Stardew Valley(スターデューバレー)のネタバレ解説・考察まとめ

『Stardew Valley』とはConcernedApe開発、Chucklefishから販売のインディーズゲームである。
ジャンルはオープンエンドカントリーライフRPGに分類されており、牧場物語によく似た世界観の中で生活できるゲーム。プレイヤーは寂れたスターデューバレー(星降谷)を再建していくという物語。

ペリカンタウンの雑貨屋に住む女性。ピエールが夫で、アビゲイルが娘。
同じ主婦であるジョディとは仲が良く、家が近所ということもあり家族ぐるみで付き合っている。
また毎週火曜日にはロビンやマーニー、ジョディなどペリカンタウンの女性たちを集めてエクササイズをしている。

娘のアビゲイルがオカルトに傾倒していることを心配している。
部屋にいる時はゲームをしてばかり、外に出たと思えば墓場でカエルを捕まえたりと奇妙な行動を取っているというアビゲイルの様子を異常ととらえており、「普通の女の子」になってほしいと思っているようだ。
よほど心配なのか、キャロラインに話しかけるとたいてい会話内容はアビゲイルに関することばかりである。

茶髪や黒髪といった、現実でもありふれた髪の色をしているペリカンタウンの住民たちの中で目立つ緑髪であるが、これは地毛のようだ。
とあるイベントでは、ピエールと結婚する前、シンダーサップの森の西にある塔に訪れたことがあるという話を聞ける。
これだけでは大した情報ではないが、アビゲイルの項目で説明した通り、重要な事実に至る重大な情報となっている。

クリント

クリントはペリカンタウンに住む男性。鍛冶屋を経営している。
鍛冶屋では道具の強化が行える。また、ジオード(晶石)を割ることで中に入っている宝石を取り出すことができるという施設。
またプレイヤーが鉱山で銅鉱石を初めて手に入れた際には、それを加工する手段として溶鉱炉をプレゼントしてくれる。

立派な口髭のせいで壮年に見えるが、実は比較的年若い青年。ちなみに独身。
エミリーに恋愛感情を抱いていて、どうにか好意をひこうとしているが、恥ずかしがり屋で不器用な性格のためうまくいっていない。
エミリーの項目で触れた通り、クリントからと言って、エミリーへアメジスト鉱石をプレゼントするようにという依頼が発生する。

デミトリウス

デメトリウスはペリカンタウンの北の山に住む男性。妻にロビン、娘にマルがいて、セバスチャンは義理の息子(ロビンの連れ子)である。
谷の地元の野生生物を研究する科学者で、しばしば彼の研究室や屋外でノートを取っている姿がよく見られる。

性格は科学者らしく几帳面で、何でも定義づけようとする。
ロビンとデミトリウスのイベントでは、ロビンに「果物を買ってきて」と頼まれ、トマトを購入してくるというシーンがある。
科学的分類ではトマトは果実であるため、果物=果実ととらえてトマトを買ってきたようなのだが、ロビンが想定していた「果物」とは違っていたために喧嘩になってしまう。
なぜロビンが怒っているのか、デミトリウスには理解できず、彼は終始首を傾げている。そのシーンに立ち会ったプレイヤーの仲裁で喧嘩は終わるのだが、結局「トマトを買ってきたことがなぜ悪いのか」ということについては理解できなかったようである。

娘のマルのことは非常に溺愛していて、やや過保護気味。
マルの将来に暗い影が差し込まないようにとあらゆる気を配っている。
しかしながら、ロビンの連れ子であるセバスチャンへはやや蔑ろにしているきらいがある。
マルとセバスチャンがそれぞれ作った雪だるまを、セバスチャンが作ったものだけを壊すというエピソードからしてもそれが明らかとなっている。
そのエピソードを語ったセバスチャンの口ぶりからして、事故ではなくおそらく意図的なものだと思われる。

そういったことから、セバスチャンが好きなプレイヤーたちにとってはなかなか好かれないキャラクターである。

ジョージ

ペリカンタウンに住む老人。妻にエブリン、孫にアレックスを持つ。
エブリンとの間にクララという娘(アレックスからしたら母親)がいたが、亡くなってしまった。

高齢のため、毎月ペリカンタウンの病院にエブリンとともに定期検診を受けに行っている。
若い時に落盤事故に遭い、それ以降車椅子で過ごしている。
足が不自由であることや娘の死(夫の家庭内暴力によるものと示唆されている)といった生い立ちからか、頑固で偏屈な老人となってしまった。
しかしプレイヤーとの友好度の上昇するにつれ態度が軟化し、時には素直な笑顔を見せてくれるようになる。

孫アレックスのことは娘の忘れ形見だと思って大事にしており、プレイヤーがアレックスと結婚する際には友好度によって態度が変化する。
友好度が低いと両者の結婚を歓迎しないが、しかしアレックスが選んだ相手だからと渋々ながら受け入れるという台詞を残す。
逆に友好度が高いと、「孫をよろしく頼む」と託すようになる。
また友好度に関わらず、プレイヤーが男性の場合、「男性同士で結婚とは妙だ」という台詞が追加される。

エブリン

ペリカンタウンに住む老婆。ジョージが夫、孫にアレックスを持つ。
ペリカンタウンの植え込みや植木鉢の世話をして日々を過ごしている。たまにクッキーを焼いている姿が見られる。
穏健な性格のエブリンは、実の孫のアレックスのみならず、住民からも「みんなのおばあちゃん」と呼ばれている。

年寄りとなった今でもジョージのことは大切な夫であり、町の行事の際には一緒に連れ歩いている。
「こんな行事など何が面白いんだ」という頑固で偏屈なジョージの態度をフォローしながら「私達が若い頃はね…」とプレイヤーに馴れ初めや昔話を語ったりしてくれる。
その話を聞く限り、ジョージとは若い頃から熱烈な夫婦であり、イベントや祭にはジョージに引っ張られる形で参加していたそうだ。
行事の祭り囃子がやかましいと文句を言うジョージを指して「こうして不機嫌そうにしていても、実は楽しんでいるのよ」とこっそり教えてくれる。

ガス

ペリカンタウンで酒場「スタードロップ・サルーン」を経営している男性。
住民が集う場所ということもあり、酒場の経営は上々と言いたいところだが、実は経営はふるわないようだ。
というのも、毎日訪れる常連かつ大酒飲みのパムが食事代をツケとしてためているせいで収入が少なく赤字経営となっている。

気のいい性格で、町の外れのテントに住んでいるホームレスのライナスにも温かい食事を振る舞っている。
また、町の行事の際にはビュッフェ形式での食事を提供している。料理にはこだわりがあるようで、「今回の料理はここにこだわっていてね…」と料理の特徴を教えてくれる。

ジャス

ペリカンタウンのマーニーの牧場に住む少女。マーニーは叔母。
年が近いためか、ヴィンセントとは友人関係で、よく一緒に遊んでいる姿が見られる。
またペニーに家庭教師をしてもらっていて、ヴィンセントとともに町の図書館に通っている。

ジョディ

ペリカンタウンに住む女性。夫にケント、息子にサムとヴィンセントを持つ。
主婦同士ということでキャロラインやマーニーとは親友で、特に専業主婦同士であるからかキャロラインとは非常に仲がいい。

友好度が一定以上になるとジョディから夕飯へのお誘いの手紙が届く。
手紙には時刻と、そこで振る舞うキャセロールのためにブラックバスを持ってきてほしいという内容が書かれている。
ちなみに、手紙が届いたその日に行く必要はなく、期限もないため、時刻さえ合っていればいつでも夕食イベントを起こすことができる。

ケント

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@kawaharu2

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