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tyam29のレビュー・評価・感想 (2/2)

モンスターハンター フロンティア オンライン
8

モンハン好き必見の作品

モンスターハンターフロンティアは2007年にPC版から始まったオンラインゲーム作品の1つです。
ゲームのベースとなったのは、モンスターハンターの人気を高める要因となったモンスターハンター2(dos)であり、3DSで発売しているMHXXやPS4で発売しているMHWとは違い従来の操作性で楽しむことが可能です。
2018年ではオンラインゲームの中でも長寿にあたる11周年を迎えており、それだけ長く愛され続けているゲームの1つです。
MHXXやMHWと違う特徴としては、操作性だけではなく防具10000種類や武器20000種類という圧倒的な数、そして一番の目玉となるのがモンスターの数です。
MHWでは26種に対してMHFでは160種類と倍以上の数のモンスターが登場します。

ゲームとしても下位、上位、G級の他にも、その上の難易度である極みモンスターや、辿異種という個体、そして2018年秋のアップデートで更なるやり込み要素となるG級モンスターを強くしたアンリミテッドモードというものが実装されました。

月額1400円ほどかかりますが、今どきのスマホゲーの課金と比べると、そこまで気にならない金額でプレイできますし、30日間このクォリティが楽しめるのであれば元は十分に取れます。
内部課金も当然ネトゲなのでありますが、無課金でも十分に無理なく遊べるため気にする必要はありません。
スマホゲーで10000円課金してSSRが出ないと嘆くのと違い、こちらの課金は10000円も入れたら確実にSSR級の武具が2種類以上揃います。
また、色々なアニメ作品やゲーム作品ともコラボしており、代表作では「魔法少女まどかマギカ」、「fate stay night」、「彼岸島」など、そのキャラクターになりきってゲームすることも可能です。

ネトゲなので常に進化し続けるモンスターハンター作品なので、モンハン好きにはお勧めの作品です。

アイドリッシュセブン / IDOLiSH7 / アイナナ
10

12人のアイドル達の軌跡

アイドル育成ゲームとしてリリースされたアプリ「アイドリッシュセブン」。その人気は凄まじく、リリースから2年弱でアニメ化され大ヒットしました。
『アイドル育成』というジャンルと言われると、ひたすらアイドル達がライブで歌って踊ってキラキラしていて……というイメージを持つと思いますが、このアニメはそれだけではありません。キャラクターひとりひとりにとんでもない過去やエピソードがあり、メンバーとの衝突やアイドルとしての苦悩など、正直アニメを見る度にメンタルがゴリゴリに削られていきます。芸能界の裏側、ファンからの期待、メンバー内の亀裂、ほかグループとの衝突など……『アイドル育成ゲーム』とは何だったのか、と言いたくなるほどドロドロの展開にユーザーも死屍累々です。
ストーリーは本当に緻密に計算されており、「この伏線いつからはってあったの!?」「あの時のあれはここに繋がるのか!」と言った驚きが沢山あり、何回でも見返したくなる作品です。
また、作中に登場するアイドル達が実際にたくさんの曲を歌っており、どの曲も発売と同時に大ヒットするなどまさに神曲が盛りだくさんです。
ありきたりな言葉ですが、本当に笑いあり涙ありの最高のアニメなので、ぜひ1話だけでもご覧下さい!

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー / Captain America: The Winter Soldier
7

タイトルなし

2014年に公開されたマーベル・スタジオのヒーロー映画作品で、2011年公開のキャプテン・アメリカ、及びアベンジャーズ第1作の続編にも当たります。
アベンジャーズとの闘いから2年、国際平和維持組織シールドの一員になったキャプテン・アメリカの前にかつての親友バッキー・バーンズが変わり果てた姿で現れる…!
本作はシールドの崩壊、キャプテン・アメリカの宿敵の悪の組織ヒドラの復活、ニック・フューリーやブラック・ウィドウことナターシャと言ったアベンジャーズから引き続き参戦のメンバーの大活躍、新たな仲間ファルコンの登場、そしてキャプテンことスティーブ・ロジャースの親友バッキーがタイトルにもあるウィンター・ソルジャーと呼ばれる暗殺者として復活しスティーブとの悲劇の再会となる等、怒涛の展開が目白押しで見るものを飽きさせません。
特に本作でウィンター・ソルジャーの登場はキャプテンの運命を大きく分ける事になり、その後シビルウォーやブラックパンサーを得てようやく取り戻せたという一波乱も二波乱もあった事が記憶に新しい。
また、ヒドラの追跡をかわすためアベンジャーズの創設者だったニック・フューリーが表舞台から姿を消す事になったり、本作でデビューしたファルコンことサムが後にアントマンを勧誘する事になったりとマーベルらしいその後につながる要素が改めてみると多くある発見になりました。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

普通のマンガとは一線を画す、良作

とにかく世界観が素晴らしい。連載が開始されたのはもうかなり前だが、アニメ第三期を放送していたり、コミックの発行部数も良好。長くファンから支持され続けているのだ。おおよその人がご存知の通り、巨人から自由を取り戻すため、主人公のエレンたちが死に物狂いで戦う物語である。調査兵団兵士長リヴァイのことを好きな人も多いのではないだろうか。
この漫画の面白いところは、簡単には主人公たちにとって都合のいい状況にしてくれないところだ。一つの真実にたどり着くまでに、まあ人が死ぬ。面白いぐらいあっけなく死ぬ。「おっ、この子可愛いな」なんて思った次の瞬間には死んでいるため、推しキャラが作りづらい。じゃあ絶対に死にそうにない主要メンバーを好きになればいいんじゃね?と思うかもしれないが、いっそのこと死んだ方が推しちゃんのためじゃないの…(泣)なんて展開になる。救いがない。

しかし、その救いのなさが、人を惹きつけるのかもしれない。私はもともと、かなりのハピエン厨だった。まさに進撃の巨人とは水と油だが、主人公のエレンの凄惨な境遇や「これからどーなんの!?」というハラハラ感が私を進撃の世界へと誘った。
ネタバレしては面白くないため、詳しくは書かないが、これはもうぜひ単行本を買ってほしい。そして救いのなさに泣いてほしい。
絶対につまらない思いはさせないことを誓う。

OVER DRIVE(映画)
8

疾走感半端ないカメラワークと音楽が素晴らしかった!

日本で作られたとは思えない本格的なモータースポーツ、ラリーをテーマにした映画です。
最初にインターネットの映画サイトで記事を読んだ時には、東出昌大(兄・メカニック)と新田真剣佑(弟・ドライバー)の二人を中心にした物語ということで、アイドル映画的なものを想像していてあまり期待はしていませんでしたが。
まず予告編を見て度肝を抜かれました。

公道を走るレースのカメラワークや展開、それにかぶる音楽も素晴らしい。
佐藤直紀さんは数々の邦画やドラマで知られた作曲家さんですが、ALWAYSなどの叙情たっぷりの音楽とはまた違う迫力あるメロディで全編通して私たちを揺さぶってくれています。
こんな時代だからこそ、命がけでひとつの頂上を目指してチームで戦っている彼らは最高にカッコいい!
ことに新田真剣佑(弟)の向こう見ずな、爆発するような若さと、反発しながらも見守る東出昌大(兄)の姿は対比しているようにも、また、一枚の紙の裏表のようでもあり、その関係性がだんだん変化していく様が見るものをぐいぐいとスクリーンの中に引き込んでくれるのです。
全力疾走の二時間、できれば4DX3Dで観てみたかった作品でした!

ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜 / Venus & Braves
9

OPだけで買う価値あり

とにかくOPのBGMと演出が素晴らし過ぎる!!
特に凄い技術を使ってるわけでもないのに、あの衝撃感…。
イラストはこれでもかってぐらいファンタジー風味で超私好みだし、声優陣も豪華です。
ナムコ史上最高のOPではないでしょうか?

ストーリーも前半は涙そのものです。
このゲームの凄いところはプレイヤーが不老不死の主人公に感情移入出来る事だと思います。
かつて共に大切な日々を過ごしてきた仲間が老い、彼らに退団を命じなければならない葛藤、そして彼らの死を見送る切なさ。特にウォルラス、フリー、レオの「教えは師から弟子、そしてまたその弟子へ」と言う感じがとても好きでした。
沢山の「ありがとう」が湧いて来ると同時に、皆と同じ時を過ごせない孤独感、疎外感を感じました。
それでも仲間が愛おしいから、世界を守るために闘い続けようと…。
そう感じさせてくれるゲームは本当なかなかないと思います。

後半はイベントが急激に減り、メインキャラの退団もモブキャラ同様…。残念以上に無念です。

エンディングはヴィヴィのところの締め方が「一つの壮大な物語を読み終えた」と言う感じで絶句しました。
最後に仲間の振り返り(?)まで見られ、彼らの老後の事を知ることができ、とてもうれしかったです。

戦闘は至って簡単なので、ゲーム苦手の方もぜひお試しください。

Suchmos / サチモス
10

若手とは思えない心地よさ

流行にかなり敏感で、最先端の音楽を常に使用することで有名なHondaの車のCMでも「808」という楽曲が使用されており、一気に知名度を上げた人気急上昇中のバンドSuchmos!
その楽曲の心地よさが、若手とは思えないほどぐんを抜いて素晴らしいです。

Jazz,Hiphop,Soul,R&Bなどのブラックミュージックを小さい頃から聴いており、それらによって磨かれた感性から作られる楽曲は、これまでのバンドとは一線を画しています。特にJamiroquaiから大きな影響を受けているということですが、自然と体が横に揺れてしまうような楽曲が多く、アルバムを聴いていても全く飽きません。
少し前に「STAY TUNE」という楽曲が話題になりましたが、それ以前の曲はまだあまり知られていないものも多いので、是非一度過去のEPやALBUMを手に取って、その世界間を体感してほしいです。
中でも「MINT CONDITION」という名前のEPがオススメで、何ともいえないアンニュイな感じを漂わせつつ、ほどよくリズミカルなリリックが耳に残ります。メンバー一人ひとりも個性豊かなので、SNSでメンバー同士で撮った普段の写真を見るのも楽しみの一つです。

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
9

タイトルなし

大個性と呼ばれる特殊能力を世界の8割の人たちが持っている世界で、その特殊能力を使用して犯罪を犯すヴィランや、災害から人々を守るためにヒーローが生まれている世界で、特殊能力を持っていない無個性の主人公がヒーローを目指すお話。
主人公の緑谷出久はヒーローに憧れていているが無個性で、周りの人たちからは無個性でヒーローを目指すということを馬鹿にされていて、それでもヒーローになる夢を捨てきれないでいた。ある日、ちょっとした事件に巻き込まれた際に憧れのヒーロー・オールマイトに助けられる。その際に無個性でもヒーローになれるかということをオールマイトに聞くが、無個性でもできるとは言えないと言われ、ヒーローになることを諦めようととする。
その事件の後、オールマイトが捕まえたはずの犯罪者が主人公の同級生を人質にしていて、その場にいたヒーローや民衆は見ているほかない状態になっていて、オールマイトもいたが昔の事件で能力に制限ができていて能力を使うことができずにいた。その時、主人公が事件現場に通りがかり、同級生が捕まっているのを見て、無茶をして助けようとする。その姿を見たオールマイトが使えないはずの能力を使用し主人公と同級生を助けた。その事件の後オールマイトが主人公に自分の能力を渡すと言って主人公に渡し、その主人公がその能力を駆使しヒーローを目指す話です。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

人生をリアルに描いたミュージシャン

人の気持ちをよく考えた、上がることもあれば下がることもある人生をリアルに描いたアーティストです。
歌詞が素晴らしく、人生について真面目に考えていると思います。
どのアルバム、どのシングルもとてもよくて、心にギュッと刺さる、深い歌詞と、独特の言葉で語りかけてくれます。そして、ただポジティブに行こうというわけではなく、人生の不安や、失敗もリアルに吐き出していて、そこが応援歌とはまた違った、「本当の人生ってこういうものなんだよ?」というようなことを教えてくれます。
私は調子に乗りそうになったときは、米津玄師さんの曲を聞いて、この調子がいいのは今だけ、しっかりしないといけないと言い聞かせています。たまに開き直ったような歌詞もあり、そこがまたいいです。自分はそんなにすごくないんだから、偉そうにしない。すごくないなりに頑張っていこう。そういう気持ちにさせてくれて、自分に自信のない方にもおすすめです。
私も、あまり自分に自信が持てないので、勇気づけてくれます。
また、歌詞は表面上切なく語っているのですが、よく聴くと、せっかく出会えた人は大事にしようという気持ちにさせてくれるミュージシャンです。

秦基博 / Motohiro Hata
10

ミュージシャン秦基博の魅力について

私がおススメするミュージシャン、秦基博さん。
映画「ドラえもんスタンドバイミー」の主題歌である「ひまわりの約束」が話題となったので知っている方も多いのではないでしょうか。「ひまわりの約束」はもちろんのこと、他の曲もとても素敵で心打たれるものが多くあります。
秦基博さんは心温まる歌詞、斬新なメロディー、透き通る歌声と数多くの魅力をあげることができるミュージシャンであると自身をもっていえます。
また人としての魅力も充分あり、物腰柔らかな態度、かわいらしい笑顔に惹きつけられることでしょう。私は秦基博さんのコンサートにも行ったことがあるのですが、生の歌声はCDやTVで聴く歌声よりも、もっとずっと透き通り迫力のある歌声です。少し元気がないときや落ち込んでいるときに秦基博さんの曲を聴くと元気が出て、何でもない日常も秦基博さんの曲をかけるとキラキラと輝いた日常に変わっていく、そんな力が秦基博さんの曲にはあります。実際に、私が大学受験の際には、秦基博さんの曲をずっと聴きながら勉強を頑張ることができました。ずっと聴いていても飽きないのも魅力の一つですね。このレビューをよんで気になった方はぜひ聴いてみてください。きっとハマること間違いなしです!

バジリスク〜甲賀忍法帖〜 / Basilisk
9

バトルアニメだと思わずに見てください

徳川家の跡継ぎを決めるため、甲賀・伊賀の忍者たちが忍法合戦を行っていくストーリー。
手足が伸びる忍法や、女忍者による色仕掛けでの殺戮、人間離れした技が目まぐるしく繰り広げられ、緊迫したムードでバトルが繰り広げられていきます。
初めはただのバトル系のアニメと決めつけて見ていました。しかしながら、バトルの中に散りばめられている複雑な人間関係もまた、ストーリーに奥行きを与えてくれます。
特に、甲賀・伊賀の頭領の子供同士が、密かに愛を結び、長年の宿敵である両家を結びつけるカギとなっていたにも関わらず、戦わなければいけない運命となってしまう部分が切なく、またその運命を受け入れながら、どのように立ち振る舞うか、とても目が離せられません。
また、同じ里のなかに愛する者がいる忍もいます。彼ら(彼女ら)の愛する者の死を受け入れ戦っていく姿に、「悪」とは一体何なのか、現代の戦争でも兵士には愛する者がいるのではないか、と深く考えさせられます。
少しグロテスクな表現等あり、小さいお子さんに見せることは困難かと思いますが、「人間性」を育むにも、おすすめのアニメかと思いますので、ぜひご視聴してみてはいかがでしょうか。

レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ
9

これぞクールジャパン!

ハリウッドの全盛期を想像したスティーブン・スピルバーグが久々に作るエンタメ近未来SFムービーです!内容としてはVRゲームの世界で宝探しをするといった内容で、冒険映画の王道を行くストーリーでした。小さなお子さまから、ゲームに熱中した大人の方まで、幅広い年代から支持されるような内容で、これぞ映画!!というような展開とストーリーでした。
また劇中で使われている音楽が80年代のアメリカンロックを使用しており、それがまた映画の中へとひっぱてくれているように感じました
そして日本好きのスピルバーグ監督らしく、日本にゆかりのあるキャラクターが多々登場します!確認できただけでも、ガンダムや、AKIRAに登場する金田のバイク、やPS4のゲームソフトオーバーウォッチのキャラクター等々、たくさんの日本キャラクターが登場し、ストーリー以外にも知っているキャラクターを探す楽しさもあり夢中で鑑賞することができました!先程紹介したキャラクター以外にもまだまだいるかもしれません(笑)。
とくに最後のシーンでは日本の有名キャラクター同士の戦闘シーンは日本人なら誰もが興奮すること間違いなしの名シーンになっていました!
ここ最近のベストムービーです!

リメンバー・ミー / Coco
9

家族に会いたい父親の奇跡。

この映画の一番大事な登場人物はヘクターだと思います。歌を作ったのもヘクター、物語の核心もヘクター、ヘクターありきの映画です。そして、そのヘクターの願いというのが映画のテーマですが、それはただただ、家族に愛していると伝えたい。それだけなのです。
こんなにシンプルなメッセージを伝えたいだけなのに、ヘクターはそれが叶えられないまま、家族から忘れられようとしている。いったい何年ヘクターは待ったのでしょうか、一番気持ちを伝えたい娘のココが子供から老婆になるほどの時間、ヘクターは悩み続けているのです。その期間、ヘクターはただ家族を思って手を尽くしています。そして、今にも忘れられそうな夜、ミゲルという少年がやってくる。その少年の騒動によって、自分の死の真実を知り、家族との和解ができ、娘への愛を伝えられる出来事がある。苦悩し続けたおかげで全て報われる瞬間がやってくるのがこの映画です。
このヘクターの人生を思えば、この映画での号泣は自然なものだと思います。自分の人生に何を求めているのか、それがわかってから始まる苦悩、そしてそれを達成するカタルシス。映像の美しさや、音楽の良さもあって、人に進めたくなる映画だと思います。