死亡回数は102回!?『サウスパーク』ケニーの死因と生き返る理由のネタバレ解説・考察まとめ

アメリカで大ヒットしているご長寿なアニメ『サウスパーク』。このアニメは社会風刺やブラック要素たっぷりのアニメであり、可愛らしい絵柄とは反対に大きな騒ぎが起き、場合によっては人が死ぬこともある。特にサウスパークの主役の少年四人組の一人である、ケニー・マコーミックは一話に一回強引に死亡してしまうが、次の話では生き返っている。ケニーはなぜ死ぬのか、なぜ生き返るのか、彼の秘密を解説する。

ケニーの両親。

彼がなぜ死んでも生き返るか、という謎に関しては第14シーズンで示唆されている。ケニーが生き返るのは、彼が不死の能力を持っているわけではなく、彼が死んだらそのたびにケニーの母親が妊娠し、ケニーを産み落とすからである。そして産み落とされたケニーは翌朝にベッドの上で目を覚ます。なぜ母親が生むのか、という理由は14シーズン11〜13話の三部作(いわゆるクーン編)で示唆される。クーン編では「クーンとその仲間たち」というスーパーヒーロー集団の活躍が描かれている。このシリーズはアメリカンヒーローのパロディシリーズであり、この中でケニーは謎のヒーロー「ミステリオン」として登場した。ミステリオンは自身の能力の秘密がクトゥルフと関係していることに気付き、クトゥルフのカルト集会に乗り込んだ時に彼の出生の秘密について語られた。彼が死んでも産み落とされる理由としてケニーの両親が参加した、クトゥルフの集会で宿した子供であり、クトゥルフの呪いが原因であるということが作中で示唆されている。クトゥルフとは神話に登場する架空の神性または宇宙生物のことである。またクトゥルフ神話の神性にはクァチル・ウタウスと呼ばれる不死を司るものがいて、ケニーは誕生の瞬間にその神性と契約したのではないかとも通説では言われている。
またケニーが死んで天国に行った際に、門前払いにあってしまったというエピソードもある。
友人たちはケニーが死んだことが記憶からなくなり、いつも通りに接している。自分が死んだことを覚えているケニーは自分の死と復活に何も思わない友人たちに苛立ちを感じているようだ。

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