masaaccelh9@masaaccelh9

masaaccelh9
masaaccelh9
@masaaccelh9
2 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
masaaccelh9

masaaccelh9のレビュー・評価・感想

終末のワルキューレ / Record of Ragnarok
10

神と人間の戦い!?そんなこと可能なの?

「終末のワルキューレ」という漫画をご存じでしょうか?このレビューのタイトルの通り、人間と神が戦う漫画です。そもそも、なぜ戦うことになったのでしょうか。この世界の神は、1000年に一度全神が集まって人間を存続させるかどうかの会議を行っています。そして今回、人間を終末させようと決まったのです。しかし、それに待ったをかけたのが北欧の半神半人、「戦死者を選ぶ者」であるワルキューレ13人の長女、ブリュンヒルデ。彼女は、神々が決めたルールの一つであるラグナロクを行い、人間が勝てば人間を滅ぼさないよう神々にお願いをし、神々はその挑戦を受けたのです。ラグナロクとは、神と人間それぞれ13人のタイマンによる勝負で、先に7勝した方の勝ちとなる戦いのことを指します。
タイトルにも書きましたが、人間が神に勝つことなどできるのでしょうか?神は人間の創造主であり、武器も曰くつきのものばかりです。そこでブリュンヒルデは考えました。自分たちワルキューレが命を賭して武器になれば、神と同等に戦える。そして、妹たちに武器になって戦うよう命じます。このようにして、人間が神を倒すチャンスを手に入れました。
神と戦える武器があるからと言って、簡単に倒せるわけではありません。人間側は最初からずっと苦戦を強いられます。しかし、それは神の方も同じことでした。一撃で殺せると思った人間が、互角に戦ってくるのです。戦いは全人間の思い、全神の思いを背負った熾烈なものになり、一戦一戦がハラハラドキドキの連続です。
人間側の登場人物は、古今東西で「最強」と呼ばれた実在の者たちばかりです。神側の登場神は、古今東西の神話に実際登場する神たちです。みなさん一度は聞いたことある人たちばかりですし、歴史好きの方ならなおさら楽しめることでしょう。
漫画はまだ完結しておらず、人類の命運もまだ明らかになっていません。今からでも戦いの行方を見守ってみませんか。

トップガン / Top Gun
10

トップガンのトム・クルーズもいいけど、戦闘機シーンが鳥肌もんです。

1986年公開のトップガン。最初に言ってしまうと、教官と生徒の「いけない恋」のお話またはアメリカ海軍の青春物。
でも、そんな風に思わないんじゃないかと思う。戦闘機が映るシーンが印象的で後に残る映画。
これが公開された時、たくさんの人がG-1(フライトジャケット)を買いに行くぐらい、とにかくトム・クルーズがえげつなくかっこいい!
ファンにならない人はいないと思う。この映画はアメリカ海軍の訓練生のお話。
トム扮するやんちゃな訓練生が問題起こして、落ち込んで立ち直るよくあるお話だけど、空母の戦闘機の離発着のシーンやその離発着のタイミングで、腕をくるくる回した後、腕を真っすぐに出すスタッフのシーンとか、空母の仕事カッコよくて目が離せない。
今はあんまり見ないたばこの煙がすごい司令塔室の中の様子とか実際もそうだったのかと想像しながら懐かしめる映画だと思う。
この映画は曲がまたいい!デンジャゾーン(ケニー・ロギンス)が聞こえると目がキラキラしちゃう。
何回見ても、鳥肌が立ってしまいます。
他にもTop Gun Anthem ,愛は吐息のようにがある。
そして出番はあまり多くはないけど、外せないキャラに若かりしメグ・ライアンがいる。
もうじき、トップガンの続編も出るから、一度若いトム・クルーズを味わって続編みてほしい。

終わりのセラフ / Seraph of the End
8

恋や本当に大事な友達と、世界。あなたならどちらを取りますか?

主人公はグレンという名前の男の子で、彼が恋をした真昼という女の子が出てきます。グレンは真昼が好きで、真昼もグレンが好き。でも二人はロミオとジュリエットのように決して結ばれない恋でした。二人の実家は日本で大きな確執のある二つの呪術組織で、二人はそれぞれの跡取りなのです!二人は幼いころに出会い、恋に落ち、でも引き裂かれました。もう二度と好きな人と離れないでいられるように、側で守っていられるようにとグレンは必死に呪術の鍛錬をします。会えないまま十年がたち、高校生になった二人でしたが、それでもお互いを好きなまま。再会した二人でしたが、なんと彼女、真昼はそれ以上に強くなっていました。二人でずっとずっと一緒にいられる世界を作ろう、そのためだったら世界だって壊せる。そんな思いでずっとずっと一人だけで努力し続け、そしてついに心を病んだ彼女は世界を滅ぼしかねない禁断の呪いに手を出してしまいます。「大好き。全部捨てて私と一緒に逃げましょう、グレン。」でもそんな彼女の誘いにグレンは応えられないといいます。彼女をすきな気持ちは変わらないのに、なんで?
実はグレンは、強くなる過程で彼女と同じぐらい大切な仲間を見つけてしまったのでした。そこからは恋のためだけに世界を滅ぼそうと暴走する彼女と、世界よりも大事な恋と同じぐらい大事な仲間たちとグレンが、彼女を止めようと物語は動いていきます。滅亡していく世界に、彼女は、そしてグレンは__?こうご期待。

星野源 / Gen Hoshino
7

中庸を行く人

最近知名度が上がっている人の一人ですが活動歴は長く、挑戦的な試みを繰り返す人物です。どこにでもいそうな人にも見えますが、表現の独自性は秀逸だと感じます。音楽での活躍も著しく、現在は日本のヒットチャートの上位に座しています。多くの人々に支持されるのは、誰にでもある共通の感覚を多くちりばめてあるというところにあると思います。ただ、その形は輪郭をなぞるのは難しく、受け取り手の感性に任されるところがあります。心象風景を描くことが多いですが、具体的で輪郭のはっきりしたものを提示することもしばしばで、常に進化していく音楽を構築している印象を受けます。その一方で普遍性も多く見られ、稀有な存在です。分筆活動においては、わかりやすい文章で男女問わず多くの世代に支持されています。書籍によっては文庫化もされているのでより手に取りやすいですし、大衆的な活動をされていると思います。その一方で俳優活動もされているので多忙を極めています。そこから器用さを感じ取ることは少ないですが、役に対しての真摯な姿勢は他の誰のアプローチとも違う独自のものが垣間見えます。どこか役に染まり切らないものも感じますが、それがまた持ち味として生きていており好印象です。