桜蘭高校ホスト部(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『桜蘭高校ホスト部』とは葉鳥ビスコ原作のマンガおよびそれを元にしたアニメ。2002年月刊少女雑誌にて連載開始、2010年に完結。単行本は18巻、累計発行部数は1100万部を超える人気作。国内だけでなく世界各国で翻訳されている。

埴之塚光邦(はにのづかみつくに)

アニメ化前の声優:大谷育江
アニメ化後の声優:齋藤彩夏

ホスト部のマスコット的存在。ハニー君・ハニー先輩と呼ばれているが、崇のみ光邦。ホスト部メンバーを「ちゃん」付けで呼ぶ。桜蘭高校3年A組、2月29日生まれのAB型。148センチという身長と可愛らしい童顔でロリショタ系。常に亡き祖母にもらったウサギのぬいぐるみを持ち、可愛いものが大好き。しかし可愛い反面実は武道の達人でもある。中等部時代に柔道・空手で全国制覇をしたり破壊兵器並の強さを持っている。寝起きが悪く、起こすのに一苦労。昼寝の邪魔をしたグリーンベレーの部隊を壊滅させたこともある。お菓子大好きでお菓子がないと生きていけないと豪語するが、虫歯になったことを隠して崇にお菓子禁止を言い渡されたこともある。

銛之塚崇(もりのづかたかし)

アニメ化前の声優:津田健次郎
アニメ化後の声優:桐井大介

ホスト部ではマシなレベルの常識人。モリ先輩・モリ君・崇と呼ばれている。3年A組、5月5日生まれのOの型。ホスト部に入った経緯は光邦の付き添い。チャラいイメージのホスト部でストイックかつワイルド系として人気。基本無口で充邦至上主義。媚びることをせず、言葉よりも行動で示す派なので本気になってしまう女子生徒多数。ハルヒからの信頼も厚く、毒舌のハルヒでも崇の言うことは従う。

藤岡家

藤岡涼二(ふじおかりょうじ)

女装時の姿

ハルヒの父。娘のハルヒを溺愛し、バイ・セクシャルであるにも関わらず生涯をかけて妻を愛している。しかし妻が他界したあとはニューハーフとして生活。源氏名は蘭花(らんか)。ホスト部メンバーがハルヒの自宅を訪れたときに初対面であるはずだったが、実は鏡夜とはメル友だった。ハルヒがホスト部に入部した時に内部責任者である鏡夜がハルヒの活動を報告していた。環を娘を奪う敵と認識し、いじめる。

藤岡琴子(ふじおかことこ)

ハルヒの母。ハルヒが幼い頃に病気で亡くなっている。生前は弁護士でバリバリ働いていた。その姿を見たハルヒも母親と同じようになりたいと目指している人物。ハルヒの父・涼二との出会いも手掛けていた裁判だった。優秀で周囲から期待されるほどの人物だが、家系を壓迫(あっぱく)サせるほどのヅカ部コレクター。

普通の少女漫画とは一味違う

『桜蘭高校ホスト部』はジャンルでいえば少女漫画。イケメン男子が多く登場するという鉄板を押さえつつも普通の少女漫画とは一味違っている。本来少女漫画は主人公が気になる男性に好意を抱いたり、主人公の恋路を邪魔するライバルや主人公を狙う男性との三角関係が発生するなどの登場人物たちの恋愛模様を描いた作品が王道。しかし『桜蘭高校ホスト部』に限り主人公であるハルヒがまったくと言っていいほど恋愛に無頓着。しかもホスト部では男子生徒として接している。イケメンばかりが集まるホスト部に在籍しながらも、そのイケメンぶりには全く見向きもしないところも面白い。少女漫画であるにも関わらず、男性が読んでも面白い作品。

『桜蘭高校ホスト部』のドラマCD

『桜蘭高校ホスト部』はアニメ化される以前にドラマCD化されている。そのためアニメ化以前と以降では声優が異なる。ドラマCDは掲載されていた雑誌『LaLa』『LaLaDX』で付録や応募者全員サービスなどで配布。

『桜蘭高校ホスト部』のドラマ

2011年7月には『桜蘭高校ホスト部』のテレビドラマが放送された。ハルヒ演じる川口春奈は連ドラ初主演。須王環を演じたのは山本裕典、鳳鏡夜を大東俊介、常陸院ブラザーズは高木心平が一人二役、埴之塚光邦を千葉雄大、銛之塚崇を中村昌也が演じた。

丁寧に作られたドラマだが……

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