」「アイスピック」「ムービーメール」「サンタからの贈り物」「地下室の戸」「山小屋」「星に願いを」など、多数の物語を掲載した。謎解き感覚でぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
メガネ
ある日俺ら5人ほどで肝試しをしよう!って事になったんだ。
夜、皆集まったのを確認してから近所の廃墟に向かった。
しばらく探索したが一向にお化けが出てくるどころか怖い事が起こらない。
もう帰るか、ってなった時に急に友達の一人が叫びだした。
見ると、 『「眼鏡ぇ、眼鏡ぇ」』 と叫んでいた。
眼鏡ぐらいいいだろ。どーせお前の伊達眼鏡なんだから…
とか思いながら、気味が悪かったのでみんな帰宅した。
そういえばアイツ…眼鏡かけてたっけな…
メガネが無いんじゃなくて、目がない。
『「目がねぇ、目がねぇ」』
呪い真書
呪い真書を手に入れた。
冒頭にこう書いてある。
「これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、
手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。あなたはそれでも実行しますか?」
勿論だ。
俺には許せない奴がいる。
だからこそこの呪い真書を手に入れたのだ。
俺は呪いの手順を始めた。
「1.まずはじめに目を閉じて呪いたい相手の顔を思い浮かべます」
忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ…
「2.どんな呪いをかけたいのか思い浮かべます」
考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。
よし、次だ。
「3.最後に目を開けます」
目をつぶりながら呪いを思い浮かべなければいけなかった。
手順を間違ったので、自分が呪われる。
彼女と嫁と犬
俺には彼女がいる。
だが、最近嫁に感づかれたみたいで、
家に帰るといつも『どこ行ってたの』等がうるさい。
逆に彼女は毎日メールで励ましてくれる。
俺にとってはオアシスのような存在である。
しかし今日はメールが返って来ない。
俺はフられたと沈み家に帰ると、
ペットのジョンが上機嫌で迎えてくれた。
嫁も機嫌が良く、口うるさくなかった。
もう不倫はやめようと思い、彼女に『さよなら』メールをした。
どこかで彼女のメール着信音が聞こえたような気が…
出典: www.google.co.jp
嫁が彼女を殺害し、家のどこかに遺体を隠している。
鳴った携帯の着信音はおそらく彼女のもの。
父と母
久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す
母は認知症だった
身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ
そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた
母にプレゼントしたカレンダーが見つからない
何の気無しにテーブルを漁ると、
ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーの切れ端が順序良く並んでいる事に気が付いた
母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのに…
と私はショックを受けた
私は感傷とともに並べられた日付を整理した
4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
私は一枚だけ向きが逆になっている6/17に気づき、
他の日付と同じ向きに変えていると、一階の父が私を呼んだ。
今日から五年振りの父の手料理が食べられる。
感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。
母がハサミで切ったカレンダーの切れ端を並べてみる。
4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
ここからがこの話の難しいところだ。
元素の周期番号と族番号をそれぞれの数字に当てはめるのだ。
4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
Ti Ti Ni Au Na Hg Mo Ra Re At Ni Ge Te
さらに向きが逆さになった6/17の部分を考慮しもう一度文章を確認すると
Ti Ti Ni Au Na Hg Mo Ra Re Ta Ni Ge Te
『父に水銀盛られた。逃げて』
となる。母の思いは届かぬまま私は父の手料理を食べる
血液型
俺ん家は名前に問題はないんだが、
血液型が 父A 母A 俺AB 弟O 妹A と、
バラバラでワロタw
弟だけA入ってねぇw誰だオマエwww
A型からO型が生まれる事はあるが、
AB型が生まれる事はない。
つまり、語り手が誰だお前
本当にごめんな
友「本当にごめんな」
俺「おいやめろって!」
友「妹が…妹が病気で…金がいるんだ…」
俺「大丈夫か?気をしっかり持てよ」
友「…ありがとう………」
俺「に…いや、10万でよかったら貸してやるよ」
友「本当にありがとう…あと、その…なんていうか…」
俺「ほら、晩飯の残りで良かったら食ってけよ」
友「ありがとう…」
俺「…なに言ってんだよ。それに、俺たち親友だろ?」
友「実は自殺しようと思ってて…お前がいなかったらもう…」
俺「そんなに気にすんなよ」
友「こんな夜中にごめんな」