Yes(イエス)の徹底解説まとめ
Yes(イエス)とは、1968年ロンドンで結成されたプログレッシブ・ロックバンド。ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、EL&Pと共にプログレ四天王(ジェネシスを入れると五大プログレバンド)と呼ばれ、分裂とメンバーチェンジを繰り返し活動を続けているロック史上に大きな影響を与えたバンドである。2017年『ロックの殿堂』入りをした。
Trevor Rabin(1954年1月13日 生まれ)
在籍期間:1982年–1994年, 2016年
担当:ギター、バッキングボーカル、キーボード、リードボーカル、プログラミング
『90125』(1983年)、『ビッグジェネレーター』(Big Generator)(1987年)、『ユニオン』(Union)(1991年)、『トーク』(Talk)(1994年)に参加。
ラビンのイエスへの影響は計り知れない。プロデューサーとして、ギタリストとして、彼は1983年のアルバム『90125』で、それまでのバンドの印象を大きく変え、現代の商業的信用を得た。これは1987年に『ビッグジェネレーター』のアルバムにまで拡張され、その影響を、1991年の『ユニオン』、『トーク』 で聞くことがる。彼は、洗練さ、メロディー、ミュージシャンを組み合わせる最善の方法 、イエスの完璧なバランスのための理念を持っていた。彼はバンドのサウンドをより現代的にして、彼らに新しい聴衆を与え、古くからのファンを満足させる手助けをした。
イエス脱退後は映画音楽の分野で成功している。
エディ・ジョブンソン
Edwin "Eddie" Jobson(1955年4月28日 生まれ)
在籍期間:1983年
担当:キーボード
ジョブソンは、キーボードのトニー・ケイがイエスを脱退した1983年、イエスのメンバーになった。
だがイエスでスタジオ及びライブ録音もライブも行っていない。
その件に関して彼はウェブサイトで、次のように語っている。
「バンドの新しいリリースを聞いてからロンドンのバンドとリハーサルをしバンドのレパートリーを学んだ。しかし数週間後、ケイがグループに戻ってきたことを報道するバンドの経営陣から電話を受け、バンド加入を辞退した。バンドにキーボードは一人でいい」
イゴール・コロシェフ
Igor Khoroshev、Russian: Игорь Пeтpoвич Хорошев(1965年7月14日 生まれ)
在籍期間:1997年–2000年
担当:キーボード
リック・ウェイクマンの後任のキーボード・プレイヤー。
『オープン・ユア・アイズ』(Open your eyes)(1997年)、『ラダー』(The Ladder)1999年)、ハウス・オブ・イエス:ライブ・ハウス・オブ・ブルース(House of Yes: Live from House of Blues)(2000年)に参加。(『オープン・ユア・アイズ』はセッション参加)。
その後、スキャンダルを起こし解雇される。
ベノワ・ディヴィッド
Benoît David(1966年4月19日 生まれ)
在籍期間: 2008年–2012年
担当:リード・ボーカル、アコースティックギター、タンバリン
『フライ・フロム・ヒア』(Fly from Here) (2011年),『イン・ザ・プレゼント』(In the Present – Live from Lyon)(2011年)に参加。
2008年、ジョン・アンダーソンが急性呼吸不全でイエスを離れた後を埋めるために加入した。
しかし、ベノワ・ディヴィッド自身も呼吸不全で2012年、イエスを去った。
「私が与えられた機会に永遠に感謝し、200以上のコンサートや、ライブに貢献したことを非常に誇りに思います。バンドの各メンバー、素晴らしいクルー、マネージメント、バンドのボーカリストとしての私の時間に関わったすべての関係者から与えられた支援について感謝の意を表します。私の努力に拍手を送ってくださったファンと、私は多くの喜びを味わいました 。ありがとう。私の最高の願い、世界の最も偉大なバンドのひとつ、イエスの支援を続けてください」
オリバー・ウェイクマン
OLIVER WAKEMAN(1972年2月26日生まれ)リック・ウェイクマンの長男。
在籍期間:2008年–2011年
担当:キーボード
リック・ウェイクマンの体調不良を受けイエスに加入。
『フライ・フロム・ヒア』(Fly from Here) (2011年)、『イン・ザ・プレゼント』(In the Present – Live from Lyon)(2011年)に参加。(『フライ・フロム・ヒア』はセッション参加)。
2011年脱退。公式発表はされていない。
セッション・ミュージシャン
デビッド・フォスター
David Foster
担当:バッキングボーカル、ギター
参加アルバム:時間と言葉(Time and a Word)(1970年)
コリン・ゴールリング
Colin Goldring
担当:リコーダー
参加アルバム:『イエス・サード・アルバム』(The Yes Album)(1971年)
ディパク・カザンキ
Deepak Khazanchi
担当:シタール、タンブラ
参加アルバム:『ロンリー・ハート』(90125)(1983年)
グラハム・プレセット
Graham Preskett
担当:バイオリン
参加アルバム:『ロンリー・ハート』(90125)(1983年)
ジミー・ザバラ
Jimmy Zavala
担当:ハーモニカ
参加アルバム:『ビッグジェネレータ』(Big Generator)(1987年)
目次 - Contents
- Yesの概要
- Yesのメンバー
- ジョン・デイヴィソン
- スティーブ・ハウ
- ビリー・シャーウッド
- ジェフ・ダウンズ
- アラン・ホワイト
- 以前のメンバー
- ジョン・アンダーソン
- クリス・スクワイア
- トニー・ケイ
- ビル・ブラッフォード
- ピーター・バンクス
- トニー・オライリー
- リック・ウェイクマン
- パトリック・モラーツ
- トレバーホーン
- トレヴァー・ラビン
- エディ・ジョブンソン
- イゴール・コロシェフ
- ベノワ・ディヴィッド
- オリバー・ウェイクマン
- セッション・ミュージシャン
- デビッド・フォスター
- コリン・ゴールリング
- ディパク・カザンキ
- グラハム・プレセット
- ジミー・ザバラ
- 『ユニオン』(Union)(1991年)のセッション・ミュージシャン
- スティーブ・ポーカロ
- ランディ・レイン・レーシュ
- リース・フルバー
- ルイス・ジャルディム
- ジェラード・ジョンソン
- ライブ・ミュージシャン
- ジャケット・デザイン
- Yesのバンドヒストリー
- History Ⅰ
- History Ⅱ
- History Ⅲ
- History Ⅳ
- History Ⅴ
- History Ⅵ
- Yesのディスコグラフィ
- スタジオ・アルバム
- Yes/イエス・ファースト・アルバム
- Time and a Word/時間と言葉
- The Yes Album/イエス・サード・アルバム
- Fragile/こわれもの
- Close to the Edge/危機
- Tales from Topographic Oceans/海洋地形学の物語
- Relayer/リレイヤー
- Going for the One/究極
- Tormato/トーマト
- Drama/ドラマ
- 90125/ロンリー・ハート
- Big Generator/ビッグ・ジェネレイター
- Union/結晶
- Talk/トーク
- Keys to Ascension/キーズ・トゥ・アセンション
- Keys to Ascension 2/キーズ・トゥ・アセンション2
- Open Your Eyes/オープン・ユア・アイズ
- The Ladder/ラダー
- Magnification/マグニフィケイション
- Fly from Here/フライ・フロム・ヒア
- Heaven & Earth/ヘヴン&アース
- ライヴ・アルバム
- Yessongs/イエスソングス
- Yesshows/イエスショウズ
- 9012Live: The Solos/9012ライヴ
- Something's Coming: The BBC Recordings 1969–1970/BBCセッション1969-1970 サムシングズ・カミング
- House of Yes: Live from House of Blues/ハウス・オヴ・イエス
- Songs from Tsongas/ツォンガスの歌:イエス25周年記念コンサート
- The Word Is Live/ライヴ・イヤーズ
- Symphonic Live/シンフォニック・ライブ
- Live at Montreux 2003/ライヴ・アット・モントルー2003
- Union Live/ユニオン・ツアー1991
- In the Present – Live from Lyon/イン・ザ・プレゼント〜ライヴ・フロム・リヨン
- Like It Is: Yes at the Bristol Hippodrome/“イエス・サード・アルバム”&“究極”完全再現ライヴ〜ライヴ・イン・ブリストル 2014
- Progeny: Seven Shows from Seventy-Two/プロジェニー:1972 ライヴ
- Like It Is: Yes at the Mesa Arts Center/“危機”&“こわれもの”完全再現ライヴ〜ライヴ・イン・アリゾナ 2014
- Topographic Drama – Live Across America/海洋地形学の物語/ドラマ:ライヴ・アクロス・アメリカ
- Yesメンバーの名言・名セリフ
- ジョン・アンダーソン
- クリス・スクワイア
- ビル・ブラッフォード
- ピーター・バンクス
- リック・ウェイクマン
- アラン・ホワイト
- トレバー・ホーン
- トレヴァー・ラビン
- Yesの代表曲
- Owner Of A Lonely Heart(ロンリーハート)
- ROUNDABOUT(ラウンドアバウト)
- Heart of the Sunrise (燃える朝焼け)
- Close to the Edge(危機)