宝石の国(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『宝石の国』とは、市川春子による漫画作品、および漫画を原作としたアニメ作品。アニメーション制作は「オレンジ」が担当した。今から遠い未来、星の生物は不死の体を持つ宝石になっており、宝石を装飾品にするために月から飛来する「月人」と28体の宝石たちとの戦いを描いている。美しい作画と作中に散りばめられた謎が魅力の作品となっている。

翡翠。硬度は「7」。「ジュード」と呼ばれたり「ジェード」と呼ばれたりする。
宝石たちを取りまとめる役についている。硬度はダイヤ属ほど高くないが、靭性が高く、その壊れにくさから「堅牢のジュード」という別名を持つ。
先生を起こす際に手が取れたり、足を失ったフォスに名前を忘れられるなど、何かとかわいそうな目に合っている。

ユークレース(CV:能登麻美子)

ユークレース。硬度は「7半」。2173年の時を生きている。
書記を担当している。ジュードと一緒にいることが多い。
他の宝石には見られない、体の右側と左側で違う色をしているのが特徴。

レッドベリル(CV:内田真礼)

緑柱石の一種。愛称は「ベリル」。硬度は「7半」。
宝石たちの服を作る仕事に就いている。冬服、夏服と季節によって着るものを変えている。寝て起きるだけなのに、冬眠の時も専用の服を用意していた。
出てくるたびに毎回髪型のセットが変わっており、宝石一のおしゃれさん。

アメシスト(CV:伊藤かな恵)

紫水晶。硬度は「7」。
見回りを仕事にしている。「双晶」と呼ばれる種類の宝石で、「エイティ・フォー」と「サーティー・スリー」の2人で1人という特殊な存在。それ故、ペアはおらずアメシスト二人で巡回している。
ペアがいない、剣の達人、という理由で足を手に入れたフォスを連れて巡回に出ることとなったが、新型の月人に粉々にされた。危うく攫われるところだったが、ボルツと先生が駆けつけたため無事だった。
アメシストが砕かれるのを見ていることしかできなかったフォスに謝罪を受けたが、逆に「怖い思いをさせてごめん。」と謝った。
フォスが合金の腕をつけて、月人を撃退するのを見た時は喜びのあまり抱きついた。

イエローダイヤモンド(CV:皆川純子)

ダイヤモンド属の一人。硬度は「十」。
みんなからは「イエロー」と呼ぶが、ダイヤだけは「イエローお兄様」と呼んでいる。ジルコンとペアを組んでいる。
3597歳で宝石たちの中でも最年長。これまで多くのパートナーを失っている様で、ジルコンがイエローダイヤモンドを尊敬している、という話を聞いて「尊敬する所なんて無いよ。」と口にしていた。
早く走れる脚を持っている。フォスが新しい脚の制御ができず暴走していた時にも難なく捕まえた。

ジルコン(CV:茜屋日海夏)

ジルコン。硬度は「7半」。
フォスの次に若いらしいが、優れた能力を持っているらしく、ルチルが褒めていた。
ペアはイエローダイヤモンドで、イエローの事を尊敬している。イエローに月人の矢が迫った時は身代わりになって砕かれた。

アドミラビリス族

海に住む生物。宝石たちとは違い生きているので、食事を必要とし、「死」「生」と言う概念も持っている。
一族には生物の進化に関する言い伝えがある。それによると、人間は長い時間により「魂」「肉」「骨」へ分離し、その「肉」に当たるのがアドミラビリス族であるとされている。貝と人型、二種類の姿を持つ。
美しい貝を持つ一族は月人たちに連れ去られてしまっている。その暮らしの中で思考を奪われ、体が肥大化した。さらには養殖されているらしい。

ウェントリコスス(CV:斎藤千和)

人型の姿

アドミラビリス族の王。月人たちによって体が肥大化し、思考を奪われていた。月人たちによって学校に連れてこられ、宝石たちを襲った。
宝石たちとの戦いの末、塩水に浸かって肥大化した体と、混乱していた思考が戻った。
貝の時はカタツムリのような姿をしている。人型の時は人間とタコを合わせたような姿。
宝石たちを見て「可愛い子ばかり」と言い、特にシンシャとボルツがお気に入りのよう。しかし金剛先生を見た時の反応は違っており、猛烈に好意を見せてアピールしていた。

弟であるアクレアツスの身柄と引き換えにフォスを騙して月人たちの元に連れて行った。さらに宝石を連れてくるように命令され、シンシャを連れてこようかと考えたが、首を振るフォスを見て月人たちの命令を拒否した。その際に月人から攻撃を受け片腕がなくなっていた。その後、アクレアツスが意識を取り戻し、月人を追い払った。アクレアツスはフォスを使ってアドミラビリス族の同胞を月人から取り戻すことを考えたが、それでは月人と同じだと考えてアクレアツスの貝のかけらと一緒にフォスを陸へ戻した。

カタツムリの姿(貝を失っているが)

アクレアツス(CV:三瓶由布子)

人型の姿

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@shuichi

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