オカルトファンなら知っていてほしい「意味が分かると怖い話」をまとめて紹介!解説もあり

本記事ではオカルトファンなら最低限知っていてほしい、「意味が分かると怖い話」を解説付きでまとめて紹介している。記事中では「赤い部屋」「アイスピック」「ムービーメール」「サンタからの贈り物」「地下室の戸」「山小屋」「星に願いを」など、多数の物語を掲載した。謎解き感覚でぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。

誕生日に、ホームパーティを開いた。
その時、家の中で皆の写真を撮っていたら、変なものが映った。
背後の押入れから見知らぬ青白い顔の女が顔を出し、こちらを睨みつけてる。
これやべいねってことで、霊能力者に写真を鑑定してもらった。

「この写真からは霊気を感じない。心霊写真でも何でもないよ。」
もう、ビックリした。

霊気は無いが、確かに映っているという事は…。
人間である以外考えられない。

蛇口

出かける準備をし終わったとき、顔を洗うことを忘れていたことに気づく。

洗面所の水を流しながら、洗顔を始める。
いざ石鹸を洗い流そうと、手探りで水を探す。
手に水が当たらない。

泡が目に入るのをこらえ、蛇口を探す。
やっと見つけることができ、顔を洗い流すことができた。

水を出しっぱなしにしていたのなら、誰が蛇口を締めたんでしょうか。

パパとママ

私リサ、6歳。

リサは最近嬉しいの。だってパパが早く帰ってくるから。
いつもは夜遅いのに、最近は学校から帰ったら毎日おうちにいるの。いっぱい遊んでもらえるの。だから、リサは今とっても幸せ。

この前はね、パパとママとリサで一緒に洗濯物をたたんだの。
干してあるヤツを部屋に入れて、たたんで、押し入れにしまったの。
リサ、とっても上手にできたんだよ。だからね、今は毎日やってあげてるんだ。

こないだ学校から帰ったらね、パパもママもいないの。
タイクツだからまた洗濯物をたたんであげたの。でもね、パパとママのズボンはまだたたんでないの。

いつもと違って部屋に干してあったんだけどね、いくら引っ張っても取れないの。ズボンにくっついてた靴下は取れたんだけどね。
だからまだ部屋にぶら下がったまま。ママに取ってもらわなきゃ。

あ~、パパとママ遅いなぁ…。おなかもすいたなぁ…。
リサね、もう3日何も食べてないの…。

出典: stat.ameba.jp

6歳の子を一人家において、家出或いは夜逃げを両親がしたとは思えない。
可能性としては、両親は家で首を吊り亡くなっている。
ズボンに靴下がくっついている=親の遺体が身に着けていたため

帰省

「おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。
どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。
「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。…あら?」
「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」「あなた…愛してるわ」女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか…、俺も愛してるよ」こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。
俺は、女房の手を握った。

「じゃ、行くか」
「ええ」

出典: 365tjb.info

一家心中の話。
先に子供が亡くなっていて、その後夫婦が首を吊る。
死んだ祖父母に会いに行く話。

恋に落ちる音

いつものように
俺はコンビニで買ったおにぎりを持って
一人屋上へ向かった。

その日は珍しく一人先客がいた。
色の白い可愛い女の子だった。
その子と目が合った。

俺は初めて人がこいに落ちた音を聞いた。

人がこいに落ちた音=人が故意に落ちた音
つまり色の白い可愛い女の子が飛び降りた音

悪魔召喚

男は3ヶ月前、息子を轢き逃げで亡くしていた。
妻に先立たれ、男手一つで育ててきた息子だけが生き甲斐だった男は、
犯人を殺したいほど憎んでいた。
犯人は捕まったが、これでは容易に復讐も出来なくなってしまった。

或る日…男は古本屋で【悪魔召喚】と書かれた一冊の本を手に入れた。
こんなモノを信じてはいなかったが、
何も出来ない自分が許せなかった男は“悪魔”を呼び出してみる事にした。

見事、悪魔は現われた。悪魔「…お前の望みはなんだ?」
男「息子を殺した奴に復讐がしたい!殺してやりたい!」
悪魔「…前払いで“お前の死”を報酬として貰うが良いか?」

息子を失った男は、自分の命など惜しくはなかった。

男「ああ…それで構わない…」
悪魔「…ならば契約成立だ」

数日後、轢き逃げ犯が謎の死を遂げたと聞いた男は、悪魔との契約の事を思い出した。

男「前払いで“私の死”ではなかったのか?だが私は生きている…。
奴は悪魔に殺されたわけではないのか?あの悪魔は嘘を吐いたのか?」

そんな疑問を抱え数日が過ぎた頃、再び男の前に悪魔は現れた。

悪魔「…契約は果たした…さらばだ…」
男「待ってくれ!あんたは“私の死”を報酬にしたはずだ!…なのに、何故私は生きている!?」
悪魔「…たしかに報酬は“お前の死”だ、勿論きちんと頂いた」

悪魔は笑いながら、最後の言葉を残して消えた。

出典: takashi1016.com

死ぬことを奪われている。
男は不死身になった。

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