フルメタル・パニック!(フルメタ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フルメタル・パニック!』とは、賀東招二の小説およびそれを基にしたアニメーション作品。幼少期から戦場で育った傭兵を生業とする少年を題材とした、SFミリタリーアクションである。ウィスパードと呼ばれるブラックテクノロジーを有した特殊な存在により、現実世界とは異なった歴史を歩んだ世界が舞台。対テロ軍事武装組織ミスリルに所属する少年・相良宗介はウィスパードを有した女子高生・千鳥かなめの護衛任務につき、都立陣代高校に生徒として編入。敵組織アマルガムの攻撃から普通の学園生活を取り戻すために行動する。

CV:浪川大輔
テレサ・テスタロッサの双子の兄で、アマルガムの幹部でもある。
妹同様ウィスパードであり、その能力は幼少期の頃から高く、テレサ以上の天才であった。
アマルガムでも自らが搭乗する愛機・ベリアルやASを人間サイズまで縮小しマスターの命令で動く世界最小のASアラストルなどの開発に関わっている。

幼少期に母親が他の男と関係を持っていることを知り、母親もレナードに気づかれている事を知っており疎まれていた。
そのため強盗(ウィスパードを狙った組織とも噂される)がテスタロッサ邸を襲撃をした際、母親はテレサの身を隠して親戚の家にいると庇ったが、レナードは襲撃犯に差し出されてしまう。
結局母親は殺され、兄妹2人は父親の知人であるジェローム・ボーダに匿われるが、この時の母親の行動がトラウマとなり、普段は冷静で柔らかい物腰を取りつつも、その本性は歪んだコンプレックスの塊となっている。
また、ウィスパードとしての能力が高いことと上述のトラウマが原因で一般人を見下している。

同じくウィスパードで高い能力を有している千鳥かなめに対しては、自らを理解してくれる唯一の存在と認識し彼女の意思を尊重する。
アマルガムが本気を出し、ミスリルを壊滅させてかなめを連れ去ってからも軟禁程度にとどめて、ある程度の自由は与えるなど手心を加えている。
しかし、不慮の事故でかなめの持っていた銃が暴発し頭部を負傷すると、かなめに対する期待も失い、他の人間を扱うのと同等の態度で接するようになる。
一人称も「僕」から「俺」になり、激しい口調へと変化している。

かなめを必要としている理由は彼女のウィスパードとしての能力を使い、世界を改変し自分たちの望む世界を作り出すためであり、ミスリルを壊滅させた後はミスリルの基地があったメリダ島に世界改変をするための装置TARTAROSを建造している。
また、リーダーがおらず幹部同士が素性のわからない民主的な組織であったアマルガムを幹部の素性を探り当て、邪魔な幹部を陥れることで組織構造を変革し、自らの目的を果たしやすいようにする。

細身でありながら戦闘能力は高く、幼い頃から戦場で育った相良宗介とも白兵戦で互角に渡り合うなどの強さを見せ、AS戦においてもウィスパードの能力を使うことで搭乗者のイメージを現実化させるラムダ・ドライバの能力を全て引き出す事ができる。
これにより通常は数瞬しか発動できないラムダ・ドライバを長時間継続して発動することができ、唯一飛行ユニットなしのAS単体での飛行及び物理法則を無視した変幻自在の動きが可能となっている。

愛機のベリアルはあらゆるスペックが他のASよりも高く、世界最強のASと呼ばれており、アマルガムのASが倒せなかったアーバレストを簡単に破壊し、その後継機のレーバテインも半壊させるなど異常な強さを見せる。
しかし、最終決戦においてテレサが母親の不義を知っていた事実を聞かされたショックと、宗介とレーバテインのAIアルの捨て身の連携作戦によりベリアルが破壊される。
最後は宗介と白兵戦になるが、かなめが世界改変を途中で止めてしまったことからTARTAROSごとかなめを爆破しようとして、世界改変を継続させようと目論むアンドレイ・カリーニンによって射殺される。

亡骸はメリダ島の核爆発により回収されなかったが、テッサによって父の墓の横に墓が立てられ、自分が死んだら4人で家族会議をしようとテッサに提案される。
アマルガムはほぼレナードの手中にあったが、当人が死亡したことにより弱体化したが組織自体は残っており、ミスリル残党も資金源がないため共存するか敵対するか決め兼ねている。

アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン

CV:大塚明夫
ミスリル作戦部西太平洋戦隊“トゥアハー・デ・ダナン”陸戦コマンド指揮官。階級は少佐。
元ソ連の特殊部隊"スペツナズ"指揮官であり、下士官時代に飛行機事故で危険な状態にあった幼少期の相良宗介を救っている。

その後は宗介と1度別れてしまうものの、偶然ゲリラとして戦っていた宗介と再会し捕えると、普通の生活が送れるよう自身の養子となることを薦める。
しかし、ソ連が卑劣な手段でアフガニスタンゲリラを殲滅しようとすると、ゲリラの指導者マジードと宗介と共に逃亡する。
逃亡中に重傷を追ってしまうがゲリラの優秀な医師により奇跡的に回復し、それからしばらくゲリラのキャンプに残り宗介に日本語と戦い方を教え、ゲリラが壊滅したあとも共に傭兵として各地を転々とし、その最中でいくつかの言語と戦術を教えた。
再び宗介と離れ離れになるもミスリルで偶然再会することになる。

その後もずっと宗介をまともな生活へ帰したいと考えており、千鳥かなめの護衛目的で学校へ通うことになると宗介の変化に期待する。
実際に宗介がかなめと一緒にいたいがためにミスリル上層部に逆らい、脅し同然で学校での生活とかなめの護衛の継続を迫ると、「男の顔つきになってきた」とその成長を喜んでいる。

しかし、その裏でアマルガムからアプローチを受けており、レナード・テスタロッサによって世界改変の計画を聞かされる。
最初は半信半疑であったが、レナードがウィスパードの能力で簡単な未来予測を行い、それが現実のものとなるとレナードの計画に乗り、ミスリル壊滅をきっっかけにアマルガムに寝返る事を決意する。

アマルガムに所属してからは、陸戦部隊を鍛え上げ実践での指揮をとってミスリルの残党を苦しめる。
最終決戦においてかなめが世界を変容させ始め、自らの意思でそれを中止するとレナードがかなめを爆死させようと爆弾のスイッチに手をかける。
それでも世界改変を諦めないカリーニンはかなめを連れ去り、レナードを射殺して逃走を図るが、ヘリに搭乗したところで宗介によって離陸を阻まれ、かなめはヘリから落下し、宗介とカリーニンの乗るヘリも墜落してしまう。
無事ヘリから脱出はできたが、カリーニンは内蔵に達するほどの重傷を負っており、その状態で宗介を白兵戦で圧倒するが昇ってきた朝日で視界が遮られた隙を突かれ、宗介に組み伏せられ胸にナイフを突きつけられる。
しかし、宗介が元々優しい性格で育った環境が戦場でなければ人を殺すことができるような人間でないことを見抜いており、それを宗介に伝えると元々の負傷の影響で吐血し倒れ、そのまま息を引き取った。

ゲリラとして戦っていた宗介を捕えた際に妻のイリーナが子供を身ごもっており、宗介を連れて4人で生活することを考えていたが、出産を前にイリーナが医療事故で胎児と共に死亡してしまい、その事実を受け入れられず世界の改変を望んでいた。

ミスリル 作戦部

ジェローム・ボーダ

CV:岸野一彦
ミスリル作戦部の総責任者で提督と呼ばれている。
西太平洋戦隊の総司令官であるテレサ・テスタロッサの父カール・テスタロッサとは親交があり、テレサとも知己の関係であることから私的な場では"ジェリーおじさま"と呼ばれている。
ミスリルが創設されて間もないころに後のトゥアハー・デ・ダナンの副官になるリチャード・マデューカスをスカウトしており、同艦を設計した幼き日のテレサ・テスタロッサと引き合わせている。
テレサに対しては我が子同然の目線で見ており、テレサが老兵たちのナンパを回避するために相良宗介が恋人であると嘘をつくと顔を赤くして宗介に怒りの形相で怒鳴りつけた。
アマルガムによるミスリルへの一斉攻撃を受けた際は、シドニーにある作戦本部ビルの爆撃に巻き込まれ生死不明となるが、重傷を負いながらも一命を取り留め、半年間の療養後密かにミスリルの再建を進めていた。

リチャード・ヘンリー・マデューカス

CV:西村知道(アニメ)、大塚明夫(CDドラマ)
トゥアハー・デ・ダナンの副長。階級は中佐。
元イギリス海軍に所属しており、潜水艦乗りとして豊富な経験を有している。
非常に生真面目な性格で、秩序と規律を重んじており、傭兵部隊であり一般的な軍隊よりも規律が緩いミスリルにおいては口やかましい存在。
テレサ・テスタロッサの父カール・テスタロッサと面識があり、一度自宅に招かれて食事をした際に幼いころのテレサと知り合っている。
テレサとレナードの兄妹が普通の子供と違い特殊な知識を有している天才であるという秘密を聞かされており、テスタロッサ邸が襲撃された後に子供たちの身を案じテスタロッサ邸を訪れる。
その際にミスリル作戦部のジェローム・ボーダと知り合い、ミスリルへの勧誘を受ける。
そして建造中のトゥアハー・デ・ダナンとその設計者であるテレサと再会する。
基本的には上官としての礼を尽くしているが、時折娘を見る保護者のような視点でテレサを支えている。
そのため彼女が好意を寄せている相良宗介を疎んじている節が有り、テレサが有給消化で宗介の通う陣代高校へ短期留学をした際は護衛任務を全うするよう促した上で、破廉恥な行為を行った場合は魚雷発射管に詰めて300kgの爆薬と共に射出すると脅しをかけている。
副官として口うるさいだけのイメージが強いが、イギリス海軍時代は潜水艦の艦長として戦績を上げており、冷徹で的確な采配から公爵(デューク)の異名を持つ。
本気を出す際にはいつも被っている帽子を前後逆に被る癖があり、それを知ったカールからつば付きの野球帽に自身の潜水艦の名前が刺繍された帽子をプレゼントされ、ミスリル所属後は常にその帽子を着用している。
ミスリルが壊滅し、西太平洋戦隊もその戦力の大半を失った際にテレサが世界のためではなく、仲間の敵を討つ復讐のために戦いを続けるという決意を受け、引き続き副官として補佐し続ける事を誓う。
その後は激務で疲弊していくテレサを心配しつつも支え続け、最終決戦でのメリダ島侵攻にも参戦する。
千鳥かなめ救出後はテレサたちと共にヘリでメリダ島を脱出している。

ベルファンガン・クルーゾー

CV:小山力也
陸戦コマンドSRT(特別対応班)の指揮官。階級は中尉(のち大尉)。
相良宗介らのチームリーダーを務める。
AS(アーム・スレイブ)を使用した戦闘において非常に高い能力を有しており、その実力は宗介を上回る程である。
ASは戦士の肉体の延長であるとし中国武術の技をASによる近接戦闘で再現するなど高い技量を誇る。
また、ラムダ・ドライバ搭載機を通常のASで破った初めての例でもあり、最終決戦では自身よりも高い戦闘技術を持ち、且つラムダ・ドライバ搭載機に搭乗したリー・ファウラーを相打ちではあるが撃破し、さらに生還を果たしている。
趣味はアニメ鑑賞で、休暇の際に艦内の自室で鑑賞する事を楽しみとしているが、部隊の士気に関わるためという理由で部下たちには秘密にしている(決して恥ずかしいからではないらしい)。
日本語の勉強も少しずつ始めており、最終決戦で満身創痍の状態で生還した際には危ない兵隊家業からは身を引き、かねてより目指していた翻訳家になることを決意する。

メリッサ・マオ

CV:根谷美智子
陸戦コマンドSRT(特別対応班)所属。階級は曹長(のち少尉→中尉)。
相良宗介、クルツ・ウェーバーと3人1チームで行動をすることが多く、その中のリーダーを担っている。
クルツからは”姉さん”と呼ばれており、1番若い宗介も有能な下士官と認識している。
戦闘においては電子を得意とし、工学の修士号も持っているほか、ミスリルの作戦部隊が主に使用している最新鋭のASであるM9 ガーンズバックの開発にも関わっている。
元々姉御肌な性格で部下たちをよく取りまとめている。しかし、クルツのセクハラ発現などに対しては怒りを露わにして鉄拳制裁を食らわせている。
また、元海兵隊の出身で兵士に檄を飛ばす際は下品な言い回しや容赦の無い罵詈雑言を飛ばす。
その反面情が深く、部下たちに生存の確率がある場合は危険を冒してでも救出に向かわせてほしいと上官に抗議する一面も持っている。
ミスリル壊滅後はテレサ・テスタロッサらの生き残り達と共にアマルガムとの戦いを続ける。
しかし、人員不足で心労が溜まったためか、クルツと一夜の過ちを犯してしまう。クルツが自分よりも6つ年下である事を気にしており、好意を口にすることはなかった。
その後の戦闘でクルツ機がやられ生死不明という報告を受けると涙を流した。
最終決戦ではラムダ・ドライバ搭載機に搭乗したサビーナ・レフニオと対峙し苦戦を強いられる。とどめを刺される瞬間に極秘裏にリハビリを終え戦線に復帰したクルツの狙撃により窮地を脱する。
その直後の通信ではそっけなく対応するも、作戦終了後には彼の生存を喜び、その後めでたく結ばれると子供を授かった。

クルツ・ウェーバー

CV:三木眞一郎
陸戦コマンドSRT(特別対応班)所属。階級は軍曹(のち曹長)。
日本育ちのドイツ人であり、中学校までは日本の公立校に通学していた。
そのため、見た目とは裏腹に生粋の日本人であり、白米や焼き鳥などの日本食を好むほか、ドイツ語よりも日本語の方が流暢である。
その容姿は雑誌のモデルを務めるほど美形だが、口を開けば下品な性格が露わになり上司のメリッサ・マオからは三枚目と呼ばれている。
戦場においては冷静なスナイパーであり、天性の才能と神がかり的なテクニックで不可能な狙撃を可能にしている。
その狙撃能力で数々の味方のピンチを救っており、かつての上官であり、その後敵に回ったアンドレイ・カリーニンからは相良宗介の搭乗するレーバテインよりも脅威であると評される。
しかし、格闘戦は苦手でチンピラと呼ばれるレベルである。
幼少期にテロで両親を失っており、復讐目的で傭兵となるとヴィルヘルム・カスパーという凄腕のスナイパーの部隊に入り、そこでスナイパーとしての技術を学ぶ。
その後、家族の仇を狙撃する機会が訪れた際に、関係の無い少女(ラナ)を巻き込んでしまうことを恐れて狙撃出来ずにいると、カスパーが構わず狙撃を行い、ラナも負傷をしてしまう。
このあとカスパーの下を去り、ラナを生きながらえさせるべく彼女を医療施設へと収容させ、その医療費を援助し続ける。
最終決戦の直前にアマルガムに所属する狙撃の師であるカスパーと対峙する。
AS同士の狙撃戦では敗れてしまい、機体は大破し自身も致命傷を負うが、敵に包囲された宗介たちを救うため、生身で超長距離の狙撃を行うと見事カスパーの心臓を撃ち抜いた。
そこで死亡したと思われていたが、ソ連の特殊部隊に収容されておりミスリルが最終決戦を行うまでの間、療養とリハビリを続けていた。
そして最終決戦でマオが敵機にやられそうになった瞬間に狙撃を行い、彼女を助け出すと残る敵戦力を掃討する。
マオや宗介から「(壮絶に死んだと思っていたのに)台無し」と罵声を浴びせられるもマオとは無事結ばれる。
その後は妊娠で動けないマオをニューヨークのアパートに置いて、自身は新たな事業を始める準備のため、世界各国を旅する多忙な日々を過ごしている。
また、ラナもより設備のいい病院へ移すための手続きを行う。

ミスリル 情報部

ギャビン・ハンター

CV:島田敏
ミスリル情報部香港支局の責任者。
表向きは貿易業者を装っており、南北に分裂した中国軍の両方にパイプを有している。
外見は凡庸なオヤジであるが、優れた洞察力・情報分析能力を持ち、様々な方面への根回しも行うなど優秀な情報部員。
西太平洋戦隊が香港で任務を行う事になった際は、戦争になる直前の緊迫した香港市内をある程度自由に移動ができるよう取り計らう。
アマルガムによりミスリルの基地が攻撃された際は辛くも難を逃れ、破壊されたアーバレストのコアユニットを回収し極秘裏にARX-8 レーバテインの建造を進める。
アマルガムにもその動きは察知されていたため、囮として別に機体を用意しそれを運んでいる最中に襲撃され、アマルガムに寝返っていたカリーニンによって銃撃され、重傷を負う。
しかし、その後は一命を取り留めレーバテインが無事完成し起動した事を聞かされるとその報せに喜んだ。

レイス

CV:大原さやか
ミスリル情報部所属のエージェント。
レイスとはコードネームであり実体のはっきりしない幽霊という意味を持つ。
千鳥かなめの護衛として派遣されており、正式な護衛はレイスであり、相良宗介は囮役であった。

敵に気づかれることを防ぐためにレイスは宗介との接触もかなめとの接触も避けていたためかなめ本人は宗介が護衛任務を解除される直前に宗介から聞かされるまでレイスの存在を知らずにいた。
そのため、宗介からは護衛としての責務を果たしていないと不満を持たれており、護衛任務解除を受けて東京から去る直前に半ば強制的に連絡をさせられるとこれまでの不満を直接ぶつけられる。

そして宗介が東京を去った直後にかなめは暗殺者に襲撃され、レイスは為す術もなく戦闘不能に追い込まれる。
暗殺者を追ってきたアマルガム幹部のレナード・テスタロッサはレイスを殺そうとするが、かなめの頼みで殺されずに生かされた。

その後はプライドを傷つけられたことから死を望むが、かなめの喝で思いとどまり護衛任務を続行する。
しかし、この時の借りのせいで以降は事ある毎にかなめの頼みを聞くことになってしまう。

アマルガムがミスリルに総攻撃を開始した際はレナード・テスタロッサとその部下により薬を使って眠らされる。
起きた時にはクラマの部下が宗介とかなめを襲撃しており、その後かなめの親友の常磐恭子に取り付けられた爆弾を解体する宗介のサポートに現れる。
近くで起きた戦闘の影響で恭子が負傷すると、応急処置を施し宗介には戦いに専念するよう促す。
レナードとの戦闘で宗介の搭乗するアーバレストが破壊されると、同じく情報部のギャビン・ハンターからの依頼で大破したアーバレストの残骸からAIのアルを回収する。

その後も潜入活動などでミスリル残党を助け、数々と必要な情報を提供し続けた。
個人の戦闘能力は高くないが、変装を得意としその演技力もあって潜入活動などを任されることが多い。

基本的には覆面にボイスチェンジャーなどで素性を隠しているが、朝鮮出身の女性で本名は「キムオクヒ」だが、漢字表記すると「金玉姫」となるため、日本人や知人に日本人がいる人間には頑として教えたがらない。

miharu_cafet9
miharu_cafet9
@miharu_cafet9

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